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公開番号
2024162376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077817
出願日
2023-05-10
発明の名称
画像形成装置、故障検知方法及び故障検知プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241114BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】トナー残量があるトナーボトルが交換可能な状態になることを抑止する。
【解決手段】画像形成装置は、トナーボトル収納部の挿入口に開閉可能に設けられるボトルカバーと、閉状態のボトルカバーをロックするロック機構と、ボトルカバーのロック状態を解除して開状態にするロック解除部と、ロック解除部を駆動する駆動部とを含む駆動機構と、ボトルカバーの前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときにボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、画像形成部が動作していないときに駆動部を動作させてもロック解除部が駆動されない場合に駆動部の故障を検知する第1故障検知処理を実施する故障検知部と、前カバーが開けられる可能性があることを検知する条件検知部と、を有し、故障検知部は、条件検知分がカバーが開けられる可能性があることを検知しているときに、第1故障検知処理を実施しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部による画像の形成に使用するトナーが充填されるトナーボトルを挿抜可能に収納するトナーボトル収納部と、
前記トナーボトル収納部の挿入口を開閉可能に設けられるボトルカバーと、
前記挿入口を覆う位置にある閉状態の前記ボトルカバーをロックするロック機構と、
前記ボトルカバーのロック状態を解除して、前記ボトルカバーを前記挿入口を覆わない開状態にするロック解除部と、前記ロック解除部を駆動する駆動部とを含む駆動機構と、
前記ボトルカバーの前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときに前記ボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、
前記画像形成部が動作していないときに前記駆動部を動作させても前記ロック解除部が駆動されない場合に前記駆動部の故障を検知する第1故障検知処理を実施する故障検知部と、
前記前カバーが開けられる可能性があることを検知する条件検知部と、
を有し、
前記故障検知部は、前記条件検知部が前記可能性があることを検知しているときに、前記第1故障検知処理を実施しないこと、
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記故障検知部は、前記駆動部により駆動されていないときの前記ロック解除部の動作状態が前記駆動部により駆動されていない状態以外を示す場合に前記ロック解除部の故障を検知する第2故障検知処理を、前記条件検知部が前記可能性があることを検知しているか否かにかかわりなく実施すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記前カバーの開閉状態を検知する開閉検知部を有し、
前記故障検知部は、前記開閉検知部が前記前カバーの開状態を検知している場合、前記条件検知部が前記可能性があることを検知しているか否かにかかわりなく、前記第1故障検知処理を実施しないこと、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記条件検知部は、使用者が前記前カバーの前に居ることを検知した場合、前記可能性があることを検知すること、
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記条件検知部は、タイマ又は画像形成装置の設置環境の照度に基づいて、使用者が前記前カバーの前に居る可能性のある時間帯に前記可能性があることを検知すること、
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記条件検知部は、前記画像形成部が動作している場合、前記条件検知部が前記可能性があることを検知しているか否かにかかわりなく、前記第1故障検知処理を実施すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記故障検知部は、前記駆動部の故障を検知した場合、故障を画像形成装置の外部に報知すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記故障検知部は、前記第1故障検知処理を所定の期間内に一度も実施しなかった場合、前記第1故障検知処理の未実施を画像形成装置の外部に報知すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部による画像の形成に使用するトナーが充填されるトナーボトルを挿抜可能に収納するトナーボトル収納部と、前記トナーボトル収納部の挿入口を開閉可能に設けられるボトルカバーと、前記挿入口を覆う位置にある閉状態の前記ボトルカバーをロックするロック機構と、前記ボトルカバーのロック状態を解除して、前記ボトルカバーを前記挿入口を覆わない開状態にするロック解除部と、前記ロック解除部を駆動する駆動部とを含む駆動機構と、前記ボトルカバーの前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときに前記ボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、を有する画像形成装置の故障検知方法であって、
前記画像形成部が動作していないときに前記駆動部を動作させても前記ロック解除部が駆動されない場合に前記駆動部の故障を検知する第1故障検知処理と、
前記前カバーが開けられる可能性があることを検知する条件検知処理と、
を実施し、
前記条件検知処理が前記可能性があることを検知しているときに、前記第1故障検知処理を実施しないこと、
を特徴とする故障検知方法。
【請求項10】
