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公開番号2024158080
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072942
出願日2023-04-27
発明の名称画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20241031BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 ノズルの吐出不良の影響を抑制するためにインク吐出量の調整を行う際の画質への影響を抑制する。
【解決手段】 第1隣接ノズルは、吐出不良ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出するノズルであり、第2隣接ノズルは、第1隣接ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出するノズルである。補正処理部83は、第1隣接ノズルが後吐出ノズルである場合、吐出不良ノズルの吐出不良種別に応じて、互いに異なるインク吐出量で、第1隣接ノズルのインク吐出を実行させる。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
プリントすべき画像に対応するインクをノズルで吐出する記録ヘッドと、
プリントシートの位置に応じて、プリントすべき画像に対応するノズルを決定し、前記記録ヘッドに、前記ノズルからインクを吐出させる制御部と、
前記ノズルのうちの吐出不良ノズルを検出し、前記吐出不良ノズルに対応する補正処理を実行する補正処理部とを備え、
前記吐出不良ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出するノズルを第1隣接ノズルとし、前記第1隣接ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出するノズルを第2隣接ノズルとした場合、前記補正処理部は、前記第1隣接ノズルのインク吐出が前記第2隣接ノズルのインク吐出より後であるとき、前記吐出不良ノズルの吐出不良種別に応じて、互いに異なるインク吐出量で、前記第1隣接ノズルのインク吐出を実行させること、
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記吐出不良種別が不吐出である場合の前記第1隣接ノズルのインク吐出量は、前記吐出不良種別が不吐出以外である場合の前記第1隣接ノズルのインク吐出量より多いことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記補正処理部は、前記第2隣接ノズルがインク吐出しない場合には、前記第1隣接ノズルのインク吐出順番が前記第2隣接ノズルより先か後かに拘わらず、同一のインク吐出量で前記第1隣接ノズルにインク吐出を実行させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
あるインクジェット方式の画像形成装置は、(a)記録ヘッドにおけるインクを吐出するノズルのうち、インクを正常に吐出できなくなった吐出不良ノズルを検出し、(b)吐出不良ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出する第1隣接ノズルが、第1隣接ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出する第2隣接ノズルより後にインクを吐出する場合、(b1)第1隣接ノズルのインク吐出量(液滴量)を増加させ、(b2)第1隣接ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出する第2隣接ノズルのインク吐出(液滴)を間引き、(b3)第2隣接ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出する第3隣接ノズルのインク吐出量(液滴量)を増加させることで、第1隣接ノズルから吐出されるインク液滴の移動(液滴の合一に起因する移動)を制御している(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-55497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の画像形成装置では、第2隣接ノズルのインク吐出(液滴)が間引かれることの影響(濃度低下)を抑制するために第3隣接ノズルのインク吐出量を調整しているが、第3隣接ノズルがインクを吐出しない場合(インク吐出の必要がない場合)には画質に対するインク吐出量の調整の影響が生じる可能性がある。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ノズルの吐出不良の影響を抑制するためにインク吐出量の調整を行う際の画質への影響を抑制する画像形成装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像形成装置は、プリントすべき画像に対応するインクをノズルで吐出する記録ヘッドと、プリントシートの位置に応じて、プリントすべき画像に対応するノズルを決定し、前記記録ヘッドに、前記ノズルからインクを吐出させる制御部と、前記ノズルのうちの吐出不良ノズルを検出し、前記吐出不良ノズルに対応する補正処理を実行する補正処理部とを備える。前記吐出不良ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出するノズルを第1隣接ノズルとし、前記第1隣接ノズルがインク液滴を吐出すべきドット位置に隣接するドット位置にインク液滴を吐出するノズルを第2隣接ノズルとした場合、前記補正処理部は、前記第1隣接ノズルのインク吐出が前記第2隣接ノズルのインク吐出より後であるとき、前記吐出不良ノズルの吐出不良種別に応じて、互いに異なるインク吐出量で、前記第1隣接ノズルのインク吐出を実行させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ノズルの吐出不良の影響を抑制するためにインク吐出量の調整を行う際の画質への影響を抑制する画像形成装置が得られる。
【0008】
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成を説明する側面図である。
図2は、図1に示す画像形成装置10における記録ヘッド1a,1b,1c,1dの一例を示す平面図である。
図3は、図2に示す記録ヘッド1a,1b,1c,1dにおけるノズルについて説明する図である。
図4は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の電気的な構成を示すブロック図である。
図5は、吐出不良ノズルが先吐出ノズルである場合の第1隣接ノズルおよび第2隣接ノズルについて説明する図である。
図6は、吐出不良ノズルが後吐出ノズルである場合の第1隣接ノズルおよび第2隣接ノズルについて説明する図である。
図7は、不吐出の場合における第2隣接ノズルのインク吐出量について説明する図である。
図8は、吐出ヨレの場合における第2隣接ノズルのインク吐出量について説明する図である。
図9は、不吐出の場合における第1隣接ノズルのインク吐出量について説明する図である。
図10は、吐出ヨレの場合における第1隣接ノズルのインク吐出量について説明する図である。
図11は、図1~図4に示す画像形成装置10における補正処理の対象となる第1隣接ノズル(第1隣接ドット)および第2隣接ノズル(第2隣接ドット)の設定について説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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