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公開番号
2024160821
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2023076224
出願日
2023-05-02
発明の名称
温水素水およびその作製装置およびその作製方法
出願人
個人
代理人
個人
主分類
C01B
3/04 20060101AFI20241108BHJP(無機化学)
要約
【課題】水素水を移用して水素による健康の増進効果を高めること。
【解決手段】本発明は、水素発生装置から発生した水素を30℃以上の水温を有する温水に通して、前記温水に水素を溶存する温水素水であり、前記水温は、30℃~80℃で、前記水素発生装置は、水素発生剤を水中に入れて水素を発生させる装置であり、前記温水素水は飲料水として使用される。また、本発明は、水素発生装置、温水を貯留する温水貯留容器、および前記水素発生装置から出る水素を通し前記温水貯留容器に貯留した温水中に水素を導入する水素導入管を有する温水素水を作製する温水素水作製装置である。さらに、本発明は、水素発生装置で水素を作製し、前記水素発生装置で作製した水素を温水貯留容器に貯留した温水中に導入して温水素水を作製することを特徴とする温水素水を作製する方法である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水素発生装置から発生した水素を30℃以上の水温を有する温水に通して、前記温水に水素を溶存する温水素水。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記水温は、30℃~80℃であることを特徴とする請求項1に記載の温水素水。
【請求項3】
前記水素発生装置は、水素発生剤を水中に入れて水素を発生させる装置であることを特徴とする請求項1に記載の温水素水発生装置。
【請求項4】
前記温水素水は飲料水として使用されることを特徴とする、請求項1~3のいずれかの項に記載の温水素水。
【請求項5】
水素発生装置、温水を貯留する温水貯留容器、および前記水素発生装置から出る水素を通し前記温水貯留容器に貯留した温水中に水素を導入する水素導入管を有する温水素水を作製する、温水素水作製装置。
【請求項6】
前記水素発生装置は、水素発生剤を水中に入れて水素を発生させる装置であることを特徴とする請求項5に記載の温水素水発生装置。
【請求項7】
前記水素発生剤は、酸化カルシウム(CaO)とアルミニウム(Al)を含むことを特徴とする請求項6に記載の温水素水発生装置。
【請求項8】
前記温水貯留容器は、貯留した水を加熱して温水にする加熱装置または加熱機構を有することを特徴とする請求項5に記載の温水素水発生装置。
【請求項9】
前記温水貯留容器は、温水を一定温度に維持する機構を有することを特徴とする請求項8に記載の温水素水発生装置。
【請求項10】
前記温水貯留容器の温水の温度は30℃~80℃であることを特徴とする請求項5に記載の温水素水発生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水素ガスを用いた健康システムに関するもので、特に水素水に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年水素は水素自動車の燃料として注目されているが、水素を水に溶かした水素水が健康増進に有用であることが報告されている。たとえば、水素水を日常的に飲料すると細胞が若返るなどエイジングケアなどとして美容への効果だけでなく、様々な疾患への改善効果が認められ、一部の病院では治療の一環として水素の摂取等が取り入れられている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-086857
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常の水素水以上に健康増進に有用な水素水を提供することである。特に常温(そのときの水温)で作製される水素水よりも水素ガス(H2ガス)が多量に溶存している水素水を提供し、水素による健康の増進効果を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、水を暖めた温水中に水素を通して作製する温水素水に関するものであり、具体的には以下の特徴を有する。
(1)本発明は、水素発生装置から発生した水素を30℃以上または40℃以上の水温を有する温水に通して、前記温水に水素を溶存する温水素水であり、前記水温は、30℃~80℃または40℃~80℃で、前記水素発生装置は、水素発生剤を水中に入れて水素を発生させる装置であり、前記温水素水は飲料水として使用されることを特徴とする。