画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部による画像の形成に使用するトナーが充填されるトナーボトルを挿抜可能に収納するトナーボトル収納部と、前記トナーボトル収納部の挿入口を開閉可能に設けられるボトルカバーと、前記挿入口を覆う位置にある閉状態の前記ボトルカバーをロックするロック機構と、前記ボトルカバーのロック状態を解除して、前記ボトルカバーを前記挿入口を覆わない開状態にするロック解除部と、前記ロック解除部を駆動する駆動部とを含む駆動機構と、前記ボトルカバーの前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときに前記ボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、を有する画像形成装置の故障検知プログラムであって、
前記画像形成部が動作していないときに前記駆動部を動作させても前記ロック解除部が駆動されない場合に前記駆動部の故障を検知する第1故障検知処理と、
前記前カバーが開けられる可能性があることを検知する条件検知処理と、
をコンピュータに実施させ、
前記条件検知処理が前記可能性があることを検知しているときに、前記第1故障検知処理を実施させないこと、
を特徴とする故障検知プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、故障検知方法及び故障検知プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置のトナーボトルの収納部の挿入口にロック可能なボトルカバーを設け、トナーボトル内のトナー残量がなくなったときにボトルカバーのロックを解除することで、トナーが残っている状態でのトナーボトルの交換を抑止する技術がある。この種の画像形成装置は、ボトルカバーをトナーボトルの収納部の挿入口にロックするロック機構と、ロックを解除するロック解除機構と、ボトルカバーの開閉状態を検知する検知機構とを有する。ロック機構は、ソレノイドを利用してロックの解除を制御する。
【0003】
画像形成装置は、ロックを解除しても検知機構がボトルカバーが閉じていることを示す場合、使用者への確認メッセージを表示部に表示する。そして、表示後に使用者によりトナーボトルが交換された場合、検知機構の故障を判定し、使用者によりトナーボトルが交換されなかった場合、ロック機構の故障を判定する(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、ロック機構が故障していない画像形成装置において前カバーが開いている状態で、ボトルカバーのロックを解除してロック機構の故障を判定する場合、ボトルカバーが開いてしまうため、トナー残量があるトナーボトルが交換可能な状態になってしまう。
【0005】
上記の課題に鑑み、本発明は、トナー残量があるトナーボトルが交換可能な状態になることを抑止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の画像形成装置は、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部による画像の形成に使用するトナーが充填されるトナーボトルを挿抜可能に収納するトナーボトル収納部と、前記トナーボトル収納部の挿入口を開閉可能に設けられるボトルカバーと、前記挿入口を覆う位置にある閉状態の前記ボトルカバーをロックするロック機構と、前記ボトルカバーのロック状態を解除して、前記ボトルカバーを前記挿入口を覆わない開状態にするロック解除部と、前記ロック解除部を駆動する駆動部とを含む駆動機構と、前記ボトルカバーの前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときに前記ボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、前記画像形成部が動作していないときに前記駆動部を動作させても前記ロック解除部が駆動されない場合に前記駆動部の故障を検知する第1故障検知処理を実施する故障検知部と、前記前カバーが開けられる可能性があることを検知する条件検知部と、を有し、前記故障検知部は、前記条件検知部が前記可能性があることを検知しているときに、前記第1故障検知処理を実施しないこと、を特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
トナー残量があるトナーボトルが交換可能な状態になることを抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例を示す全体構成図である。
図1の制御機構のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1のトナーボトル収納部に設けられるボトルカバーの一例を示す部分斜視図である。
図1の4つのトナーボトル収納部にトナーボトルが設置される状態の一例を示す部分斜視図である。
図3のボトルカバーのロック状態とロック解除状態との例を示す説明図である。
図2のCPUの機能と図5のボトルカバー制御部との一例を示すブロック図である。
図6の条件検知部によりソレノイドのオン制御時及びオフ制御時の故障検知を実施するか否かを判定する判定処理の一例を示す説明図である。
図6のCPUによりソレノイド及びトランジスタ等の故障を検知する処理の一例を示すフロー図である。
図8の続きを示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて実施形態を説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例を示す全体構成図である。例えば、画像形成装置100は、コピー機能、FAX機能、プリント機能、スキャナ機能等を含む複合機(MFP:Multifunction Peripheral /Printer /Product)である。なお、画像形成装置100は、単一のプリント機能を有してもよく、コピー機能、FAX機能、スキャナ機能のいずれかとプリント機能とを有してもよい。また、画像形成装置100で処理される画像は、画像を含む画像データだけでなく、画像が含まれないテキストデータを含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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