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公開番号2024163048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2024074516
出願日2024-05-01
発明の名称車両充電システム及び車両充電方法
出願人現代自動車株式会社,HYUNDAI MOTOR COMPANY,起亞株式会社,KIA CORPORATION
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F17C 5/06 20060101AFI20241114BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】車両の種類に応じて適切な充電モードで車両を充電することができる車両充電システム及び車両充電方法を提供する。
【解決手段】車両と締結される複数個のノズルと連結される複数個の充電ホースと、前記複数個の充電ホースに設けられる複数個の流量制御バルブと、前記複数個の流量制御バルブを制御する充電制御部と、を備え、前記充電制御部は、前記車両の特性情報及び前記複数個のノズルの利用可能情報に基づいて複数の充電モードのうちいずれか1つを決定し、前記決定された充電モードに基づいて充電速度及び前記車両の燃料タンクの目標圧力を決定し、前記決定された充電速度及び目標圧力に基づいて前記複数個の流量制御バルブの開度率を調整することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両と締結される複数個のノズルと連結される複数個の充電ホースと、
前記複数個の充電ホースに設けられる複数個の流量制御バルブと、
前記複数個の流量制御バルブを制御する充電制御部と、を備え、
前記充電制御部は、
前記車両の特性情報及び前記複数個のノズルの利用可能情報に基づいて複数の充電モードのうちいずれか1つを決定し、
前記決定された充電モードに基づいて充電速度及び前記車両の燃料タンクの目標圧力を決定し、
前記決定された充電速度及び目標圧力に基づいて前記複数個の流量制御バルブの開度率を調整する、車両充電システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記複数個の流量制御バルブは、
前記複数個の充電ホースのそれぞれに配置されて前記充電ホースの流量を制御する複数個のバルブと、
前記複数個のバルブ及び前記燃料貯蔵部の間に配置される供給配管の流量を制御する統合バルブと、を含む、請求項1に記載の車両充電システム。
【請求項3】
前記車両の特性情報は、
前記複数個のノズルのうち少なくともいずれか1つと締結されるレセプタクルの個数と、
前記車両の燃料タンクと前記レセプタクルとの間に配置される充電モジュールの個数と、を含み、
前記充電制御部は、
前記レセプタクル及び充電モジュールの個数が少なくとも1つ以上と認識され、利用可能な前記ノズルの個数が1個と判断される場合、前記充電モードを単一充電モードとして決定し、
前記レセプタクルの個数が複数個であり、前記充電モジュールの個数が前記レセプタクルの個数より少ないものと認識され、利用可能な前記ノズルの個数が複数個と判断される場合、前記充電モードを第1マルチ充電モードとして決定し、
前記レセプタクル及び充電モジュールのそれぞれの個数が複数個で利用可能な前記ノズルの個数が複数個と判断される場合、前記充電モードを第2マルチ充電モードとして決定する、請求項2に記載の車両充電システム。
【請求項4】
前記充電ホースの周辺に配置され、前記単一充電モード、前記第1マルチ充電モード及び前記第2マルチ充電モードのそれぞれに該当するアイコンを選択することができる画面を提供するインターフェースをさらに備える、請求項3に記載の車両充電システム。
【請求項5】
前記充電制御部は、
前記インターフェースを介して前記単一充電モード、前記第1マルチ充電モード又は前記第2マルチ充電モードのうちいずれか1つに該当する前記アイコンが選択されたものとして判断されると、前記選択されたアイコンに該当する充電モードに基づいて充電速度及び前記車両の燃料タンクの目標圧力を決定し、
前記決定された充電速度及び目標圧力に基づいて前記複数個の流量制御バルブの開度率を調整する、請求項4に記載の車両充電システム。
【請求項6】
前記複数個のノズルのそれぞれに設けられる通信装置をさらに備え、
前記充電制御部は、前記通信装置を介して前記車両の特性情報を獲得し、
前記車両のレセプタクルと前記複数個のノズルの締結状態に基づいて前記ノズルの利用可能情報を獲得する、請求項3に記載の車両充電システム。
【請求項7】
前記複数個の充電ホースに設けられる複数個の圧力センサと、
前記複数個の充電ホースに設けられる複数個の流量センサと、をさらに備え、
前記充電制御部は、
