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公開番号2024160934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-15
出願番号2024032092
出願日2024-03-04
発明の名称拡大デバイスを備える、計時器のような携行型物品のためのブレスレット
出願人ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
代理人個人
主分類A44C 5/00 20060101AFI20241108BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約【課題】 小さいものを観察可能な拡大デバイスを備えるブレスレットを提供する。
【解決手段】 本発明は、携行型物品(1)のためのブレスレット(10)に関し、第1のストランド(11)と第2のストランド(12)を備え、ストランド(11、12)それぞれには、携行型物品(1)のケース(2)に取り付けることができる第1の端があり、第1のストランド(11)は、第1の直径(L1)を有する第1の光学デバイス(21)を備え、第2のストランド(12)は、第1の光学デバイス(21)の第1の直径(L1)よりも小さい第2の直径(L2)を有する第2の光学デバイス(22)を備え、第1の光学デバイス(21)と第2の光学デバイス(22)は、第1のストランド(11)と第2のストランドの重なり合いによる、第1の光学デバイス(21)と第2の光学デバイス(22)の重なり合いが、第1の光学デバイス(21)によって構成する接眼体と、第2の光学デバイス(22)によって構成する対物体とを備える顕微鏡を形成する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
携行型物品(1)のためのブレスレット(10)であって、
第1のストランド(11)と第2のストランド(12)を備え、
前記ストランド(11、12)それぞれには、前記携行型物品(1)のケース(2)に取り付けることができる第1の端があり、
前記第1のストランド(11)は、第1の直径(L1)を有する第1の光学デバイス(21)を備え、
前記第2のストランド(12)は、前記第1の光学デバイス(21)の前記第1の直径(L1)よりも小さい第2の直径(L2)を有する第2の光学デバイス(22)を備え、
前記第1の光学デバイス(21)と前記第2の光学デバイス(22)は、前記第1のストランド(11)と前記第2のストランドの重なり合いによる、前記第1の光学デバイス(21)と第2の光学デバイス(22)の重なり合いが、前記第1の光学デバイス(21)によって構成する接眼体と、前記第2の光学デバイス(22)によって構成する対物体とを備える顕微鏡を形成する
ことを特徴とするブレスレット(10)。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1の光学デバイス(21)は、第1の光学レンズである
ことを特徴とする請求項1に記載のブレスレット(10)。
【請求項3】
前記第2の光学デバイス(22)は、第2の光学レンズである
ことを特徴とする請求項1に記載のブレスレット(10)。
【請求項4】
前記第1の光学デバイス(21)及び/又は前記第2の光学デバイス(22)は、合成材料、ポリマー材料、鉱物材料、好ましくはガラス又はサファイアガラス、によって作られている
ことを特徴とする請求項1に記載のブレスレット(10)。
【請求項5】
前記第1の光学デバイス(21)は、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、前記第1のストランド(11)の厚み(e1)内に、搭載される
ことを特徴とする請求項1に記載のブレスレット(10)。
【請求項6】
前記第2の光学デバイス(21)は、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、前記第2のストランド(12)の厚み(e2)内に、搭載される
ことを特徴とする請求項1に記載のブレスレット(10)。
【請求項7】
前記ブレスレット(10)は、前記ブレスレット(10)の前記第1のストランド(11)と前記第2のストランドが重なり合っているときに、前記第1の光学デバイス(21)と前記第2の光学デバイス(22)の間に隙間(d)があることを確実にするように構成している少なくとも1つのスペーサー(13、14)を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のブレスレット(10)。
【請求項8】
前記ブレスレット(10)には、輪(13、14)があり、
前記少なくとも1つのスペーサーは、前記輪によって形成される
ことを特徴とする請求項7に記載のブレスレット(10)。
【請求項9】
前記ブレスレット(10)は、2つのスペーサー(13、14)を備える
ことを特徴とする請求項7に記載のブレスレット(10)。
【請求項10】
前記ブレスレット(10)には、前記2つのスペーサーを形成する第1の輪(13)と第2の輪(14)があり、
前記第1の輪(13)と前記第2の輪(14)は、前記第1のストランド(11)と前記第2のストランド(12)が重なり合っているときに、前記第1の光学デバイス(21)と前記第2の光学デバイス(22)の間に隙間(d)があることを確実にするように構成している寸法構成を有する
