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公開番号2024164198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-26
出願番号2024144395,2020095745
出願日2024-08-26,2020-06-01
発明の名称決済装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/00 20060101AFI20241119BHJP(チェック装置)
要約【課題】決済装置の操作性を向上させる。
【解決手段】紙幣及び硬貨を収納し、収納した紙幣及び硬貨の出金を行う入出金部を内部に備える筐体と、前記筐体に設けられ、前記入出金部に対する紙幣の入金を受け付ける紙幣投入部と、前記筐体の幅方向に前記紙幣投入部と並べて設けられ、前記入出金部に対する硬貨の入金を受け付ける硬貨投入部と、前記筐体に設けられ、前記入出金部から出金された紙幣を前記筐体の外部に排出する紙幣排出部と、前記紙幣投入部の下方に設けられ、前記入出金部から出金された硬貨を前記筐体の外部に排出する硬貨排出部と、を備え、前記紙幣投入部及び前記硬貨投入部が設けられる第1領域は、前記筐体の高さ方向において、前記紙幣排出部及び前記硬貨排出部が設けられる第2領域よりも上方に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
紙幣及び硬貨を収納し、収納した紙幣及び硬貨の出金を行う入出金部を内部に備える筐体と、
前記筐体に設けられ、前記入出金部に対する紙幣の入金を受け付ける紙幣投入部と、
前記筐体の幅方向に前記紙幣投入部と並べて設けられ、前記入出金部に対する硬貨の入金を受け付ける硬貨投入部と、
前記筐体に設けられ、前記入出金部から出金された紙幣を前記筐体の外部に排出する紙幣排出部と、
前記紙幣投入部の下方に設けられ、前記入出金部から出金された硬貨を前記筐体の外部に排出する硬貨排出部と、
を備え、
前記紙幣投入部及び前記硬貨投入部が設けられる第１領域は、前記筐体の高さ方向において、前記紙幣排出部及び前記硬貨排出部が設けられる第２領域よりも上方に位置する決済装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記第１領域は、前記第２領域と離間している請求項１に記載の決済装置。
【請求項３】
前記紙幣投入部は、前記紙幣の投入を受け付ける上方に開口した紙幣投入口を有し、
前記硬貨投入部は、前記硬貨の投入を受け付ける上方に開口した硬貨投入口を有し、
前記紙幣排出部は、前記紙幣を前記筐体の外部に排出する水平方向に開口した紙幣排出口を有する、請求項１又は２に記載の決済装置。
【請求項４】
前記硬貨排出部は、前記入出金部から出金された前記硬貨を前記筐体の外部で受ける、上方が開口した硬貨排出皿を有し、
前記硬貨排出皿は、前記紙幣排出口よりも前記筐体の奥行方向の手前側に設けられる請求項３に記載の決済装置。
【請求項５】
前記第２領域に設けられ、前記紙幣排出部及び前記硬貨排出部の排出動作に連動して音声による報知を行う音声出力部を更に備える請求項１～４の何れか１項に記載の決済装置。
【請求項６】
前記決済装置で実行される決済処理の内訳を印字したレシートを排出するレシート排出部を更に備え、
前記レシート排出部は、前記第２領域で且つ前記紙幣排出部の上方に設けられる請求項１～５の何れか１項に記載の決済装置。
【請求項７】
紙幣及び硬貨を収納し、収納した紙幣及び硬貨の出金を行う入出金部を内部に備える筐体と、
前記筐体に設けられ、前記入出金部から出金された前記紙幣を前記筐体の外部に排出する水平方向に開口した紙幣排出口を有する紙幣排出部と、
前記紙幣排出口の下方で、且つ前記紙幣排出口よりも前記筐体の奥行方向の手前側に設けられ、前記入出金部から前記筐体の外部に出金された前記硬貨を受ける、上方が開口して硬貨排出皿と、
を備え、
前記紙幣排出部は、前記硬貨排出皿の開口全域を覆わない範囲で、前記紙幣排出口から前記紙幣の一部を前記筐体の外部に露出する決済装置。
【請求項８】
前記紙幣排出口及び前記硬貨排出皿の各々に設けられた発光部と、
前記入出金部に入金された金額を基に決済処理を実行し、釣銭分の金額を前記入出金部から出金させる決済処理部と、
釣銭の排出先となる前記紙幣排出口又は前記硬貨排出皿に設けられた前記発光部を発光させる報知部と、
を更に備える請求項７に記載の決済装置。
【請求項９】
音声出力部を更に備え、
前記報知部は、前記釣銭の存在を報知する音声を前記音声出力部から出力させる請求項８に記載の決済装置。
【請求項１０】
