TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024162118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077346
出願日
2023-05-09
発明の名称
画像送信装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/32 20060101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の送信宛先の同報送信を行う際に、従来よりも適切に前記送信宛先に対する画像データの送信順を設定可能な画像送信装置を提供する。
【解決手段】送信原稿を読み取って画像データを取得する画像データ取得部と、前記画像データの送信宛先を入力する操作部と、前記画像データおよび前記送信宛先ごとの送信履歴を記憶する記憶部と、前記送信宛先に前記画像データを送信する画像データ送信部と、前記画像データ取得部、前記操作部、前記記憶部および前記画像データ送信部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、同報送信のため複数の前記送信宛先が入力された場合に、前記送信宛先ごとの前記送信履歴に基づき前記送信宛先への前記画像データの送信順を決定する判断基準となる送信時間レベルを判定し、前記送信時間レベルに応じて前記送信宛先を送信順に並べ替えた後、前記画像データ送信部に前記送信宛先に対して前記画像データを順次送信させることを特徴とする画像送信装置。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
送信原稿を読み取って画像データを取得する画像データ取得部と、
前記画像データの送信宛先を入力する操作部と、
前記画像データおよび前記送信宛先ごとの送信履歴を記憶する記憶部と、
前記送信宛先に前記画像データを送信する画像データ送信部と、
前記画像データ取得部、前記操作部、前記記憶部および前記画像データ送信部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、同報送信のため複数の前記送信宛先が入力された場合に、前記送信宛先ごとの前記送信履歴に基づき前記送信宛先への前記画像データの送信順を決定する判断基準となる送信時間レベルを判定し、前記送信時間レベルに応じて前記送信宛先を送信順に並べ替えた後、前記画像データ送信部に前記送信宛先に対して前記画像データを順次送信させることを特徴とする画像送信装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記送信宛先ごとの前記送信履歴の送信時間に基づき、前記送信時間レベルを判定する請求項1に記載の画像送信装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記送信宛先ごとの前記送信履歴の符号化方式に基づき、前記送信時間レベルを判定する請求項1に記載の画像送信装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記送信宛先ごとの前記送信履歴の再送回数および通信速度の低下回数に基づき、前記送信時間レベルを判定する請求項1に記載の画像送信装置。
【請求項5】
前記制御部は、FAXにより前記画像データを送信する場合、前記送信宛先ごとの前記送信履歴の変調方式に基づき、前記送信時間レベルを判定する請求項1に記載の画像送信装置。
【請求項6】
前記制御部は、送達確認要求があるインターネットFAXにより前記画像データを送信する場合、前記送信宛先ごとの前記送信履歴の前記送信宛先からの送達確認応答が返ってくる時間に基づき、前記送信時間レベルを判定する請求項1に記載の画像送信装置。
【請求項7】
前記制御部は、送達確認要求がないインターネットFAX、電子メール、FTP、デスクトップまたは共有フォルダのいずれかにより前記画像データを送信する場合、前記送信宛先ごとの前記送信履歴の前記送信宛先からのネットワークコマンドの応答時間に基づき、前記送信時間レベルを判定する請求項1に記載の画像送信装置。
【請求項8】
前記制御部は、FAXにより前記画像データを送信する場合、前記送信宛先ごとの前記送信履歴の送信時間、符号化方式、変調方式、再送回数および通信速度の低下回数の各要素に応じて予め定められた係数を与えて組み合わせたものに基づき、前記送信時間レベルを判定する請求項1に記載の画像送信装置。
【請求項9】
前記制御部は、送達確認要求があるインターネットFAXにより前記画像データを送信する場合、前記送信宛先ごとの前記送信履歴の送信時間、符号化方式、前記送信宛先からの送達確認応答が返ってくる時間の各要素に応じて予め定められた係数を与えて組み合わせたものに基づき、前記送信時間レベルを判定する請求項1に記載の画像送信装置。
【請求項10】
前記制御部は、送達確認要求がないインターネットFAX、電子メール、FTP、デスクトップまたは共有フォルダのいずれかにより前記画像データを送信する場合、前記送信宛先ごとの前記送信履歴の送信時間、符号化方式、前記送信宛先からのネットワークコマンドの応答時間の各要素に応じて予め定められた係数を与えて組み合わせたものに基づき、前記送信時間レベルを判定する請求項1に記載の画像送信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、画像送信装置に関し、より詳細には、複数の送信宛先に対し画像データを同報送信する機能を有する画像送信装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
MFP(Multifunction Peripheral:多機能周辺装置)などの画像形成装置において、FAXデータを送受信するFAX送受信機能を有するものがある。
【0003】
