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公開番号
2024160326
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-13
出願番号
2024133796,2020567510
出願日
2024-08-09,2019-06-04
発明の名称
EAAT2活性化因子およびその使用方法
出願人
オハイオ・ステイト・イノベーション・ファウンデーション
,
ザ ブリガム アンド ウィメンズ ホスピタル インコーポレイテッド
,
The Brigham and Women’s Hospital, Inc.
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07D
213/22 20060101AFI20241106BHJP(有機化学)
要約
【課題】興奮性アミノ酸輸送体2(EAAT2)を活性化する化合物ならびにグルタミン酸興奮毒性と関連する疾患、障害および症状を処置または予防するためにこれらの化合物を使用する方法を提供する。
【解決手段】式1によって定義される化合物または薬学的に許容され得るその塩、エステルもしくはN-オキシドが提供される。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式Iによって定義される化合物
TIFF
2024160326000075.tif
20
27
式I
式中
Yは、O、SまたはNR
1
であり;
X
1
は、CHまたはNであり;
X
2
は、CR
3
またはNであり;
X
3
は、CR
4
またはNであり;
Aは、6~10員のアリールおよび5~10員のヘテロアリールからなる群から選択され、これらの各々が、1、2、3または4つの独立に選択されるR
A
基によって必要に応じて置換されており;
R
1
は、HおよびC
1~6
アルキルから選択され;
R
2
は、-(CHR
E
)
n
R
5
であり;
R
5
は、OR
C
、NR
C
R
D
、C(O)NR
C
R
D
、C(O)OR
C
、H、C
1~6
アルキル、C
3~10
シクロアルキル、C
6~10
アリール、4~10員のヘテロシクロアルキルおよび5~10員のヘテロアリールからなる群から選択され、ここで、前記C
1~6
アルキル、C
3~10
シクロアルキル、C
6~10
アリール、4~10員のヘテロシクロアルキルおよび5~10員のヘテロアリールは、それぞれ、1、2、3または4つの独立に選択されるR
B
基によって必要に応じて置換されており;
R
E
は、H、C
1~6
アルキル、C
1~6
アルコキシおよびアミノからなる群から選択され、ここで、前記C
1~6
アルキルは、1、2、3または4つの独立に選択されるR
6
基によって必要に応じて置換されており;
R
3
およびR
4
は、HおよびC
1~6
アルキルから独立に選択され;
各R
A
およびR
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
Aが、1、2、3または4つの独立に選択されるR
A
基によって必要に応じて置換されているフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Aが、1、2、3または4つの独立に選択されるR
A
基によって必要に応じて置換されている5~10員のヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Aが置換されていない5~6員のヘテロアリールである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Aが置換されていないピリジルである、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
Aが、置換されていない2-ピリジルおよび置換されていない3-ピリジルからなる群から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
YがOである、請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
X
1
、X
2
およびX
3
の1つがNである、請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項9】
X
1
がNであり、X
2
がCR
3
であり、X
3
がCR
4
である、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
X
1
がCHであり、X
2
がNであり、X
3
がCR
4
である、請求項8に記載の化合物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年6月4日に出願された米国仮出願第62/680,418号および2018年6月4日に出願された米国仮出願第62/680,423号の恩典を主張し、これらの各々は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,800 文字)
【0002】
連邦政府が資金を拠出した研究または開発に関する記述
