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公開番号
2024156196
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-01
出願番号
2023069796
出願日
2023-04-21
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社大一商会
代理人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20241024BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】遊技興趣を維持することのできる遊技機を提供する。
【解決手段】このパチンコ機1では、遊技領域5aに打ち込まれた遊技球を受け入れ可能な始動口を有する。始動口に遊技球が入球されると、当りについての判断処理が行われる。そしてこの後、この判断処理の結果に応じた変動表示が開始されて、該変動表示において当り図柄が表示されると当り遊技が行われるようになる。この点、このパチンコ機1では、操作手段に関連する演出として特別な演出を行いうる。
【選択図】図60
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技者によって操作可能な特別操作手段及び所定操作手段と、
判定を行う判定手段と、
前記判定手段による判定にて所定の結果が得られたことに基づいて遊技者に特典を付与しうる特典付与手段と、
前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記特別操作手段に対する操作の受付けがなされると、該受付けに応じた受付後変化を実行可能な特別許容状態実行手段と、
前記所定操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記所定操作手段に対する操作の受付けがなされると、該受付けに応じた受付後変化を実行可能な所定許容状態実行手段と、
前記特別操作手段に関連した特別操作関連表示を表示可能な特別操作関連表示手段と、
特定動画を表示可能な特定動画表示手段と
を備え、
前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態では、前記特別操作関連表示が表示されている状況下にある場合と、前記特別操作関連表示が表示されていない状況下にある場合との両方があり、
前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記特別操作手段を特定操作状態にしてこれを維持する操作が行われたときには、該操作が行われたときに得られる検出情報に基づいて、前記受付後変化が複数回実行される自動操作受付が機能する場合がある遊技機であって、
前記特定動画の表示にかかる開始条件は、前記特別操作関連表示が表示されている状況下にある場合と、前記特別操作関連表示が表示されていない状況下にある場合とのうち、前記特別操作関連表示が表示されていない状況下にあるときに限り条件成立しうるものであり、
前記特別操作関連表示が表示されていない状況下にあり且つ前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記特定動画の表示が開始されて、該特定動画が表示されているなかで前記特別操作手段に対する操作の受付けがなされると、前記受付後変化の1つとして特別変化が生じうるものであり、
前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記特別操作手段に対する操作の受付けがなされ場合と、前記所定操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記所定操作手段に対する操作の受付けがなされた場合とでは、異なる受付後変化が実行されるものであり、
前記特定動画表示手段は前記特定動画を予め定められた時間にわたって再生させうるものであり、
前記所定操作手段に対する操作の受付けが許容される状態として、前記所定操作手段に対する操作の受付けが1回だけ許容される所定1回操作許容状態を発生可能であり、
前記所定操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において操作許容期間が終了するまでの残り時間示唆表示が表示されうるものであり、
前記所定操作手段に関連した所定操作関連表示を第1配色で表示可能な所定操作関連表示手段を備える
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ぱちんこ遊技機(一般的に「パチンコ機」とも称する)や回胴式遊技機(一般的に「スロットマシン」とも称する)等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に見られるように、当りに当選したとき、多量の賞が獲得可能とされる特別遊技が行われる遊技機が知られている。
【0003】
すなわち、この特許文献1に記載の遊技機では、まず、始動口への遊技球の入賞があるか否かを判断する。そして、この始動口への遊技球の入賞があったときは、当りの当落などが判定される判定処理を行う。またこの際、所定の表示器において特別図柄を所定の変動時間だけ変動表示させる。そして、所定の変動時間が経過したとき、当りに当選したことが示される表示態様にて上記特別図柄を停止表示させるとともに、大入賞口の開閉部材を動作させることで、遊技者に対して多くの賞が獲得可能とされる特別遊技を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-201901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような従来の遊技機では、操作手段による演出が実行されることが多いが、該操作手段による演出が行われるときの遊技興趣をより一層向上させるようにすることが求められる。
【0006】
