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公開番号
2024162740
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078597
出願日
2023-05-11
発明の名称
液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20241114BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】所望の温度に調整した液体の温度を簡易な構成によって維持することができる液体吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】液体吐出ヘッドは、吐出口、圧力室、供給流路、エネルギー発生素子、及び回収流路を含む吐出モジュールと、吐出モジュールに接合され、当該吐出モジュールを支持するための支持部材と、を備える。圧力室、供給流路、及び回収流路を流れる液体は、温度調整機構によって所定の温度に調整されている。支持部材を構成する素材の熱伝導率は、1.0(W/m・K)以下である。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出することが可能な吐出口と、
前記吐出口から吐出するための液体を収容可能な圧力室と、
前記圧力室に液体を供給するための供給流路と、
前記圧力室に収容された液体を吐出するためのエネルギーを発生させることが可能なエネルギー発生素子と、
前記吐出口から吐出されなかった液体を前記圧力室から回収するための、回収流路と、
を含む吐出モジュールと、
前記吐出モジュールに接合され、当該吐出モジュールを支持するための支持部材と、
を備え、
前記圧力室、前記供給流路、及び前記回収流路を流れる液体は、温度調整機構によって所定の温度に調整されており、
前記支持部材を構成する素材の熱伝導率は、1.0(W/m・K)以下である、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記支持部材を構成する素材は、樹脂である、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記支持部材の前記吐出モジュールと接合する方向の厚みは、2mm以上である、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記支持部材は、複数の前記吐出モジュールを支持する、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記支持部材における前記吐出モジュールが接合される方向を向く面の面積は、1500mm
2
以上である、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記支持部材の内部を流れる液体の流量は、10mL/sec以下である、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記吐出モジュールにおける前記支持部材が接合される方向を向く面の面積は、400mm
2
以下である、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記吐出モジュールを覆わない様に、前記液体吐出ヘッドの前記吐出モジュールが配された面を覆うフェイスカバーを更に備え、
前記フェイスカバーを構成する素材の熱伝導率は、1.0(W/m・K)以下である、請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記所定の温度は、40℃である、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記温度調整機構を更に備え、
前記温度調整機構は、前記吐出モジュールに形成された流路に沿って配される、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
インクを吐出しながら記録を行うことが可能な液体吐出装置では、液体吐出ヘッドの吐出口からインク中の揮発成分が蒸発することが原因で吐出口近傍のインクの粘度が上昇してしまうことがある。インクの粘度が上昇すると、液体吐出ヘッドの吐出特性に影響を及ぼす虞がある。インクの粘度上昇を抑制する方法の1つとして、液体吐出ヘッドに供給するインクを循環路内において循環させる方法が知られている。
【0003】
特許文献1には、インクの循環系を接続することが可能なインクジェットヘッド(液体吐出ヘッド)が記載されている。
【0004】
また、液体吐出ヘッドには、記録に用いる液体を目標温度にして粘度を適切にするための温度調整機構が配されていることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-140992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1には、記録に用いる液体を所望の温度にした後、その温度を維持する手段は、開示されていない。加えて、特許文献1のインクジェットヘッドは、セラミック製の基板を備える。セラミックは、熱伝導率が比較的高い。このため、特許文献1のインクジェットヘッドでは、液体を所望の温度に調整したとしても、その基板から熱が逃げてしまい、調整した温度を維持することが困難である。
【0007】
そこで、本開示は、所望の温度に調整した液体の温度を簡易な構成によって維持することができる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成すべく、本開示の液体吐出ヘッドは、液体を吐出することが可能な吐出口と、前記吐出口から吐出するための液体を収容可能な圧力室と、前記圧力室に液体を供給するための供給流路と、前記圧力室に収容された液体を吐出するためのエネルギーを発生させることが可能なエネルギー発生素子と、前記吐出口から吐出されなかった液体を前記圧力室から回収するための、回収流路と、を含む吐出モジュールと、前記吐出モジュールに接合され、当該吐出モジュールを支持するための支持部材と、を備え、前記圧力室、前記供給流路、及び前記回収流路を流れる液体は、温度調整機構によって所定の温度に調整されており、前記支持部材を構成する素材の熱伝導率は、1.0(W/m・K)以下である、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示の液体吐出ヘッドによれば、所望の温度に調整した液体の温度を簡易な構成によって維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態における液体吐出装置の一例を示す外観斜視図。
一実施形態における液体吐出ヘッドの模式的な分解斜視図。
図2に示した各部品を組付けた状態の斜視図。
図3のA矢視図。
一実施形態における循環ユニットの一例を示す外観概略図。
一実施形態における液体の循環経路を示す模式図。
一実施形態における吐出モジュールユニットを上方から見た分解斜視図。
一実施形態における吐出モジュールユニットを下方から見た分解斜視図。
一実施形態における開口プレートの模式的な平面図。
一実施形態における記録素子基板の模式的な平面図。
一実施形態における吐出モジュールユニットの模式的な断面図。
一実施形態における吐出モジュールユニットの模式的な断面図。
一実施形態における吐出モジュールユニットの模式的な断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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