前記複数個の圧力センサ又は前記複数個の流量センサのうち少なくともいずれか1つを介して前記複数個の充電ホースのそれぞれの圧力又は流量のうち少なくともいずれか1つを感知する、請求項3に記載の車両充電システム。
【請求項8】
前記充電制御部は、
前記第1マルチ充電モードで前記車両を充電時に前記複数個の充電ホース間の圧力差又は流量差のうちいずれか1つが基準値以上である場合、前記統合バルブを閉鎖するように前記統合バルブを制御する、請求項7に記載の車両充電システム。
【請求項9】
前記充電制御部は、
前記単一充電モードで前記車両を充電中に充電中断が必要な場合、前記複数個のバルブのうち前記車両と連結されたバルブを閉鎖するように前記複数個のバルブのうちいずれか1つを制御し、
前記第1マルチ充電モードで前記車両を充電中に充電中断が必要な場合、前記統合バルブを閉鎖するように前記統合バルブを制御し、
前記第2マルチ充電モードで前記車両を充電中に前記充電中断が必要な場合、前記複数個のバルブを閉鎖するように前記複数個のバルブを制御する、請求項3に記載の車両充電システム。
【請求項10】
車両の特性情報及び前記車両と締結される複数個のノズルの利用可能情報に基づいて複数の充電モードのうちいずれか1つを決定する段階と、
前記決定された充電モードに基づいて充電速度及び前記車両の燃料タンクの目標圧力を決定する段階と、
前記決定された充電速度及び前記目標圧力に基づいて前記複数個のノズルと連結された複数個の充電ホースに設けられた複数個の流量制御バルブの開度率を調整する段階と、を含む、車両充電方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両充電システム及び車両充電方法に関し、より詳細には、車両の種類に応じて適切な充電モードで車両を充電することができる車両充電システム及び車両充電方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
燃料電池車両(Fuel Cell Electric Vehicle、FCEV)の代表的な水素燃料電池車両は、スタックで酸素と水素を用いて電気化学的に電気を発生し、燃料の化学エネルギーを直接電気エネルギーに変化させて動力源として用いる。このような水素燃料電池車両は、燃料と空気を外部から供給して電池の容量に関係なく続けて発電することができ、効率が高く、汚染物質が殆ど排出されない理想的な技術であって、現在、多くの開発の試みが進められている。
【0003】
水素燃料電池車両は、動力源である水素を充電するために道路周辺などの必要な位置に水素充電所が設けられてよい。水素充電所に貯蔵された水素は、水素充電所に配置されたディスペンサーの充電ノズルを介して車両に供給され、車両の燃料タンクに充電されてよい。
【0004】
水素燃料電池車両は、車両の特性(燃料収容方法及び燃料収容量など)に応じて多様な種類があってよい。しかし、水素充電所は、車両の種類を考慮せずに車両に水素を供給する。
【0005】
したがって、最近では、車両の特性及び充電状況を考慮して充電方式及び充電速度を選択することができる充電システムの開発が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の実施形態は、車両の特性及び充電状況に応じて適切な充電モードで車両を充電することができる車両充電システム及び車両充電方法の提供を図る。
【0007】
本発明の他の実施形態は、車両を高速充電することができ、複数の車両を同時に充電することができる充電システム及び車両充電方法の提供を図る。
【0008】
本発明の技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及されていないまた他の技術的課題は、下記の記載から当業者に明確に理解され得る。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施形態による車両充電システムは、車両と締結される複数個のノズルと連結される複数個の充電ホースと、前記複数個の充電ホースに設けられる複数個の流量制御バルブと、前記複数個の流量制御バルブを制御する充電制御部と、を備え、前記充電制御部は、前記車両の特性情報及び前記複数個のノズルの利用可能情報に基づいて複数の充電モードのうちいずれか1つを決定し、前記決定された充電モードに基づいて充電速度及び前記車両の燃料タンクの目標圧力を決定し、前記決定された充電速度及び目標圧力に基づいて前記複数個の流量制御バルブの開度率を調整することができる。
【0010】
一実施形態において、前記複数個の流量制御バルブは、前記複数個の充電ホースのそれぞれに配置されて前記充電ホースの流量を制御する複数個のバルブと、前記複数個のバルブ及び前記燃料貯蔵部の間に配置される供給配管の流量を制御する統合バルブと、を含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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