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公開番号
2024162377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077818
出願日
2023-05-10
発明の名称
化学増幅ネガ型レジスト組成物及びレジストパターン形成方法
出願人
信越化学工業株式会社
代理人
弁理士法人英明国際特許事務所
主分類
G03F
7/004 20060101AFI20241114BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】パターン形成時の矩形性を向上し、かつLER、解像性、パターン忠実性及びドーズマージンが改善されたレジストパターンを得ることができる化学増幅ネガ型レジスト組成物、及びレジストパターン形成方法を提供する。
【解決手段】(A)下記式(A)で表されるオニウム塩を含むクエンチャー、及び(B)特定の式で表される繰り返し単位を含むポリマーを含むベースポリマーを含む化学増幅ネガ型レジスト組成物。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)下記式(A)で表されるオニウム塩を含むクエンチャー、及び(B)下記式(B1)で表される繰り返し単位を含むポリマーを含むベースポリマーを含む化学増幅ネガ型レジスト組成物。
TIFF
2024162377000179.tif
36
137
(式中、n1は、0又は1の整数である。n2は、0~6の整数である。n3は、0~3の整数である。n4は、0~4の整数である。
Wは、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数2~20の窒素原子含有脂肪族複素環である。
L
A
及びL
B
は、それぞれ独立に、単結合、エーテル結合、エステル結合、アミド結合、スルホン酸エステル結合、カーボネート結合又はカーバメート結合である。
X
L
は、単結合、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~40のヒドロカルビレン基である。
R
1
は、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビル基である。n2≧2のとき、複数のR
1
が、互いに結合してこれらが結合するW上の炭素原子と共に環を形成してもよい。
R
2
は、ハロゲン原子、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビル基である。n4≧2のとき、複数のR
2
が、互いに結合してこれらが結合する芳香環上の炭素原子と共に環を形成してもよい。
R
AL
は、酸不安定基である。
Z
+
は、オニウムカチオンである。)
TIFF
2024162377000180.tif
51
94
(式中、a1は、0又は1である。a2は、0~2の整数である。a3は、0≦a3≦5+2(a2)-a4を満たす整数である。a4は、1~3の整数である。
R
A
は、水素原子、フッ素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基である。
R
11
は、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1~6の飽和ヒドロカルビル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1~6の飽和ヒドロカルビルオキシ基又はハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数2~8の飽和ヒドロカルビルカルボニルオキシ基である。
A
1
は、単結合又は炭素数1~10の飽和ヒドロカルビレン基であり、該飽和ヒドロカルビレン基の-CH
2
-が-O-で置換されていてもよい。)
続きを表示(約 4,900 文字)
【請求項2】
R
AL
が、下記式(AL-1)又は(AL-2)で表される基である請求項1記載の化学増幅ネガ型レジスト組成物。
TIFF
2024162377000181.tif
28
112
(式中、L
C
は、-O-又は-S-である。
R
3
、R
4
及びR
5
は、それぞれ独立に、炭素数1~10のヒドロカルビル基である。また、R
3
、R
4
及びR
5
のいずれか2つが、互いに結合してこれらが結合する炭素原子と共に環を形成してもよい。
R
6
及びR
7
は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1~10のヒドロカルビル基である。R
8
は、炭素数1~20のヒドロカルビル基であり、該ヒドロカルビル基の-CH
2
-が、-O-又は-S-に置換されていてもよい。また、R
7
とR
8
とが、互いに結合してこれらが結合する炭素原子及びL
C
と共に炭素数3~20の複素環基を形成してもよく、該複素環基の-CH
2
-が、-O-又は-S-に置換されていてもよい。