ことを特徴とする請求項9に記載のブレスレット(10)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、計時器のような携行型物品のケース、例えば、携行型時計(例、腕時計、懐中時計)のケース、に固定されるように意図されたブレスレットに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【0002】
本発明は、特に、ウェアラブル(着用可能な)物品又は別の物品、例えば、計時器、の構成要素又は細部をユーザーが観察することを可能にする拡大デバイスを備えるブレスレットに関する。
【背景技術】
【0003】
拡大鏡やフレネルレンズのような拡大デバイスを組み込んだブレスレットやストラップが知られている。例えば、米国特許US5601222は、ストラップのストランドの1つに搭載された拡大細長材を組み込んだ携行型時計ストラップについて記載している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このような拡大デバイスの拡大率は限られ、計時器に取り付けられた携行型時計用ムーブメントのような非常に小さな細部の観察には向いていない。
【0005】
したがって、このような拡大デバイスを改善する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
これに関連して、本発明は、携行型物品のためのブレスレットを提案するものであり、このブレスレットは、第1のストランドと第2のストランドを備え、前記ストランドそれぞれには、前記携行型物品のケースに取り付けることができる第1の端があり、前記第1のストランドは、第1の直径を有する第1の光学デバイスを備え、前記第2のストランドは、前記第1の光学デバイスの前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する第2の光学デバイスを備え、前記第1の光学デバイスと前記第2の光学デバイスは、前記第1のストランドと前記第2のストランドの重なり合いによる、前記第1の光学デバイスと第2の光学デバイスの重なり合いが、前記第1の光学デバイスによって構成する接眼体(eyepiece)と、前記第2の光学デバイスによって構成する対物体(objective)とを備える顕微鏡を形成する。
【0007】
本発明に係るブレスレットは、前の段落に記載した特徴に加えて、個々に又は任意の技術的に可能な組み合わせで考慮される、以下の特徴のうちの1つ又は複数の追加の特徴を有することができる。
- 前記第1の光学デバイスは、第1の光学レンズである。
- 前記第2の光学デバイスは、第2の光学レンズである。
- 前記第1の光学デバイスの前記第1の光学レンズの焦点距離f1は、100mmであり、前記第2の光学デバイスの前記第2の光学レンズの焦点距離f2は、27mmである。
- 前記第1の光学デバイス及び/又は前記第2の光学デバイスは、合成材料、ポリマー材料、鉱物材料、好ましくはガラス又はサファイアガラス、によって作られている。
- 前記第1の光学デバイスは、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、前記第1のストランドの厚み内に、搭載される。
- 前記第2の光学デバイスは、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、前記第2のストランドの厚み内に、搭載される。
- 前記ブレスレットは、前記ブレスレットの前記第1のストランドと前記第2のストランドが重なり合っているときに、前記第1の光学デバイスと前記第2の光学デバイスの間に隙間があることを確実にするように構成している少なくとも1つのスペーサーを備える。
- 前記ブレスレットには、輪があり、前記少なくとも1つのスペーサーは、前記輪によって形成される。
- 前記ブレスレットは、2つのスペーサーを備える。
- 前記ブレスレットには、前記2つのスペーサーを形成する第1の輪と第2の輪があり、前記第1の輪と前記第2の輪は、前記第1のストランドと前記第2のストランドが重なり合っているときに、前記第1の光学デバイスと前記第2の光学デバイスの間に隙間があることを確実にするように構成している寸法構成を有する。
- 2つの前記輪は、特に前記携行型物品が装着されているときに、前記第1の光学デバイス又は前記第2の光学デバイスを覆って前記光学デバイスを保護するための保護要素を形成するように位置を調整可能である。
- 前記ブレスレットは、前記第1の光学デバイスと前記第2の光学デバイスの同心重なり合いを確実にする手段を備える。
- 前記ブレスレットは、重なり合った前記第1のストランドと前記第2のストランドを適切な位置に保持するための結合手段を備える。
- 前記ブレスレットは、皮革、金属性材料、ポリマー材料、合成材料、セラミックス材料、天然材料、生物由来材料、又は少なくとも2つのこれらの材料の組み合わせによって作られている。
【0008】
本発明は、さらに、携行型時計用ムーブメントを組み込んだケースと、このケースに取り付けられた本発明に係るブレスレットとを備える計時器に関する。
【0009】
図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによって、本発明の目的、利点及び特徴が明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る携行型物品1を上から見た概略図である。
図1に示している携行型物品1を側方から見た概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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