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公開番号
2024158225
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073244
出願日
2023-04-27
発明の名称
コンベア装置
出願人
大同特殊鋼株式会社
代理人
個人
主分類
B65G
23/44 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】構造が複雑化することなく簡易な構造で、しかも張力の不平衡を招くことなく速やかに無端帯の弛みを解消できるコンベア装置を提供する。
【解決手段】ループ状の無端帯1の両端をそれぞれ駆動輪4と従動輪3に懸架して無端帯1の上半部1aを搬送部としたコンベア装置10であって、従動輪3を駆動輪4に対して接近ないし離間する方向へ移動可能に設置するとともに、移動可能とした従動輪3を、駆動輪4に対して離間する方向へ移動付勢するエアシリンダ52を設ける。従動輪3はエアシリンダ52の伸縮ロッド521に連結されて駆動輪4に対して接近ないし離間する方向へ移動可能である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ループ状の無端帯の両端をそれぞれ駆動輪と従動輪に懸架させて前記無端帯の上半部を搬送部としたコンベア装置であって、前記駆動輪および前記従動輪の一方を他方に対して接近ないし離間する方向へ移動可能に設置するとともに、前記移動可能とした駆動輪および従動輪の一方を、他方に対して離間する方向へ移動付勢する付勢手段を設けたコンベア装置。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記移動可能とした駆動輪および従動輪の一方の、他方に接近する方向への移動を規制するストッパ手段を設けた請求項1に記載のコンベア装置。
【請求項3】
前記付勢手段はエアシリンダであり、前記従動輪を前記エアシリンダの伸縮ロッドに連結して、駆動輪に対して接近ないし離間する方向へ移動可能とした請求項1又は2に記載のコンベア装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はコンベア装置に関し、特にダライ粉を搬送する等の用途に好適なコンベア装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
鋼材の表面を切削加工した際に生じるダライ粉を場外のダライバックへ搬送するのに使用されるダライコンベアは長尺の鉄板片の両側縁を互いに連結してリング状の無端帯とし、当該無端帯の両側に沿ってリング状に駆動チェーンを配設して当該駆動チェーンを駆動輪(スプロケット)と従動輪(スプロケット)間に懸架した構造となっている。その全長は時に30mに達する場合があり、駆動チェーンが伸びる等によって張力が不足すると無端帯が大きく弛んで、曲損やこれに起因する回転不良、破損等を生じる。そこで、鉄板片を適当数間引いて(コマづめ)張力を回復させる作業を行うが、これには多大な労力と費用および時間を要する。
【0003】
特許文献1は、無端帯の両端を一定間隔で配した駆動輪と従動輪間に懸架し、弛み防止手段としてエアシリンダを無端帯の下半部と交差する姿勢で配設して、エアシリンダのロッド先端に設けたテンション輪(スプロケット)を上記無端帯の下半部に側方から当接させたコンベア装置が提案されている。無端帯の張力が低下した場合には、適宜エアシリンダのロッドを収縮させて無端帯の下半部を側方へ引き出すことによって無端帯の張力を回復させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-251911
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来の構造で、無端帯の下半部を側方へ引き出すと、張力は回復するものの無端帯の下半部全体が側方へ大きく変位して(これは無端帯の全長が長くなるほど甚だしい)他の部材と干渉するおそれがあり、これを抑えるために例えばテンション輪の前後に複数のアイドル輪(スプロケット)を設ける必要があって(上記特許文献1参照)、構造が複雑化するという問題があった。また、無端帯の下半部の張力回復が、搬送部である無端帯の上半部に速やかに伝達されず、無端帯下半部と上半部で張力が不平衡になって駆動輪や従動輪に不要な負荷がかかるという問題もあった。
【0006】
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、構造が複雑化することなく簡易な構造で、しかも張力の不平衡を招くことなく速やかに無端帯の弛みを解消できるコンベア装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本第1発明では、ループ状の無端帯(1)の両端をそれぞれ駆動輪(4)と従動輪(3)に懸架して前記無端帯(1)の上半部(1a)を搬送部としたコンベア装置(10)であって、前記駆動輪(4)および前記従動輪(3)の一方を他方に対して接近ないし離間する方向へ移動可能に設置するとともに、前記移動可能とした駆動輪(4)および従動輪(3)の一方を、他方に対して離間する方向へ移動付勢する付勢手段(52)を設ける。
【0008】
本第1発明によれば、従動輪および駆動輪の一方を他方に対して離間する方向へ移動させるだけの簡易な構造で無端帯の張力を適正に維持することができる。また、従動輪あるいは駆動輪を移動させることで、無端帯の上半部と下半部の張力を速やかに平衡させることができるから、従動輪や駆動輪に不要な負荷がかかることもない。
【0009】
本第2発明では、前記移動可能とした駆動輪(4)および従動輪(3)の一方の、他方に接近する方向への移動を規制するストッパ手段(56,57)を設ける。
【0010】
本第2発明によれば、付勢手段が機能しなくなった場合にも無端帯の張力を維持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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