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公開番号2024158530
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073792
出願日2023-04-27
発明の名称物品処理装置
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65C 9/40 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】エラーから効率よく復帰できる物品処理装置を提供する。
【解決手段】自装置より上流側にある包装装置と生産ラインを構成し、包装装置から搬送される物品にラベルを貼付するラベル貼付装置であって、自装置又は包装装置にエラーが発生したことを検知するエラー検知部36と、エラーが解除された場合に、生産ラインの停止時に包装装置と自装置の間にある物品に対して、通常とは異なるモードでラベルを発行するための制御を行う発行制御部32と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
自装置より上流側にある外部装置と生産ラインを構成し、当該外部装置から搬送される物品に対して所定の処理を実行する装置であって、
自装置又は前記外部装置にエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、
前記エラーが解除された場合に、前記生産ラインの停止時に前記外部装置と前記自装置の間にある物品に対して、通常とは異なるモードで前記所定の処理を実行するための制御を行う制御手段と、を備える、
ことを特徴とする物品処理装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記エラーが解除された場合に、前記外部装置と前記自装置の間にある物品に対して前記ラベルを貼付するための制御を行う、
ことを特徴とする物品処理装置。
【請求項3】
表示手段、をさらに備え、
前記制御手段は、前記生産ラインの停止時に、前記外部装置と前記自装置の間にある物品の数量に応じて、手投入による物品の投入数量を設定する設定画面を表示させる、
請求項1又は2記載の物品処理装置。
【請求項4】
前記生産ラインの停止時に前記外部装置と前記自装置の間にある物品の数量を推定する手段と、
推定した前記外部装置と前記自装置の間にある物品の数量を前記設定画面に表示させる、
請求項3記載の物品処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
生鮮食品、総菜食品を取り扱う現場では、商品の搬送過程において、商品の名称や製造日、価格といった商品情報を印字したラベルが商品に貼付される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-326943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この点、商品を搬送するライン上では、ラベル貼付装置を含む複数の装置が連携しており、いずれかの装置でエラーが発生すると、一旦ラインを停止して、復帰作業を行う必要がある。
【0005】
そこで本発明は、エラーから効率よく復帰できる物品処理装置を得ることを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る物品処理装置は、自装置より上流側にある外部装置と生産ラインを構成し、当該外部装置から搬送される物品に対して所定の処理を実行する装置であって、自装置又は前記外部装置にエラーが発生したことを検知するエラー検知手段と、前記エラーが解除された場合に、前記生産ラインの停止時に前記外部装置と前記自装置の間にある物品に対して、通常とは異なるモードで前記所定の処理を実行するための制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係るラベル貼付装置を備えた生産ラインの概要を模式的に示した図である。
上記生産ラインを構成する外部装置の一例に係る包装装置の外観を示した図である。
上記ラベル貼付装置の外観の一例を示した図である。
上記ラベル貼付装置が備えるハードウェア構成の一例を示したブロック図である。
上記ラベル貼付装置が備えるソフトウェア構成の一例を示したブロック図である。
上記ラベル貼付装置において、正常動作時に実行される処理の流れの一例を示した処理フロー図である。
上記ラベル貼付装置に表示される、ラベルの発行・操作画面の一例を示した図である。
上記ラベル貼付装置において、エラーが検知された際に実行される処理の流れの一例を示した処理フロー図である。
上記ラベル貼付装置に表示される設定画面の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
●ラベル貼付装置を備えた生産ラインの概要
以下、本発明の実施形態に係るラベル貼付装置について、図を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るラベル貼付装置1が配設された商品の生産ラインを模式的に示している。この生産ラインには、相互に連携する複数の装置がコンベア11の搬送方向に沿って配設されており、各装置が所定の機能を実行することにより、コンベア11上を搬送される物品Wに順次、加工が施されて商品が生産される。包装装置4及び本実施形態に係るラベル貼付装置1はそのような装置の一つを構成し、包装装置4は物品Wの包装処理を実行し、ラベル貼付装置1は、包装された物品Wに対してラベルを発行・貼付する。
【0009】
なお、生産ラインを構成する複数の装置のうち、ラベル貼付装置1以外の装置は特許請求の範囲における外部装置を構成する。外部装置は、ラベル貼付装置1によってラベルの貼付作業が実行可能な状態となるまでに必要な作業を行う装置であり、その一例が包装装置4である。外部装置は包装装置4に限られず、他の例では、食品等の内容物が盛り付けられたトレイ(物品)に蓋をする蓋閉め装置によって構成される。
【0010】
また、ラベル貼付装置1は、特許請求の範囲における物品処理装置の一例を構成する。物品処理装置は他に、産業用インクジェットプリンタ、レーザーマーカー、RFIDプリンタ、印字検査機、ウェイトチェッカーなどであってもよい。これらの装置は、いずれも生産ラインの上流側に設けられた装置と連携し、搬送される物品に対して所定の処理を実行するものである。即ち、産業用インクジェットプリンタやレーザーマーカー、RFIDプリンタは物品の情報を書き込む処理を実行し、印字検査機やウェイトチェッカーは物品の情報に基づき適正か否かを判別する処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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