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公開番号
2024163762
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079633
出願日
2023-05-12
発明の名称
プリンタ
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類
B41J
15/04 20060101AFI20241115BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】正確に用紙幅の設定を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】ロール紙に対して画像を形成するプリンタ1であって、ロール紙を収容する筐体10と、筐体10内に設けられ、それぞれロール紙の幅方向に沿って移動可能に構成され、互いに幅方向に離間してロール紙を間に保持する一対の用紙ガイド40と、一対の用紙ガイド40のそれぞれの位置を検知するセンサ121~124と、センサ121~124の検知結果に基づいて、ロール紙の幅を判定するプロセッサとを備えた。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ロール紙に対して画像を形成するプリンタであって、
前記ロール紙を収容する筐体と、
前記筐体内に設けられ、それぞれ前記ロール紙の幅方向に沿って移動可能に構成され、互いに前記幅方向に離間して前記ロール紙を間に保持する一対のガイドと、
前記一対のガイドのそれぞれの位置を検知する検知部と、
前記検知部の検知結果に基づいて、前記ロール紙の幅を判定するプロセッサと
を備えることを特徴とするプリンタ。
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【請求項2】
前記検知部は、前記一対のガイドのいずれかが近接する場合、該近接するガイドを検知するセンサを複数有し、
前記複数のセンサは互いに幅方向に離間して設けられ、
前記プロセッサは、前記一対のガイドのうちの一方を検知したセンサと、他方を検知したセンサとからの検知信号をそれぞれ検知結果として取得し、前記ロール紙の幅を判定する
ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記複数のセンサの組み合わせと、設定すべきロール紙の幅とが対応付けられた対応情報を有し、前記対応情報と前記検知結果とに基づいて、前記ロール紙の幅を判定する
ことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記対応情報と前記検知結果とに基づいて、前記ロール紙が前記幅方向における一方側及び他方側のいずれかに寄って配置されているか否かを更に判定し、前記ロール紙が前記幅方向における一方側及び他方側のいずれかに寄って配置されていると判定された場合、前記ロール紙が寄る側に対応して画像形成範囲を設定する
ことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
【請求項5】
前記筐体内に設けられ、前記幅方向に延在して前記移動及び回動可能に前記一対のガイドそれぞれを軸支する支軸
を更に備えることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、プリンタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、普通紙や感熱紙等のロール紙に画像を形成するプリンタでは、ロール紙の幅方向への移動が用紙ガイドにより規制される。そのため、プリンタにロール紙をセットする場合、ユーザはロール紙をプリンタ内に収容させた後に用紙ガイドを手動で移動させる。移動後には、ユーザは、セットしたロール紙の幅をプリンタに設定する作業を手動で行う。
【0003】
このようなユーザによる手動での用紙幅の設定作業は、入力ミス等の誤りが生じる可能性がある。用紙幅の設定を誤ると、プリンタが本来の性能を発揮できず、印刷品質の低下やロール紙の残量が少ないことを検知できない、等の問題が生じる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-164296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、正確に用紙幅の設定を行うことができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態は、ロール紙に対して画像を形成するプリンタであって、前記ロール紙を収容する筐体と、前記筐体内に設けられ、それぞれ前記ロール紙の幅方向に沿って移動可能に構成され、互いに前記幅方向に離間して前記ロール紙を間に保持する一対のガイドと、前記一対のガイドのそれぞれの位置を検知する検知部と、前記検知部の検知結果に基づいて、前記ロール紙の幅を判定するプロセッサとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るプリンタを示す概略斜視図である。
実施形態に係る、カバーを開いた状態にあるプリンタを示す斜視図である。
実施形態に係るプリンタを示す平面図である。
実施形態に係る、保持状態にある用紙ガイドを説明するための図である。
実施形態に係る、移動状態にある用紙ガイドを説明するための図である。
実施形態に係る一対の用紙ガイドの移動及び固定位置を説明するための図である。
実施形態に係る一対の用紙ガイドを狭めた状態にあるプリンタを示す斜視図である。
実施形態に係る一対の用紙ガイドを狭めた状態においてロール紙をセットしたプリンタを示す平面図である。
図8のA-A線断面図である。
実施形態に係るプリンタの制御系の構成を示すブロック図である。
実施形態に係る用紙設定処理の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。各図において、同一構成については同一の符号が付される。
【0009】
(プリンタの構成)
本実施形態に係るプリンタの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタを示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る、カバーを開いた状態にあるプリンタを示す斜視図である。図3は、本実施形態に係るプリンタを示す平面図である。なお、図3では、説明上カバー20が省略されている。
【0010】
図1~図3に示される本実施形態に係るプリンタ1は、感熱紙等の直発色用紙である連続紙を用いて、直接感熱記録印刷方式により印刷を行うサーマルプリンタとして構成される。プリンタ1は、例えばレシートプリンタである。プリンタ1は、連続紙がロール状に巻回されてなるロール紙Rを収容する筐体10と、筐体10に対して開閉可能に設けられたカバー20とを備える。筐体10とカバー20との上面には、連続紙を排出する排出口30が形成される。なお、図1に示されるプリンタ1の図中左斜め下方側をプリンタ1の前方、その逆側を後方と称して以後説明を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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