m1及びm2は、それぞれ独立に、0又は1である。
*は、隣接する-O-との結合手を表す。)
【請求項3】
Z
+
が、下記式(cation-1)で表されるスルホニウムカチオン、下記式(cation-2)で表されるヨードニウムカチオン又は下記式(cation-3)表されるアンモニウムカチオンである請求項1記載の化学増幅ネガ型レジスト組成物。
TIFF
2024162377000182.tif
34
122
(式中、R
c1
~R
c9
は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~30のヒドロカルビル基である。また、R
c1
及びR
c2
が、互いに結合してこれらが結合する硫黄原子と共に環を形成してもよい。)
【請求項4】
前記オニウム塩が、下記式(A1)で表されるものである請求項1記載の化学増幅ネガ型レジスト組成物。
TIFF
2024162377000183.tif
36
122
(式中、n1~n4、W、L
B
、R
1
、R
2
、R
AL
及びZ
+
は、前記と同じ。)
【請求項5】
前記オニウム塩が、下記式(A2)で表されるものである請求項4記載の化学増幅ネガ型レジスト組成物。
TIFF
2024162377000184.tif
36
122
(式中、n1、n2、n4、W、L
B
、R
1
、R
2
、R
AL
及びZ
+
は、前記と同じ。)
【請求項6】
前記ポリマーが、更に、下記式(B2)で表される繰り返し単位を含む請求項1記載の化学増幅ネガ型レジスト組成物。
TIFF
2024162377000185.tif
51
112
(式中、b1は、0又は1である。b2は、0~2の整数である。b3は、0≦b3≦5+2(b2)-b4を満たす整数である。b4は、1~3の整数である。
R
A
は、水素原子、フッ素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基である。
R
12
は、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1~6の飽和ヒドロカルビル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1~6の飽和ヒドロカルビルオキシ基又はハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数2~8の飽和ヒドロカルビルカルボニルオキシ基である。
R
13
及びR
14
は、それぞれ独立に、水素原子、ヒドロキシ基若しくは飽和ヒドロカルビルオキシ基で置換されていてもよい炭素数1~15の飽和ヒドロカルビル基、又は置換基を有していてもよいアリール基である。ただし、R
13
及びR
14
は、同時に水素原子になることはない。また、R
13
及びR
14
は、互いに結合してこれらが結合する炭素原子と共に環を形成してもよい。
A
2
は、単結合又は炭素数1~10の飽和ヒドロカルビレン基であり、該飽和ヒドロカルビレン基の-CH
2
-が-O-で置換されていてもよい。
W
1
は、水素原子、炭素数1~10の脂肪族ヒドロカルビル基、又は置換基を有していてもよいアリール基である。)
【請求項7】
前記ポリマーが、更に、下記式(B3)で表される繰り返し単位、下記式(B4)で表される繰り返し単位及び下記式(B5)で表される繰り返し単位から選ばれる少なくとも1種を含む請求項1記載の化学増幅ネガ型レジスト組成物。
TIFF
2024162377000186.tif
59
120
(式中、c及びdは、それぞれ独立に、0~4の整数である。e1は、0又は1である。e2は、0~2の整数である。e3は、0~5の整数である。
R
A
は、水素原子、フッ素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基である。
R
21
及びR
22
は、それぞれ独立に、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1~8の飽和ヒドロカルビル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1~8の飽和ヒドロカルビルオキシ基又はハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数2~8の飽和ヒドロカルビルカルボニルオキシ基である。
R
23
は、ハロゲン原子、炭素数1~20の飽和ヒドロカルビル基、炭素数1~20の飽和ヒドロカルビルオキシ基、炭素数2~20の飽和ヒドロカルビルカルボニルオキシ基、炭素数2~20の飽和ヒドロカルビルオキシヒドロカルビル基、炭素数2~20の飽和ヒドロカルビルチオヒドロカルビル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、炭素数1~20の飽和ヒドロカルビルスルフィニル基又は炭素数1~20の飽和ヒドロカルビルスルホニル基である。
A
3
は、単結合又は炭素数1~10の飽和ヒドロカルビレン基であり、該飽和ヒドロカルビレン基の-CH
2
-が-O-で置換されていてもよい。)
