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公開番号
2024161693
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076601
出願日
2023-05-08
発明の名称
災害時、緊急時、等の雨水利用システム
出願人
鈴木合金株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03F
1/00 20060101AFI20241113BHJP(上水;下水)
要約
【課題】 従来、雨水有効利用した雨水利用システムに関する、簡易な発電システムとして、空中都市の構想がある。特許発明は、災害時に防波堤を乗り越えた津波の水を地下タンクに貯留し、河川に排水時に、発電機を稼働し、発電するシステムを提供する。所謂、水の有効である。極めて合理的であって、災害時の復興に少しでも、役立てようとする考えがある。
【解決手段】 本発明は、雨水貯留用のタンクと、ソーラーパネルによる発電、又は蓄電部に蓄電した電気で働く、雨水貯留用のタンクの配管に備えたポンプと、雨水貯留用のタンク内に設けた活性炭、殺菌材、薬品と、タンク内の雨水を利用する風呂、トイレ、洗濯機、台所の生活エリアと、生活エリアとタンクを繋ぐ個別配管に個別配管と個別発電機を配備し、発電した電力を蓄電することで、災害時、緊急時において、タンクに溜めた雨水を生活用水として利用可能とした、災害時、緊急時等の雨水利用システムである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
雨水貯留用のタンクと、
ソーラーパネルにより発電した電力、及び/又は蓄電部に蓄電した電力で働く、前記タンクに設けた雨水用配管に備えたポンプと、
前記タンク内に設けた活性炭、殺菌材、薬品と、
前記タンク内の雨水を利用する風呂、トイレ、洗濯機、台所の生活エリアと、
前記タンクと前記生活エリアを繋ぐ個別導入管と、
前記生活エリアで使用後の雨水排水用の個別配管と、
前記個別導入管、及び前記個別配管に設備した個別発電機と、
でなる災害時、緊急時等の雨水利用システムにおいて、
前記個別導入管、及び前記個別配管にそれぞれ前記個別発電機を付設し、この個別発電機からの個別発電量を、前記蓄電部に、それぞれ蓄電可能とし、
前記個別導入管への雨水供給停止、供給開始を制御する第1制御部、及び前記ソーラーパネル、及び/又は前記個別発電機及び前記蓄電部の動作を制御する第2制御部を介して、
災害時、緊急時において、前記タンクに溜めた雨水を生活用水として利用可能とした、災害時、緊急時等の雨水利用システム。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記タンクと前記生活エリアと、前記個別導入管、及び前記個別配管と、前記個別発電機は、移動可能としたことを特徴とする、請求項1に記載の災害時、緊急時等の雨水利用システム。
【請求項3】
前記タンクは、建物の基礎に設けられたタンクであることを特徴とする、請求項1に記載の災害時、緊急時等の雨水利用システム。
【請求項4】
前記ソーラーパネルで発電した電力、及び/又は前記個別発電機で発電した電力は、前記蓄電部に蓄電可能とし、この電力を前記第2制御部によって制御し、かつ、前記第1制御部によって、雨水の送水を制御する構成とした請求項1に記載の災害時、緊急時等の雨水利用システム。
【請求項5】
前記タンク内の雨水を、前記タンク内に設けた前記活性炭、前記殺菌材、前記薬品により清澄化し、生活用水として利用する構成とした請求項1に記載の災害時、緊急時等の雨水利用システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、災害時、緊急時、津波、又は崖崩れ等の災害時、緊急時における雨水利用システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
雨水を有効利用した雨水利用システムに関しては、簡易な発電システムとして、特許第6683417号の公報「文献(1)」の空中都市の構想がある。この特許発明は、災害時に防波堤を乗り越えた津波の水を地下タンクに貯留し、河川に排水時に、発電機を稼働し、発電するシステムを提供する。所謂、水の有効である。極めて合理的であって、災害時の復興に少しでも、役立てようとする発明である。
【0003】
そして、特開2009―090243号公報の「文献(2)」の水循環利用システムは、一般的な汚水を浄化した水の再使用を促進し、給湯設備による温水の利用範囲の拡大に関する水循環利用システムであって、貯留した汚水を浄化処理する合併浄化槽と、浄化槽で浄化された水を濾過して供給する水再生利用装置を備えており、水再生利用装置から供給される水を加熱して湯をつくる給湯器と、給湯器から供給される湯を用いて床暖房する暖房装置、暖房装置で使用された水を汚物排出用として使用する排水利用装置の一例の水洗トイレ、及び浄化槽に送る水を再利用できる。
【0004】
更に、特開2016-108861号公報の「文献(3)」の雨水利用装置は、効率的に雨水を利用できる雨水利用装置の提供であって、雨水貯留用の第1タンクと、第1タンクの雨水を送水する第1配管系、及び第2配管系と、第2配管系に設けられ雨水を清浄化するフィルタを備えてなり、環境意識の高まりと、雨水を積極的に再利用し、また、降水量(雨水量)の少ない地域においては、雨水の有効な活用化が図れる特徴がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6683417号公報
特開2009―090243号公報
特開2016-108861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記文献(1)-(3)は、雨水の有効利用と、災害時の緊急用水の確保を意図するが、本発明が意図する、例えば、雨水の清澄化を図り、併せて、再利用に適する水質確保に関するシステムとは言い難いと考えられる。また、前記文献(1)-(3)に於いては、実用に供する構成とか、システムとしての確立がなく、前述の目的達成と、市井の生活の活性化等を意図するまでには達していない状況と思われる。この雨水の有効利用の一環として、電力の生成を介して、動力源の一環と市井の生活一助とすることを意図する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本出願人は、前述した目的達成と、市井の生活の活性化等を意図することを鑑み、請求項1-5を提案し、かつ市場に提供することで、雨水の有効利用の一環を図り、かつ電力の生成を介して、動力源の一環とし活用し、市井の生活一助とすることを意図する。
【0008】
また、今後、電力状況の逼迫が考えられることから、その一の手段と考えられる雨水利用システムを提供することを意図する。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明は、
雨水貯留用のタンクと、
ソーラーパネルにより発電した電力、及び/又は蓄電部に蓄電した電力で働く、前記タンクに設けた雨水用配管に備えたポンプと、
前記タンク内に設けた活性炭、殺菌材、薬品と、
前記タンク内の雨水を利用する風呂、トイレ、洗濯機、台所の生活エリアと、
前記タンクと前記生活エリアを繋ぐ個別導入管と、
前記生活エリアで使用後の雨水排水用の個別配管と、
前記個別導入管、及び前記個別配管に設備した個別発電機と、
でなる災害時、緊急時等の雨水利用システムにおいて、
前記個別導入管、及び前記個別配管にそれぞれ前記個別発電機を付設し、この個別発電機からの個別発電量を、前記蓄電部に、それぞれ蓄電可能とし、
前記個別導入管への雨水供給停止、供給開始を制御する第1制御部、及び前記ソーラーパネル、及び/又は前記個別発電機及び前記蓄電部の動作を制御する第2制御部を介して、
災害時、緊急時において、前記タンクに溜めた雨水を生活用水として利用可能とした、災害時、緊急時等の雨水利用システムである。
【0010】
これにより、請求項1に於いては、雨水の有効利用の一環とし、緊急時の生活用水としての利用と、併せて、電力の生成を介して、動力源の一環とし、市井の緊急時の生活一助としての利用を意図する。
(【0011】以降は省略されています)
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