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、遊技興趣の低下が抑制されうる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
手段1:
遊技者によって操作可能な特別操作手段及び所定操作手段と、
判定を行う判定手段と、
前記判定手段による判定にて所定の結果が得られたことに基づいて遊技者に特典を付与しうる特典付与手段と、
前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記特別操作手段に対する操作の受付けがなされると、該受付けに応じた受付後変化を実行可能な特別許容状態実行手段と、
前記所定操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記所定操作手段に対する操作の受付けがなされると、該受付けに応じた受付後変化を実行可能な所定許容状態実行手段と、
前記特別操作手段に関連した特別操作関連表示を表示可能な特別操作関連表示手段と、
特定動画を表示可能な特定動画表示手段と
を備え、
前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態では、前記特別操作関連表示が表示されている状況下にある場合と、前記特別操作関連表示が表示されていない状況下にある場合との両方があり、
前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記特別操作手段を特定操作状態にしてこれを維持する操作が行われたときには、該操作が行われたときに得られる検出情報に基づいて、前記受付後変化が複数回実行される自動操作受付が機能する場合がある遊技機であって、
前記特定動画の表示にかかる開始条件は、前記特別操作関連表示が表示されている状況下にある場合と、前記特別操作関連表示が表示されていない状況下にある場合とのうち、前記特別操作関連表示が表示されていない状況下にあるときに限り条件成立しうるものであり、
前記特別操作関連表示が表示されていない状況下にあり且つ前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記特定動画の表示が開始されて、該特定動画が表示されているなかで前記特別操作手段に対する操作の受付けがなされると、前記受付後変化の1つとして特別変化が生じうるものであり、
前記特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記特別操作手段に対する操作の受付けがなされ場合と、前記所定操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において前記所定操作手段に対する操作の受付けがなされた場合とでは、異なる受付後変化が実行されるものであり、
前記特定動画表示手段は前記特定動画を予め定められた時間にわたって再生させうるものであり、
前記所定操作手段に対する操作の受付けが許容される状態として、前記所定操作手段に対する操作の受付けが1回だけ許容される所定1回操作許容状態を発生可能であり、
前記所定操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において操作許容期間が終了するまでの残り時間示唆表示が表示されうるものであり、
前記所定操作手段に関連した所定操作関連表示を第1配色で表示可能な所定操作関連表示手段を備える
ことを特徴とする遊技機。
【0008】
上記構成によれば、まず、特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態では、特別操作関連表示が表示されている状況下にある場合と、特別操作関連表示が表示されていない状況下にある場合との両方がある。また、特定動画の表示にかかる開始条件については、特別操作関連表示が表示されている状況下にある場合と、特別操作関連表示が表示されていない状況下にある場合とのうち、特別操作関連表示が表示されていない状況下にあるときに限り条件成立可能であるようにした上で、特別操作関連表示が表示されていない状況下にあり且つ特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において特定動画の表示が開始されて、該特定動画が表示されているなかで特別操作手段に対する操作の受付けがなされると、受付後変化の1つとして特別変化が生じうるようにした。
【0009】
この点、上記構成では、特別操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において特別操作手段を特定操作状態にしてこれを維持する操作が行われたときには、該操作が行われたときに得られる検出情報に基づいて、受付後変化が複数回実行される自動操作受付が機能する場合があり、所定操作手段に対する操作の受付けが許容される状態において所定操作手段を所定操作状態にしてこれを維持する操作が行われたときには、該操作が行われたときに得られる検出情報に基づいて、受付後変化が複数回実行される自動操作受付が機能する場合があるようにした。すなわちこの場合、特別操作手段や所定操作手段のいずれに対しても、いわゆるオート連打機能が有効化されうることとなり、これによって操作関連の遊技の難易度を低下させることができるから、特別操作手段や所定操作手段に対する操作に関連した演出を複雑化させて演出を高めようとするにあたり、その複雑性によって遊技者の一部に遊技興趣が低下する事態が生じてしまうことを好適に抑制することが期待されるようになる(例えば、段落2274,7873,7874などを参照)。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、遊技興趣の低下が抑制されうる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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