【請求項8】
前記ポリマーが、更に、下記式(B6)で表される繰り返し単位、下記式(B7)で表される繰り返し単位、下記式(B8)で表される繰り返し単位、下記式(B9)で表される繰り返し単位、下記式(B10)で表される繰り返し単位、下記式(B11)で表される繰り返し単位、下記式(B12)で表される繰り返し単位及び下記式(B13)で表される繰り返し単位から選ばれる少なくとも1種を含む請求項6記載の化学増幅ネガ型レジスト組成物。
TIFF
2024162377000187.tif
127
168
(式中、R
B
は、それぞれ独立に、水素原子又はメチル基である。
Y
1
は、単結合、炭素数1~6の脂肪族ヒドロカルビレン基、フェニレン基、ナフチレン基若しくはこれらを組み合わせて得られる炭素数7~18の基、又は*-O-Y
11
-、*-C(=O)-O-Y
11
-若しくは*-C(=O)-NH-Y
11
-であり、Y
11
は、炭素数1~6の脂肪族ヒドロカルビレン基、フェニレン基、ナフチレン基又はこれらを組み合わせて得られる炭素数7~18の基であり、カルボニル基、エステル結合、エーテル結合又はヒドロキシ基を含んでいてもよい。
Y
2
は、単結合又は**-Y
21
-C(=O)-O-であり、Y
21
は、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビレン基である。
Y
3
は、単結合、メチレン基、エチレン基、フェニレン基、フッ素化フェニレン基、トリフルオロメチル基で置換されたフェニレン基、*-O-Y
31
-、*-C(=O)-O-Y
31
-又は*-C(=O)-NH-Y
31
-である。Y
31
は、炭素数1~6の脂肪族ヒドロカルビレン基、フェニレン基、フッ素化フェニレン基、トリフルオロメチル基で置換されたフェニレン基又はこれらを組み合わせて得られる炭素数7~20の基であり、カルボニル基、エステル結合、エーテル結合又はヒドロキシ基を含んでいてもよい。
*は、主鎖の炭素原子との結合手であり、**は、式中の酸素原子との結合手である。
Y
4
は、単結合、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~30のヒドロカルビレン基である。
f1及びf2は、それぞれ独立に、0又は1であるが、Y
4
が単結合のとき、f1及びf2は、0である。
R
31
~R
48
は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビル基である。また、R
31
及びR
32
が、互いに結合してこれらが結合する硫黄原子と共に環を形成してもよく、R
33
及びR
34
、R
36
及びR
37
、又はR
39
及びR
40
が、互いに結合してこれらが結合する硫黄原子と共に環を形成してもよい。
R
HF
は、水素原子又はトリフルオロメチル基である。
Xa
-
は、非求核性対向イオンである。)
【請求項9】
前記ポリマーが、下記式(B1-1)で表される繰り返し単位、下記式(B2-1)で表される繰り返し単位又は下記式(B2-2)で表される繰り返し単位、及び下記式(B7)で表される繰り返し単位を含む請求項8記載の化学増幅ネガ型レジスト組成物。
TIFF
2024162377000188.tif
49
168
(式中、a4、b4、R
A
、R
B
、Y
2
、R
13
、R
14
、R
33
、R
34
、R
35
及びR
HF
は、前記と同じ。)
【請求項10】
更に、(B)ベースポリマーが、更に、式(B1)で表される繰り返し単位及び式(B2)で表される繰り返し単位を含み、かつ式(B6)~(B13)で表される繰り返し単位を含まないポリマーを含む請求項8記載の化学増幅ネガ型レジスト組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、化学増幅ネガ型レジスト組成物及びレジストパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、LSIの高集積化と高速度化に伴い、パターンルールの微細化が急速に進んでいる。このうち、0.2μm以下のパターンの加工では、もっぱら酸を触媒とした化学増幅レジスト組成物が使用されている。また、露光源として紫外線、遠紫外線、電子線(EB)等の高エネルギー線が用いられており、特に超微細加工技術として利用されているEBリソグラフィーは、半導体製造用のフォトマスクを作製する際のフォトマスクブランクの加工方法としても不可欠となっている。
【0003】
酸性側鎖を有する芳香族骨格を多量に有するポリマー、例えばポリヒドロキシスチレンは、KrFエキシマレーザーを用いるKrFリソグラフィー用レジスト組成物の材料として有用であるが、波長200nm付近の光に対して大きな吸収を示すため、ArFエキシマレーザーを用いるArFリソグラフィー用レジスト組成物の材料としては使用されなかった。しかし、ArFエキシマレーザーによる加工限界よりも小さなパターンを形成するための有力な技術であるEBリソグラフィー用レジスト組成物や、極端紫外線(EUV)リソグラフィー用レジスト組成物の材料としては高いエッチング耐性が得られる点で重要な材料となっている。
