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公開番号2024163590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079340
出願日2023-05-12
発明の名称遊技機
出願人株式会社ニューギン
代理人個人,個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241115BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技機の制御に関する確認を行う際の利便性を向上させることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】主制御CPUは、操作ボタンによる第1の操作を検出したことを契機として、特別RAMチェック状態又は特別RAMクリア状態に制御可能であるとともに、操作ボタンによる第2の操作を検出したことを契機として、特別RAMチェック状態又は特別RAMクリア状態を終了可能である。特別RAMチェック状態及び特別RAMクリア状態では、主制御RAMの記憶内容に異常があるか否かの異常判定を実行可能である。副制御CPUは、特別RAMチェック状態又は特別RAMクリア状態であるときには、待機演出のうち少なくとも一部の演出の実行を制限する。そして、特別RAMチェック状態である時と、特別RAMクリア状態であるときとでは、待機演出の実行が制限される態様が異なる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
操作手段と、
前記操作手段の操作を検出可能な操作検出手段と、
遊技機の制御状態を変更可能な制御状態変更手段と、
演出を実行する演出実行手段と、
前記演出実行手段を制御する演出制御手段と、を備え、
前記制御状態変更手段は、
前記操作検出手段が前記操作手段による第1の操作を検出したことを契機として、特殊制御状態に制御可能であるとともに、
前記特殊制御状態である場合に、前記操作検出手段が前記操作手段による第2の操作を検出したことを契機として、前記特殊制御状態を終了可能であり、
前記特殊制御状態は、遊技機の制御に関する確認を行うときの制御状態であり、
前記演出制御手段は、前記特殊制御状態であるときには、前記演出実行手段が実行可能な演出のうち少なくとも一部の演出の実行を制限するようになっており、
前記特殊制御状態は、複数あり、
複数の前記特殊制御状態は、演出の実行が制限される態様が異なることを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
所定の報知を行う報知手段を備え、
前記報知手段が行う報知には、現在の状況に関する特定報知が含まれ、
前記報知手段は、複数の前記特殊制御状態のうち何れの制御状態であっても前記特定報知を実行可能である請求項1に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機の中には、所定の契機で遊技機の制御に関する確認を行うものがある。
例えば、特許文献1に記載の遊技機では、電源投入時にRAMクリアスイッチがON状態に操作されていない場合、遊技機の制御に関する確認として、主制御RAMの記憶内容に異常があるか否かを確認するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-48181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このような遊技機では、遊技機の制御に関する確認を行う際の利便性をさらに向上させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する遊技機は、操作手段と、前記操作手段の操作を検出可能な操作検出手段と、遊技機の制御状態を変更可能な制御状態変更手段と、演出を実行する演出実行手段と、前記演出実行手段を制御する演出制御手段と、を備え、前記制御状態変更手段は、前記操作検出手段が前記操作手段による第1の操作を検出したことを契機として、特殊制御状態に制御可能であるとともに、前記特殊制御状態である場合に、前記操作検出手段が前記操作手段による第2の操作を検出したことを契機として、前記特殊制御状態を終了可能であり、前記特殊制御状態は、遊技機の制御に関する確認を行うときの制御状態であり、前記演出制御手段は、前記特殊制御状態であるときには、前記演出実行手段が実行可能な演出のうち少なくとも一部の演出の実行を制限するようになっており、前記特殊制御状態は、複数あり、複数の前記特殊制御状態は、演出の実行が制限される態様が異なることを要旨とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、遊技機の制御に関する確認を行う際の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、パチンコ遊技機を示す斜視図である。
図2は、操作ボタンを示す模式図である。
図3は、遊技盤を示す正面図である。
図4は、パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図である。
図5(a)は、待機状態中における画像の表示態様を示す模式図であり、図5(b)は、エラー状態中における画像の表示態様を示す模式図である。
図6(a)は、待機状態から特別RAMチェック状態に移行するときの制御の流れを示すタイミングチャートであり、図6(b)は、待機状態から特別RAMクリア状態に移行するときの制御の流れを示すタイミングチャートである。
図7(a)は、エラー状態から特別RAMチェック状態に移行するときの制御の流れを示すタイミングチャートであり、図7(b)は、エラー状態から特別RAMクリア状態に移行するときの制御の流れを示すタイミングチャートである。
図8(a)は、待機状態中にメニュー画面が表示されるときの表示態様を示す模式図であり、図8(b)は、エラー状態中にメニュー画面が表示されるときの表示態様を示す模式図である。
図9(a)~図9(c)は、特別RAMチェック状態中における画像の表示態様を示す模式図である。
図10(a)~図10(e)は、特別RAMクリア状態中における画像の表示態様を示す模式図である。
図11は、待機演出の制限の態様を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、パチンコ遊技機の一実施形態について説明する。以下の説明において、上、下、左、右、前(表)、及び後(裏)は、遊技者から見たときの各方向を示すものとする。
図1に示すように、遊技機としてのパチンコ遊技機10は、枠体11を備える。枠体11は、パチンコ遊技機10を遊技店などの島設備に固定するための設置枠11aと、各種の遊技部品を搭載するための搭載枠11bと、を含んで構成される。搭載枠11bは、設置枠11aに対して開閉可能となるように、設置枠11aの開口部の一側縁部に対して軸支されている。パチンコ遊技機10は、搭載枠11bが開放されないように施錠する施錠装置11cを備える。施錠装置11cは、該施錠装置11cに適合する鍵を差し込んで所定方向へ回動させることにより解錠され、搭載枠11bの開放を許容するように構成されている。
【0009】
パチンコ遊技機10は、遊技盤YBを備える。遊技盤YBは、搭載枠11bに搭載されている。遊技盤YBの前面側には、遊技媒体としての遊技球が流下する遊技領域YBaが形成されている。パチンコ遊技機10は、発射ハンドルHDを備える。発射ハンドルHDは、遊技球を遊技領域YBaへ打ち出すときに操作される手段である。発射ハンドルHDは、搭載枠11bの前面側に設けられている。パチンコ遊技機10は、発射ハンドルHDの回動操作量を調整することによって、遊技球の発射強度を調整できるように構成される。
【0010】
パチンコ遊技機10は、所定の操作が可能な操作手段として、操作ボタンBTを備える。本実施形態において、操作ボタンBTは、パチンコ遊技機10の前面側に配設されている。本実施形態において、操作ボタンBTは、押下操作が可能に構成されたボタン式の手段である。操作ボタンBTは、ボタン式であることに限らず、タッチセンサ式であってもよく、所定の表示装置をタッチパネル式の手段として機能させる構成であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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