このようなFAX送信機能を有する画像送信装置において、ユーザーがFAX画像データを複数の宛先に送信する(同報送信する)際に電話回線が1つしかない場合は、宛先ごとに順番にFAXを送信する必要がある。
【0004】
しかしながら、宛先の入力順に送信すると、先に入力された宛先のFAX通信能力が低い(例えば、通信速度がV.29-9600 bpsなど)場合、後に入力された宛先の通信能力が高くても(例えば、通信速度がV.34-33600 bpsなど)、先に入力された宛先へのFAX通信が完了するまで後に入力された宛先へのFAX通信が開始されないため、その分待たされてしまうという問題がある。
【0005】
そこで、このような問題を解決すべく、複数の送信要求に関する情報を優先レベル順に格納するキュー情報記憶部と、発生した送信要求へ優先レベルを割り当てる優先レベル選択部と、発生した送信要求情報を優先レベル選択部が割り当てた優先レベルに応じてキュー情報記憶部へ書き込み、送信実行時にキュー情報記憶部の先頭に位置する送信要求情報を読み込む優先レベルキュー制御部からなるファクシミリ装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【0006】
また、送信原稿をスキャナで読み取った送信データをファイル単位でメモリに蓄積した後、相手方に送信するメモリ送信機能を備えたファクシミリ装置において、前記各ファイル毎の送信原稿枚数、使用メモリ容量、あるいは相手先等に基づいてファイルデータの送信時間を演算する送信時間演算手段が設けられ、送信時間の短いファイル順にメモリ送信を行うようにしたことを特徴とするファクシミリ装置も開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
【0007】
一方、FAX送信だけでなく、電子メールやインターネットFax、FTP(ファイル転送プロトコル)なども含む複数の宛先に同報送信する技術も知られている。
【0008】
このような同報送信に係る従来技術として、同一の送信先に対して、メールアドレスとファイル転送サーバアドレスとファクシミリ番号とを、アドレスとして登録し得るアドレス帳手段に登録されている送信先が、同報送信のために複数指定された際に、送信先に対して適用されるアドレスを選択するための複数のモードから1つのモードを設定するための設定手順、設定されたモードに従って、送信先毎に適したアドレスを選択するための選択手順、および、送信先毎に、選択されたアドレスに対応する通信プロトコルを使用して、同報送信を実行するための送信手順を、制御部に実行させるデータ送信装置が開示されている(例えば、特許文献3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開平5-284305号公報
特開平6-62209号公報
特開2002-358266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、画像データの送信に要する時間は、FAXや電子メールなどの送信方法によって異なることがある。
また、同じ送信方法であっても、画像データの符号化方式や変調方式などのさまざまな要因によっても異なることがある。
さらに、自機と相手機とをつなぐネットワークの安定性や、自機および相手機の環境・時間帯などによっても異なることがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
シャープ株式会社
洗濯機
24日前
シャープ株式会社
洗濯機
18日前
シャープ株式会社
洗濯機
18日前
シャープ株式会社
洗濯機
16日前
シャープ株式会社
洗濯機
24日前
シャープ株式会社
表示装置
17日前
シャープ株式会社
送風装置
16日前
シャープ株式会社
電気掃除機
3日前
シャープ株式会社
加熱調理器
16日前
シャープ株式会社
画像形成装置
2日前
シャープ株式会社
画像送信装置
3日前
シャープ株式会社
画像形成装置
16日前
シャープ株式会社
画像形成装置
16日前
シャープ株式会社
画像形成システム
3日前
シャープ株式会社
撮影装置、および撮影方法
16日前
シャープ株式会社
定着装置および画像形成装置
17日前
シャープ株式会社
後処理装置および画像形成装置
16日前
シャープ株式会社
端末装置、および、基地局装置
11日前
シャープ株式会社
端末装置、および、基地局装置
11日前
シャープ株式会社
画像処理装置及び認証処理方法
9日前
シャープ株式会社
端末装置、方法、および集積回路
3日前
シャープ株式会社
タッチ入力装置および画像形成装置
2日前
シャープ株式会社
アクセスポイント装置、及び通信方法
11日前
シャープ株式会社
プロセスユニットおよび画像形成装置
3日前
シャープ株式会社
端末装置、基地局装置、および、通信方法
11日前
シャープ株式会社
洗車システム、洗車方法、及び洗車プログラム
16日前
シャープ株式会社
空気浄化装置、制御プログラムおよび制御方法
3日前
シャープ株式会社
情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法
17日前
シャープ株式会社
複合機
5日前
シャープ株式会社
画像処理装置、表示装置、および画像処理装置の制御方法
3日前
シャープ株式会社
情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
17日前
シャープ株式会社
会合支援システム、会合支援方法、及び会合支援プログラム
3日前
シャープ株式会社
光触媒スプレー、光触媒コーティング方法及び光触媒被覆物
3日前
シャープ株式会社
画像処理装置、画像処理システム、出力装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
16日前
シャープ株式会社
動画像復号装置、符号化データ生成装置及び動画像復号方法
16日前
個人
挿耳装置
27日前
続きを見る
他の特許を見る