【0004】
フォトリソグラフィーに用いるレジスト組成物としては、露光部を溶解させてパターンを形成するポジ型及び露光部を残してパターンを形成するネガ型があり、それらは必要とするレジストパターンの形態に応じて使いやすい方が選択される。化学増幅ネガ型レジスト組成物は、通常、水性のアルカリ現像液に溶解するポリマー、露光光により分解して酸を発生する酸発生剤、及び酸を触媒としてポリマー間に架橋を形成してポリマーを前記現像液に不溶化させる架橋剤(場合によってはポリマーと架橋剤は一体化している)を含んでおり、更に、通常、露光で発生した酸の拡散を制御するためのクエンチャーが加えられる。
【0005】
前記水性のアルカリ現像液に溶解するポリマーを構成するアルカリ可溶性単位としては、フェノール類に由来する単位が挙げられる。従来、このようなタイプのネガ型レジスト組成物は、特にKrFエキシマレーザー光による露光用として多数が開発されてきた。しかし、これらは、露光光が150~220nmの波長である場合にフェノール類に由来する単位が光の透過性を持たないことから、ArFエキシマレーザー光用のものとしては使用されなかった。ところが、近年、より微細なパターンを得るための露光方法であるEBやEUVといった短波長の露光光用のネガ型レジスト組成物として再び注目されており、例えば、特許文献1、2及び3が報告されている。
【0006】
ところで、フォトリソグラフィーにおいて、感度やパターンプロファイルの制御のため、レジスト組成物に使用する材料の選択や組み合わせ、プロセス条件等の変更による種々の改良がなされてきた。その改良の焦点の1つとして、化学増幅レジスト組成物の解像性に重要な影響を与える酸の拡散の問題がある。
【0007】
クエンチャーは、酸拡散を抑制するものであり、レジスト組成物の性能、特に解像性を向上させるためには事実上必須成分である。クエンチャーは、これまで様々な検討がなされており、一般的にアミン類や弱酸オニウム塩が用いられている。弱酸オニウム塩の例として、特許文献4には、トリフェニルスルホニウムアセテートの添加により、T-トップの形成、孤立パターンと密集パターンとの線幅の差及びスタンディングウエーブのない良好なレジストパターンを形成できることが記載されている。特許文献5には、スルホン酸アンモニウム塩又はカルボン酸アンモニウム塩の添加により、感度、解像性及び露光マージンが改善されたことが記載されている。また、特許文献6には、フッ素原子含有カルボン酸を発生する光酸発生剤を含む組み合わせのKrFリソグラフィー及びEBリソグラフィー用レジスト組成物が解像力に優れ、露光マージン、焦点深度等のプロセス許容性が改善されたことが記載されている。さらに、特許文献7にも、フッ素原子含有カルボン酸を発生する光酸発生剤を含むF
2
レーザーを用いるF
2
リソグラフィー用レジスト組成物がラインエッジラフネス(LER)に優れ、裾引きの問題が改善されたことが記載されている。これらは、KrFリソグラフィー、EBリソグラフィー又はF
2
リソグラフィーに用いられているものである。
【0008】
特許文献8には、カルボン酸オニウム塩を含むArFリソグラフィー用ポジ型感光性組成物が記載されている。これらは、露光によって光酸発生剤から生じた強酸(スルホン酸)が弱酸オニウム塩と交換し、弱酸及び強酸オニウム塩を形成することで酸性度の高い強酸(スルホン酸)から弱酸(カルボン酸)に置き換わることによって酸不安定基の酸分解反応を抑制し、酸拡散距離を小さくする(制御する)ものであり、見かけ上クエンチャーとして機能する。
【0009】
特許文献9~11には、含窒素複素環化合物であるインドールやインドリン、ピペリジンカルボン酸構造を有するカルボン酸オニウム塩、特許文献12にはアミノ安息香酸構造を有するカルボン酸オニウム塩、特許文献13にはアミド結合を有するカルボン酸オニウム塩が記載されている。これらもクエンチャーとして作用するものの、芳香族アミンやアミド結合は塩基性が高くはないため酸拡散制御能は十分ではなく、ピペリジンカルボン酸は水溶性が極めて高く、工業的に製造するには課題が多い。また、役割としても、添加型のフッ素化アルカンスルホン酸に対するクエンチャーとしての取り扱いが主であり、とりわけマスクブランク加工においてEB描画プロセスに用いるポリヒドロキシスチレンをベースポリマーとするネガ型レジスト組成物に用いるクエンチャーとしては十分な検討がなされてこなかった。
【0010】
しかしながら、前述したカルボン酸オニウム塩やフルオロカルボン酸オニウム塩を含むレジスト組成物を用いてパターニングを行った際、より微細化が進んだ近年では未だLERや解像性が不十分であるため、よりLERが低減され、解像性、矩形性、パターン忠実性、ドーズマージンが向上できるクエンチャーの開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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