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公開番号
2024162198
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077519
出願日
2023-05-09
発明の名称
盛土構造及び盛土構造の施工方法
出願人
株式会社エンバイン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E02D
29/02 20060101AFI20241114BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】中間床版が設けられる盛土構造における発泡樹脂ブロックの地震によるずれを抑制できる盛土構造を提供する。
【解決手段】実施形態における盛土構造100は、盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルが取り付けられる盛土構造であって、上下方向に離間する複数の発泡樹脂ブロック7-1、7-2と、盛土用パネル8-1、8-2と、盛土用パネル8-1、8-2を発泡樹脂ブロック7-1、7-2から離間して取り付ける取付具1-1、1-2と、上側の発泡樹脂ブロック7-2と下側の発泡樹脂ブロック7-1との間に設けられる中間床版92と、中間床版92と中間床版92に隣接する発泡樹脂ブロック7-2とに跨るように中間床版92に設けられるずれ止めプレート94と、を備える。取付具1-2は、盛土用パネル8-2を取り付けるための取付部と、取付部から繋がるとともに発泡樹脂ブロック7-2に挿入される挿入部と、を備える。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルが取り付けられる盛土構造であって、
上下方向に離間する複数の前記発泡樹脂ブロックと、
前記盛土用パネルと、
前記盛土用パネルを前記発泡樹脂ブロックから離間して取り付ける取付具と、
上側の前記発泡樹脂ブロックと下側の発泡樹脂ブロックとの間に設けられる中間床版と、
前記中間床版と前記中間床版に隣接する前記発泡樹脂ブロックとに跨るように前記中間床版に設けられるずれ止めプレートと、を備え、
前記取付具は、
前記盛土用パネルを取り付けるための取付部と、
前記取付部から繋がるとともに前記発泡樹脂ブロックに挿入される挿入部と、を備えること
を特徴とする盛土構造。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記挿入部は、
前記取付部の端部に形成される繋ぎ板部と、
前記繋ぎ板部の端部から折り曲げられて形成されるアンカー板部と、
前記繋ぎ板部と前記アンカー板部との折り曲げ箇所の端面が頂部となるように突出される爪部と、を備えること
を特徴とする請求項1記載の盛土構造。
【請求項3】
盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルが取り付けられる盛土構造の施工方法であって、
前記発泡樹脂ブロックに取付具の挿入部を挿入する挿入工程と、
前記挿入部に繋がる前記取付具の取付部に前記盛土用パネルを取り付け、前記盛土用パネルを前記発泡樹脂ブロックから離間して取り付ける取付工程と、
上側の前記発泡樹脂ブロックと下側の前記発泡樹脂ブロックとの間に設けられる中間床版に、前記中間床版と前記中間床版に隣接する前記発泡樹脂ブロックとに跨るようにずれ止めプレートを設置するずれ止めプレート設置工程と、を備えること
を特徴とする盛土構造の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、盛土構造及び盛土構造の施工方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、道路、擁壁、橋台等の背面の土圧を低減するため、発泡樹脂ブロックに盛土用パネルを取り付けた盛土構造が知られている。例えば6mを超える比較的高さの高い盛土構造では、発泡樹脂ブロックの正面側に支柱を立設し、この支柱に盛土用パネルを取り付ける。しかしながら、支柱を立設する際、基礎コンクリート等が必要となり、施工に時間がかかる。
【0003】
例えば6m以下の比較的高さの低い盛土構造では、支柱を用いることなく施工する技術として、特許文献1が開示されている。特許文献1の盛土用の面状材付き発泡樹脂ブロックは、発泡樹脂ブロックにおける面状材の取付面に配置される固定部と、発泡樹脂ブロックに埋設され、取付面の面外方向への固定部の移動を規制するアンカー部とを有する固定具を、前記固定部を取付面の上部2箇所と下部1箇所の少なくとも3箇所にそれぞれ位置付けて発泡樹脂ブロックに設け、前記固定具の固定部に面状材を止め具で固定して、発泡樹脂ブロックの取付面に面状材を取り付けた、ことを特徴とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-169764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、発泡樹脂ブロックを用いた盛土構造では、上側の発泡樹脂ブロックと下側の発泡樹脂ブロックとの間に中間床版が設けられる場合がある。発泡樹脂ブロックの正面側に支柱が立設される場合、この支柱により発泡樹脂ブロックが拘束されることから、地震による発泡樹脂ブロックのずれが抑制される。しかしながら、特許文献1の開示技術では、盛土用パネルと発泡樹脂ブロックとが接触されることから、パネルと発泡樹脂ブロックとの間に支柱を立設することができない。このため、地震によって発泡樹脂ブロックが浮き上がるようなロッキング現象が発生し、地震による発泡樹脂ブロックがずれることが懸念される。
【0006】