前記報知部は、前記釣銭の金種を報知する音声を前記音声出力部から出力させる請求項９に記載の決済装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、決済装置に関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、スーパーマーケット等の店舗では、客自身が商品の登録及び決済処理を行うセルフ型の決済装置や、店員が登録した商品の決済処理を客自身が行うセミセルフ型の決済装置が用いられている。かかる決済装置では、客がアクセス可能な位置に、商品の代金となる紙幣及び硬貨を入金（投入）するための投入口がそれぞれ設けられているとともに、釣銭となる紙幣及び硬貨を排出するための排出口がそれぞれ設けられている。
【０００３】
しかしながら、従来の決済装置では、投入口や排出口がバラバラの位置に設置されているため、場所が分かり辛いという問題がある。またこれにより、釣銭の放置や取り忘れが発生する可能性もあるため、操作性の上で更なる改善の余地がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明が解決しようとする課題は、決済装置の操作性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態の決済装置は、紙幣及び硬貨を収納し、収納した紙幣及び硬貨の出金を行う入出金部を内部に備える筐体と、前記筐体に設けられ、前記入出金部に対する紙幣の入金を受け付ける紙幣投入部と、前記筐体の幅方向に前記紙幣投入部と並べて設けられ、前記入出金部に対する硬貨の入金を受け付ける硬貨投入部と、前記筐体に設けられ、前記入出金部から出金された紙幣を前記筐体の外部に排出する紙幣排出部と、前記紙幣投入部の下方に設けられ、前記入出金部から出金された硬貨を前記筐体の外部に排出する硬貨排出部と、を備え、前記紙幣投入部及び前記硬貨投入部が設けられる第１領域は、前記筐体の高さ方向において、前記紙幣排出部及び前記硬貨排出部が設けられる第２領域よりも上方に位置する。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
図１は、実施形態に係る決済装置の外観の一例を示す正面図である。
図２は、実施形態に係る決済装置（第１筐体）を上方から見た状態の外観を示す図である。
図３は、図２に示した紙幣投入部及び硬貨投入部の周辺を示す図である。
図４は、図２に示した紙幣排出部及び硬貨排出部の周辺を示す図である。
図５は、図４に示した紙幣排出部及び硬貨排出部のＬ－Ｌラインの断面を模式的に示す図である。
図６は、実施形態に係る決済装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図７は、実施形態に係る決済装置の機能構成の一例を示す図である。
図８は、実施形態の決済装置１が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図９は、変形例１に係る紙幣投入部及び硬貨投入部の配置例を示す図である。
図１０は、変形例２に係るプリンタの配置例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下に添付図面を参照して、決済装置の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、決済装置として、店員により登録された商品の決済を客自身が行うセミセルフ型の決済装置を適用した例について説明する。なお、本実施形態の決済装置は、店員が操作する登録装置とネットワークを介して接続され、登録装置で登録された商品の内訳（商品名、価格、購入点数、合計金額等）を示す取引情報を、登録装置又は店舗サーバ等から取得可能であるとする。
【０００８】
図１は、実施形態にかかる決済装置１の外観の一例を示す正面図である。なお、以下に説明する図において、Ｘ方向は、操作者と向かい合う決済装置１の前面側を正面とした場合の、決済装置１の幅方向の向きを意味する。Ｙ方向は、決済装置１の奥行方向の向きを意味する。Ｚ方向は、決済装置１の高さ方向（上下方向）の向きを意味する。
【０００９】
図１に示すように、決済装置１は、本体部２と、表示操作部５とを備える。本体部２は、第１筐体３と、第２筐体４とを有する。第１筐体３は、内部に、貨幣（紙幣、硬貨）の入出金を行う入出金部６４（図６参照）を収納する。また、第１筐体３は、操作者と向かい合う前面側に、紙幣投入部３１、硬貨投入部３２、紙幣排出部３３、及び硬貨排出部３４を備える。
【００１０】
また、第１筐体３は、読取部３５を備える。読取部３５は、クレジットカード等の記憶媒体から情報の読み取りを行う読取装置である。読取部３５は、例えば図１に示すように第１筐体３の上面に設置される。
（【００１１】以降は省略されています）

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