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公開番号
2024162792
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078698
出願日
2023-05-11
発明の名称
制御装置、制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の撮像装置の中で、配信用のメディアデータを受信する撮像装置を自動で切り替える。
【解決手段】制御装置は、複数の撮像装置と通信する通信手段と、前記通信手段により前記複数の撮像装置からメディアデータを受信する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記複数の撮像装置の中で、メディアデータの配信に使用する所定の撮像装置を所定の時間に応じて切り替える制御を行い、前記複数の撮像装置から受信した機能情報に基づいて前記所定の時間を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の撮像装置と通信する通信手段と、
前記通信手段により前記複数の撮像装置からメディアデータを受信する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記複数の撮像装置の中で、前記メディアデータの配信に使用する所定の撮像装置を所定の時間に応じて切り替える制御を行い、
前記複数の撮像装置から受信した機能情報に基づいて前記所定の時間を制御することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記所定の撮像装置として第1の撮像装置と第2の撮像装置とを前記所定の時間に応じて切り替える制御を行い、
前記第1の撮像装置から受信した第1のメディアデータまたは前記第2の撮像装置から受信した前記第1のメディアデータとは異なる第2のメディアデータを配信に使用することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第1の撮像装置の使用時間と前記第2の撮像装置の使用時間が同じになるように前記所定の時間を制御することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記機能情報に基づいて、前記第1の撮像装置の使用時間が前記第2の撮像装置の使用時間より長くなるように前記所定の時間を制御することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第2のメディアデータは、前記第1のメディアデータにバリエーションを加えるデータであることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記所定の撮像装置として第1の撮像装置と第2の撮像装置と第3の撮像装置とを前記所定の時間に応じて切り替える制御を行い、
前記第1の撮像装置から受信した第1のメディアデータ、前記第2の撮像装置から受信した前記第1のメディアデータとは異なる第2のメディアデータ、または、前記第3の撮像装置から受信した前記第1のメディアデータおよび前記第2のメディアデータとは異なる第3のメディアデータを配信に使用することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記機能情報に基づいて、前記第1の撮像装置の使用時間が前記第2の撮像装置の使用時間より長くなり、
前記第2の撮像装置の使用時間が前記第3の撮像装置の使用時間より長くなるように前記所定の時間を制御することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記第2のメディアデータおよび前記第3のメディアデータは、前記第1のメディアデータにバリエーションを加えるデータであることを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
【請求項9】
前記機能情報は、撮影画角に関する情報と画質性能に関する情報を含み、
前記制御手段は、撮像装置ごとに前記撮影画角に関する情報と画質性能に関する情報を点数化することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項10】
前記撮影画角に関する情報は、レンズの焦点距離と電子ズームの倍率を含み、
前記画質性能に関する情報は、イメージセンサのサイズと画素数とレンズの開放F値とノイズ除去処理の有無を含むことを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の撮像装置から受信したメディアデータを配信装置に送信するシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の撮像装置により撮影された複数の異なる視点の画像を配信するシステムにおいて、複数の撮像装置の中から配信用の画像を撮影する撮像装置を切り替えることで、複数の視点の画像を配信するマルチアングル配信が知られている。
【0003】
特許文献1には、競技場のトラックなどのコース上に設置された複数の撮像装置の中で、予め設定された条件に従って配信用の画像を撮影する撮像装置を切り替える方法が記載示されている。特許文献2には、道路上に設置された複数の撮像装置から送信される画像を切り替えながら道路状況を監視し、事故や渋滞などの事象が検出された場合には特定の撮像装置に切り替えて精密映像を取得する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/119034号公報
特許第4133691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、マルチアングル配信を行うためには、複数の撮像装置を切り替える条件を予め設定する必要がある。特許文献2では、複数の撮像装置を順番に切り替えることしかできないため、撮像装置ごとに使用時間を設定することができない、また、事故などの事象が検出された場合には、他の撮像装置に切り替えることができなくなる。
【0006】
また、マルチアングル配信では、複数の撮像装置の接続や切り替え方法、切り替え条件の設定が必要であるため、専門知識や準備時間を要する。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、複数の撮像装置の中で、メディアデータの配信に使用する撮像装置を自動で切り替えることができる技術を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の制御装置は、複数の撮像装置と通信する通信手段と、前記通信手段により前記複数の撮像装置からメディアデータを受信する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記複数の撮像装置の中で、前記メディアデータの配信に使用する所定の撮像装置を所定の時間に応じて切り替える制御を行い、前記複数の撮像装置から受信した機能情報に基づいて前記所定の時間を制御する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の撮像装置の中で、メディアデータの配信に使用する撮像装置を自動で切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態のシステム構成図。
本実施形態の制御装置の構成を例示するブロック図。
本実施形態の撮像装置の構成を例示するブロック図。
本実施形態の制御装置によるメディアデータの処理シーケンスを例示する図。
本実施形態の制御装置におけるメディアデータの表示例を示す図。
本実施形態の制御装置の制御処理を示すフローチャート。
本実施形態の制御装置の制御処理を示すフローチャート。
本実施形態の撮像装置の性能を点数化する方法を説明する図。
本実施形態の撮像装置の切り替え処理を説明するタイミングチャート。
本実施形態の制御装置の制御処理を示すフローチャート。
本実施形態の制御処理における使用時間補正方法を説明する図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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