そこで本発明は、上述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、中間床版が設けられる盛土構造における発泡樹脂ブロックの地震によるずれを抑制できる盛土構造及び盛土構造の施工方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る盛土構造は、盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルが取り付けられる盛土構造であって、上下方向に離間する複数の前記発泡樹脂ブロックと、前記盛土用パネルと、前記盛土用パネルを前記発泡樹脂ブロックから離間して取り付ける取付具と、上側の前記発泡樹脂ブロックと下側の発泡樹脂ブロックとの間に設けられる中間床版と、前記中間床版と前記中間床版に隣接する前記発泡樹脂ブロックとに跨るように前記中間床版に設けられるずれ止めプレートと、を備え、前記取付具は、前記盛土用パネルを取り付けるための取付部と、前記取付部から繋がるとともに前記発泡樹脂ブロックに挿入される挿入部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る盛土構造の施工方法は、盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルが取り付けられる盛土構造の施工方法であって、前記発泡樹脂ブロックに取付具の挿入部を挿入する挿入工程と、前記挿入部に繋がる前記取付具の取付部に前記盛土用パネルを取り付け、前記盛土用パネルを前記発泡樹脂ブロックから離間して取り付ける取付工程と、上側の前記発泡樹脂ブロックと下側の前記発泡樹脂ブロックとの間に設けられる中間床版に、前記中間床版と前記中間床版に隣接する前記発泡樹脂ブロックとに跨るようにずれ止めプレートを設置するずれ止めプレート設置工程と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、中間床版が設けられる盛土構造における発泡樹脂ブロックの地震よるずれを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態における盛土構造の一例を示す側面図である。
図2は、第1実施形態における盛土構造の一例を示す正面図である。
図3は、第1実施形態における取付具の一例を分解して示す斜視図である。
図4は、第1実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、図4(a)は、発泡樹脂ブロックの正面に取付具を接して設けた状態を示す側面図であり、図4(b)は、発泡樹脂ブロックの正面に取付具を接して設けた状態を示す正面図である。
図5は、第1実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、発泡樹脂ブロックに取付具を挿入した状態を示す平面図である。
図6は、第1実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、図6(a)は、下側の発泡樹脂ブロックに取付具を挿入した状態を示す側面図であり、図6(b)は、発泡樹脂ブロックに取付具を挿入した状態を示す正面図である。
図7は、第1実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、取付具に盛土用パネルを取り付けた後の状態を示す平面図である。
図8は、第1実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、下側の発泡樹脂ブロックに挿入した取付具に目地プレートを設置した後の状態を示す側面図である。
図9は、第1実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、上側の発泡樹脂ブロックに挿入した取付具に目地プレートを設置した後の状態を示す側面図である。
図10は、第1実施形態における盛土構造の一例を示す側面図である。
図11は、第2実施形態における盛土構造の一例を示す正面図である。
図12は、第2実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、下側の発泡樹脂ブロックに取付具を挿入した状態を示す側面図である。
図13は、第2実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、上側の発泡樹脂ブロックに取付具を挿入した状態を示す正面図である。
図14は、第2実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、中間床版の上に発泡樹脂ブロックを設置した後の状態を示す側面図である。
図15は、第2実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、ずれ止めプレートを中間床版に設置した後の状態を示す側面図である。
図16は、第3実施形態における盛土構造の一例を示す正面図である。
図17は、第3実施形態における盛土構造の一例を示す側面図である。
図18は、第4実施形態における取付具の一例を分解して示す斜視図である。
図19は、第5実施形態における盛土構造の一例を示す平面図である。
図20は、第6実施形態における盛土構造の一例を示す側面図である。
図21は、第7実施形態における取付具の一例を示す斜視図である。
図22は、第7実施形態における盛土構造の一例を示す正面図である。
図23は、第8実施形態における盛土構造の一例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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