TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024160309
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-13
出願番号2024130922,2023536760
出願日2024-08-07,2022-07-19
発明の名称通信方法、ユーザ装置、ネットワーク装置、移動通信システム、プログラム及びチップセット
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04W 76/40 20180101AFI20241106BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザ装置が2つの基地局と同時に通信するデュアルコネクティビティ(DC)におけるセカンダリセルグループ(SCG)又はユーザ装置が1つの基地局の複数のセルと同時に通信するキャリアアグリゲーション(CA)におけるセカンダリセル(SCell)からユーザ装置が効率的にマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)受信を行うことを可能とする通信方法を提供する。
【解決手段】MBSをサポートする移動通信システムで用いる通信方法であって、DCを行うユーザ装置が、DCにおけるマスタセルグループ(MCG)と通信するステップS12aと、前記ユーザ装置が、DCにおけるSCGからのMBS受信を行うステップS13aと、を有する。通信するステップS12aは、SCGからのMBS受信に関するMBS関連情報をMCGと通信するステップを含む。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムで用いる通信方法であって、
キャリアアグリゲーション(CA)を行うユーザ装置が、前記CAにおけるプライマリセルと通信することと、
前記ユーザ装置が、前記CAにおけるセカンダリセルからのMBS受信を行うことと、を有し、
前記通信することは、前記セカンダリセルからの前記MBS受信に関するMBS関連情報を前記ユーザ装置が前記プライマリセルから受信することを含み、
前記MBS関連情報は、前記セカンダリセルにおけるMBS制御チャネル(MCCH)に関する設定情報を含む
通信方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記MBS関連情報は、さらに、前記セカンダリセルが提供するMBSセッションを示すMBSセッション情報と、前記MBSセッションが提供される周波数に関する周波数関連情報と、前記セカンダリセルを示すセル識別情報と、のうち少なくとも1つを含む
請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
ユーザ装置であって、
キャリアアグリゲーション(CA)を行う通信部を備え、
前記通信部は、前記CAにおけるセカンダリセルからのマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)受信を行い、
前記通信部は、前記セカンダリセルからの前記MBS受信に関するMBS関連情報を前記CAにおけるプライマリセルから受信し、
前記MBS関連情報は、前記セカンダリセルにおけるMBS制御チャネル(MCCH)に関する設定情報を含む
ユーザ装置。
【請求項4】
マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートするネットワーク装置であって、
キャリアアグリゲーション(CA)を行うユーザ装置と通信する通信部を備え、
前記通信部は、前記CAにおけるセカンダリセルにおいて、前記ユーザ装置に対するMBSの送信を行い、
前記通信部は、前記CAにおけるプライマリセルにおいて、前記セカンダリセルからの前記MBSの受信に関するMBS関連情報を前記ユーザ装置に送信し、
前記MBS関連情報は、前記セカンダリセルにおけるMBS制御チャネル(MCCH)に関する設定情報を含む
ネットワーク装置。
【請求項5】
ネットワーク装置からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムであって、
キャリアアグリゲーション(CA)を行う前記ユーザ装置は、前記CAにおけるセカンダリセルからのマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)受信を行い、
前記ネットワーク装置は、前記CAにおけるプライマリセルにおいて、前記セカンダリセルからの前記MBSの受信に関するMBS関連情報を前記ユーザ装置に送信し、
前記MBS関連情報は、前記セカンダリセルにおけるMBS制御チャネル(MCCH)に関する設定情報を含む
移動通信システム。
【請求項6】
ユーザ装置を制御するためのプログラムであって、
キャリアアグリゲーション(CA)を行うことと、
前記CAにおけるセカンダリセルからのマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)受信を行うことと、
前記セカンダリセルからの前記MBS受信に関するMBS関連情報を前記CAにおけるプライマリセルから受信することと、を前記ユーザ装置に実行させ、
前記MBS関連情報は、前記セカンダリセルにおけるMBS制御チャネル(MCCH)に関する設定情報を含む
プログラム。
【請求項7】
ユーザ装置を制御するためのチップセットであって、
キャリアアグリゲーション(CA)を行うことと、
前記CAにおけるセカンダリセルからのマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)受信を行うことと、
前記セカンダリセルからの前記MBS受信に関するMBS関連情報を前記CAにおけるプライマリセルから受信することと、を実行し、
前記MBS関連情報は、前記セカンダリセルにおけるMBS制御チャネル(MCCH)に関する設定情報を含む
チップセット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムで用いる通信方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)(登録商標。以下同じ)規格において、第5世代(5G)の無線アクセス技術であるNR(New Radio)の技術仕様が規定されている。NRは、第4世代(4G)の無線アクセス技術であるLTE(Long Term Evolution)に比べて、高速・大容量かつ高信頼・低遅延といった特徴を有する。このような5Gシステムにマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を導入することが検討されている。
【0003】
また、3GPPの技術仕様において、ユーザ装置が1つの基地局の複数のセルと同時に通信するキャリアアグリゲーション(CA)、及びユーザ装置が2つの基地局と同時に通信するデュアルコネクティビティ(DC)が規定されている。DCにおける当該2つの基地局は、一方がマスタノード(MN)であり、他方がセカンダリノード(SN)である。
【0004】