(2)本発明は、水素発生装置、温水を貯留する温水貯留容器、および前記水素発生装置から出る水素を通し前記温水貯留容器に貯留した温水中に水素を導入する水素導入管を有する温水素水を作製する温水素水作製装置であり、前記水素発生装置は、水素発生剤を水中に入れて水素を発生させる装置であり、前記水素発生剤は、酸化カルシウム(CaO)とアルミニウム(Al)を含み、前記温水貯留容器は、貯留した水を加熱して温水にする加熱装置または加熱機構を有し、また前記温水貯留容器は、一定温度の温水を維持する機構を有し、前記温水貯留容器の温水の温度は30℃~80℃または40℃~80℃であり、前記温水素水は飲料水として使用されることを特徴とする。
(3)本発明は、水素発生装置で水素を作製し、前記水素発生装置で作製した水素を温水貯留容器に貯留した温水中に導入して温水素水を作製することを特徴とする温水素水を作製する方法であり、前記水素発生装置で水素を作製する方法は、水素発生剤と水の化学反応から作製する方法であり、前記温水貯留容器に貯留した温水は一定温度に保持された後に前記水素発生装置で作製した水素を前記温水貯留容器に貯留した温水中に導入するものであり、前記温水素水の温度は30℃~80℃または40℃~80℃であり、前記温水素水は飲料水として使用されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の温水素水は、常温(そのときの水温)以上の水温(温水)中で水素を吹き入れて(注入して)作製した水素水であり、常温(そのときの水温)で作製される水素水より多量の水素を温水中に含有する。その温水素水を飲料とすることによって、常温の水素水の飲料よりも健康増進効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本発明の温水素水の作製装置および作製方法を示す図である。
図2は、本発明の温水素作製装置を用いた水素を注入した水素水の温度とその水素水の還元電位との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は、温水素水およびその作製方法と温水素水を用いた健康増進法に関するものである。図1は、本発明の温水素水の作製装置および作製方法の一例を示す図である。本発明の温水素水の作製装置10は、水素発生装置11、水素発生装置11で発生した水素を水素導入管(第1の水素導入管)15を通して導入(注入)する水素水容器17、水素水容器17から集められた水素をさらに水素導入管(第2の水素導入管)19を通して、水素を種々の器具や身体に供給する。たとえば、水素混合ミスト装置などの付随装置や、口や鼻や眼等に水素を供給する水素吸入装置などである。
【0009】
水素発生器11において、たとえば、酸化カルシウム剤(CaO)およびアルミニウム(Al)を入れた(これらは粉末状になっている)水素発生剤ホルダー12を水素発生容器11に入れた後、水素発生容器11内に水31を入れると、アルミニウム(Al)が水素発生反応促進剤になり水素(H2)が発生する。その化学反応式は、CaO+Al+5H
2
O→Ca(OH)
2
+Al(OH)
4
+2H
2
である。水素発生容器11はキャップ13で蓋がされている。水素(H2)が発生すると水素は、多数の気泡21となり水素発生容器11において水31の上方に上がって、水素発生容器11の上部である蓋(キャップ)13の下部の空間22に集まり、水素発生容器11のキャップ13の下部の空間の圧力が高まる。キャップ13には気体出口14が形成されており、水素発生容器11内の水素は気体出口14から押し出される。気体出口14には水素導入管15が接続されているので、気体出口14から押し出された水素は水素導入管15を通る。
【0010】
水素水容器17には水32が入っており、(水32は、たとえば、水道水や市販水や蒸留水や純水等の飲料水に適する水である。)その入り口は蓋25で閉じられており、蓋25と水素水容器17内の水32の間には空間24が存在する。水素導入管15は蓋25に形成された水素導入入口18に接続しており、さらに水素導入入口18は水素水容器17内の水素吸入管16に接続して、水素吸入管16は水素水容器17の水中に入っていて、水素は、水中32に入れられた水素吸入管16の出口から多数の気泡23となって水素水容器17の水中32に出ていく。水素水容器17の水中に出た水素気泡23は、水素水容器17の上部の空間24に集まり、水素水容器17の蓋25に形成された出口26から出ていく。水素水容器17の蓋25の出口26には第2の水素導入管19が接続し、この第2の水素導入管19から水素が出ていく。尚。水素導入管15および水素吸入管16は一体となった一つなぎのチューブ(管)でも良い。水素水容器17内に入った水32には水素が溶け込んでいるので、その水は水素水となり飲料できる。
(【0011】以降は省略されています)
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