本発明は、国立衛生研究所の一部門である、国立老化研究所によって授与された助成金第U01AG054444号に基づく政府支援によって行われた。政府は、本発明に一定の権利を有する。
【0003】
本願は、一般的には、興奮性アミノ酸輸送体2(EAAT2)の発現を増加させる化合物ならびにグルタミン酸興奮毒性と関連する疾患、障害および症状を処置または予防するためにこれらの化合物を使用する方法に関する。
【背景技術】
【0004】
グルタミン酸は、哺乳動物の中枢神経系(CNS)における主要な神経伝達物質であり、認知、記憶および学習を含む正常な脳機能にとって不可欠である。しかしながら、グルタミン酸の細胞外濃度は、神経細胞の損傷または死を引き起こすグルタミン酸受容体の過剰刺激を回避するために興奮毒性レベル(約1μM)を下回るように保たれなければならない(Sheldon and Robinson,Neurochem.Int.2007,51,333)。興奮毒性は、虚血性脳卒中、てんかんおよび外傷などの複数の急性神経症状、アルツハイマー病および筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの慢性成人発症性神経変性障害(Guo et al.,Hum.Mol.Genet.2003,12,2519;Tian et al.,J.Biol.Chem.2007,282,1727;Hazell,Neurochem.Int.2007 50,941;Seifert et al.,Brain.Res.Rev.2010,63,212;Tian et al.,J.Neurochem.2010,113,978)およびうつと関連付けられてきた興奮毒性を抑制するための1つの潜在的アプローチは、グルタミン酸の再取り込みを強化することである。EAAT2は主要なグルタミン酸輸送体であり、シナプスからグルタミン酸を除去するように機能する(Lin et al.,Am.J.Physiol.Gastrointest Liver Physiol.2009,296,129)。EAAT2タンパク質発現および機能の増加は、不十分なグルタミン酸再取り込みを抑制し、その結果、神経細胞の損傷を低減するための手段を提供することができる。
【発明の概要】
【0005】
本明細書においては、式I
TIFF
2024160326000001.tif
20
27
式I
式中
Yは、O、SまたはNR
1
であり;
X
1
は、CHまたはNであり;
X
2
は、CR
3
またはNであり;
X
3
は、CR
4
またはNであり;
Aは、6~10員のアリールおよび5~10員のヘテロアリールからなる群から選択され、これらの各々が、1、2、3または4つの独立に選択されるR
A
基によって必要に応じて置換されており;
R
1
は、HおよびC
1~6
アルキルから選択され;
R
2
は、-(CHR
E
)
n
R
5
であり;
R
5
は、OR
C
、NR
C
R
D
、C(O)NR
C
R
D
、C(O)OR
C
、H、C
1~6
アルキル、C
3~10
シクロアルキル、C
6~10
アリール、4~10員のヘテロシクロアルキルおよび5~10員のヘテロアリールからなる群から選択され、ここで、前記C
1~6
アルキル、C
3~10
シクロアルキル、C
6~10
アリール、4~10員のヘテロシクロアルキルおよび5~10員のヘテロアリールは、それぞれ、1、2、3または4つの独立に選択されるR
B
基によって必要に応じて置換されており;
R
E
は、H、C
1~6
アルキル、C
1~6
アルコキシおよびアミノからなる群から選択され、ここで、前記C
1~6
アルキルは、1、2、3または4つの独立に選択されるR
6
基によって必要に応じて置換されており;
R
3
およびR
4
は、HおよびC
1~6
アルキルから独立に選択され;
各R
A
およびR
【0006】
いくつかの実施形態において、Aは、非置換であることができるまたは1、2、3もしくは4つの独立に選択されるR
A
基によって置換されることができるフェニルであり得る。他の実施形態において、Aは、非置換であることができるまたは1、2、3もしくは4つの独立に選択されるR
A
基によって置換されることができる5~10員のヘテロアリールであり得る。ある実施形態において、Aは、置換されていない5~6員のヘテロアリールであり得る。ある実施形態において、Aは、置換されていないピリジルであり得る。ある実施形態において、Aは、置換されていない2-ピリジルおよび置換されていない3-ピリジルからなる群から選択され得る。
【0007】
いくつかの実施形態において、YはOであり得る。
【0008】
いくつかの実施形態において、X
1
、X
2
およびX
3
の1つはNである。例えば、いくつかの実施形態において、X
1
はNであり、X
2
はCR
3
であり、X
3
はCR
4
である。他の実施形態において、X
1
はCHであり、X
2
はNであり、X
3
はCR
4
である。
【0009】
いくつかの実施形態において、R
3
は、存在する場合、Hである。
【0010】
いくつかの実施形態において、R
4
は、存在する場合、Hである。
(【0011】以降は省略されています)
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