現状、MBSでは、CAの場合には基地局が管理するプライマリセル(PCell)からユーザ装置がMBS受信を行うことが想定されており、DCの場合にはMNが管理するマスタセルグループ(MCG)からユーザ装置がMBS受信を行うことが想定されている。ここで、非特許文献1には、SNが管理するセカンダリセルグループ(SCG)からユーザ装置へのMBS送信を可能とすることが提案されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP寄書:RWS-210126、“Discussion on MBS enhancement”
【発明の概要】
【0006】
第1の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムで用いる通信方法であって、デュアルコネクティビティ(DC)又はキャリアアグリゲーション(CA)を行うユーザ装置が、前記DCにおけるマスタセルグループ又は前記CAにおけるプライマリセルと通信することと、前記ユーザ装置が、前記DCにおけるセカンダリセルグループ又は前記CAにおけるセカンダリセルからのMBS受信を行うことと、を有する。前記通信することは、前記セカンダリセルグループ又は前記セカンダリセルからの前記MBS受信に関するMBS関連情報を前記マスタセルグループ又は前記プライマリセルと通信することを含む。
【0007】
第2の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムで用いる通信方法であって、ユーザ装置が、デュアルコネクティビティ(DC)又はキャリアアグリゲーション(CA)を行うことと、前記ユーザ装置が、前記DCにおけるセカンダリセルグループ又は前記CAにおけるセカンダリセルでMBS受信を行うための無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を用いて、前記セカンダリセルグループ又は前記セカンダリセルにおける物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を監視することと、前記ユーザ装置が、前記セカンダリセルグループ又は前記セカンダリセルが非アクティブ化されても、前記RNTIを用いた前記PDCCHの監視を継続することと、を有する。
【0008】
第3の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムで用いる通信方法であって、デュアルコネクティビティ(DC)を行うユーザ装置が、前記ユーザ装置が受信している又は受信に興味を持つMBSセッションを提供するセルグループをマスタセルグループ及びセカンダリセルグループの中から特定することと、前記ユーザ装置が、前記特定したセルグループに対して、前記MBSセッションに関するMBS興味通知を送信することと、を有する。
【0009】
第4の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムで用いる通信方法であって、ユーザ装置が行うデュアルコネクティビティ(DC)におけるマスタセルグループを管理するマスタノードが、前記DCにおけるセカンダリセルグループを管理するセカンダリノードと通信することと、前記マスタセルグループ又は前記セカンダリセルグループから前記ユーザ装置に対するMBS送信を行うことと、を有する。前記通信することは、前記ユーザ装置が受信している又は受信に興味を持つMBSセッションに関するMBS興味通知を前記セカンダリノードと通信することを含む。
【0010】
第5の態様に係る通信方法は、マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)をサポートする移動通信システムで用いる通信方法であって、ユーザ装置とのデュアルコネクティビティ(DC)におけるセカンダリセルグループを管理するセカンダリノードが、前記DCにおけるマスタセルグループを管理するマスタノードと通信することと、前記セカンダリノードが、前記ユーザ装置に対するMBS送信を行うことと、を有する。前記通信することは、前記セカンダリセルグループにおいて前記ユーザ装置がMBS受信を行うための設定を示すMBS設定情報を前記セカンダリノードから前記マスタノードに送信することを含む。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

京セラ株式会社
通信装置
1か月前
京セラ株式会社
撮像装置
24日前
京セラ株式会社
表示システム
4日前
京セラ株式会社
フィルタおよび通信装置
2日前
京セラ株式会社
撮像装置及び情報処理方法
24日前
京セラ株式会社
弾性波装置および通信装置
3日前
京セラ株式会社
燃料電池モジュール及び燃料電池装置
16日前
京セラ株式会社
ブラインド装置及びブラインドシステム
24日前
京セラ株式会社
処理装置、制御システム及びプログラム
16日前
京セラ株式会社
計測システム、制御装置、及び計測装置
17日前
京セラ株式会社
電子機器、情報処理方法、及びプログラム
16日前
京セラ株式会社
情報処理装置、システム、及びプログラム
16日前
京セラ株式会社
方法、電気化学セルおよび電気化学セル装置
1か月前
京セラ株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
24日前
京セラ株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
16日前
京セラ株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
16日前
京セラ株式会社
電力制御装置、電力制御システム、及び電力制御方法
16日前
京セラ株式会社
情報提供装置、情報提供方法及び情報提供プログラム
16日前
京セラ株式会社
光回路基板
1か月前
京セラ株式会社
通信制御方法
5日前
京セラ株式会社
コネクタ及び電子機器
18日前
京セラ株式会社
液体吐出ヘッド及び記録装置
18日前
京セラ株式会社
液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
1か月前
京セラ株式会社
ユーザ装置、ノード、及び通信方法
1か月前
京セラ株式会社
ユーザ装置、ノード、及び通信方法
1か月前
京セラ株式会社
睡眠推定システム、及び睡眠推定方法
18日前
京セラ株式会社
包装体、流路デバイスおよび測定装置
16日前
京セラ株式会社
画像処理装置、制御方法、及びプログラム
9日前
京セラ株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
9日前
京セラ株式会社
ガス検出システム、ガス検出装置及びガス検出方法
11日前
京セラ株式会社
弾性波共振子、弾性波フィルタ、分波器、通信装置
26日前
京セラ株式会社
通信制御方法、中継ノード、プロセッサ、プログラム及びシステム
18日前
京セラ株式会社
導電部材、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置
18日前
京セラ株式会社
通信方法、ユーザ装置、ネットワーク装置、移動通信システム、プログラム及びチップセット
11日前
京セラ株式会社
学習済みモデル生成方法、ユーザ環境推定方法、学習済みモデル生成装置、ユーザ環境推定装置、及び学習済みモデル生成システム
1か月前
個人
挿耳装置
27日前
続きを見る