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公開番号2024156026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2024146685,2023222827
出願日2024-08-28,2019-01-18
発明の名称クラウドプリントサービスに対応した印刷装置および印刷装置の制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20241024BHJP(計算;計数)
要約【課題】 クラウドプリントサービスがジョブの情報取得の為複数のプロトコルを提供する場合がある。ユーザにプロトコルを選択させた場合、ユーザにとって設定が煩わしいという課題がある。また、ユーザが設定を間違えた場合、クラウドプリンビスから印刷データを取得できないという課題がある。
【解決手段】 印刷装置が、クラウドのプリンタキューの種別、クラウドのユーザ認証設定、印刷装置の認証設定を取得し、適切なジョブの取得方法、取得プロトコルを判定する。
【選択図】 図12
特許請求の範囲【請求項1】
インターネットを介して接続されたプリントサービスに対して印刷装置を登録する処理と前記プリントサービスが備えるプリンタキューから印刷ジョブを取得する処理とを行うことでクラウドプリントを実現する印刷機能と、ユーザを認証することで機能の利用を制限する認証機能とを有する印刷装置であって、
前記プリントサービスからは登録された前記印刷装置に関連付くプリンタキューの種別に関する情報を取得し、前記印刷装置の前記認証機能からは前記認証機能を有効にするかまたは無効にするかに関する情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された少なくとも2つの情報を基に、前記印刷ジョブを取得し印刷するために利用される複数のプロトコルの中から1つのプロトコルを決定する決定手段と、を有し、
前記決定手段により決定されたプロトコルで前記印刷ジョブを取得し印刷する処理が行われることを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記取得手段は、さらに、前記印刷ジョブを取得する際の前記プリントサービスに対する認証の設定に関する情報を取得し、
前記決定手段は、前記2つの情報に加えて前記印刷ジョブを取得する際の前記プリントサービスに対する認証の設定に関する情報も基に、前記印刷ジョブを取得するために利用される複数のプロトコルの中から1つのプロトコルを決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記取得手段は、さらに、前記印刷装置に関連付いたプリンタキューの種別が変更されたことを認識するための情報を取得し、
前記決定手段は、前記印刷装置に関連付いたプリンタキューの種別が変更されたことを認識するための情報が取得されたことに応じて、改めて前記印刷ジョブを取得するために利用される複数のプロトコルの中から1つのプロトコルを決定することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記プリンタキューの種別とは、前記プリントサービスのプリンタオブジェクトが1つと前記印刷装置が1台の関係で関連付けられたことで利用される実プリンタキューと、前記プリントサービスのプリンタオブジェクトが1つと前記印刷装置が1台の関係で関連付けられたことで利用される仮想プリンタキューの2つのプリンタキューのうち何れか1つを示す情報であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記印刷機能が利用するプロトコルの1つは、前記印刷装置を認証するためのプリンタアクセストークンを前記プリントサービスに送信することで前記実プリンタキューに保存された全ての印刷ジョブの一覧を取得し、前記全ての印刷ジョブの一覧の中から選択された印刷ジョブを取得し印刷する処理を実行するためのプロトコルであることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記印刷機能が利用するプロトコルの1つは、前記印刷装置を認証するためのプリンタアクセストークンと前記認証機能により認証されたユーザを識別するための識別子とを前記プリントサービスに送信することで前記実プリンタキューに保存された全ての印刷ジョブの中から前記ユーザに関連付く印刷ジョブの一覧を取得し、前記ユーザに関連付く印刷ジョブの一覧の中から選択された印刷ジョブを取得し印刷する処理を実行するためのプロトコルであることを特徴とする請求項4または5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記印刷機能が利用するプロトコルの1つは、前記印刷装置を認証するためのプリンタアクセストークンと前記プリントサービスへの認証を行うためにユーザ認証情報を入力し認証されたことで発行されるユーザアクセストークンとを前記プリントサービスに送信することで前記仮想プリンタキューに保存された全ての印刷ジョブの中から前記ユーザに関連付く印刷ジョブの一覧を取得し、前記ユーザに関連付く印刷ジョブの一覧の中から選択された印刷ジョブを取得し印刷する処理を実行するためのプロトコルであることを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記印刷機能が利用するプロトコルの1つは、前記印刷装置を認証するためのプリンタアクセストークンと前記認証機能を利用するために用いられたICカードのカードIDとを前記プリントサービスに送信することで前記仮想プリンタキューに保存された全ての印刷ジョブの中から前記ユーザに関連付く印刷ジョブの一覧を取得し、前記ユーザに関連付く印刷ジョブの一覧の中から選択された印刷ジョブを取得し印刷する処理を実行するためのプロトコルであることを特徴とする請求項4乃至7の何れか1項に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記印刷機能が利用するプロトコルの1つは、前記印刷装置を認証するためのプリンタアクセストークンと前記認証機能により認証されたユーザを識別するための識別子とを前記プリントサービスに送信することで前記仮想プリンタキューに保存された全ての印刷ジョブの中から前記ユーザに関連付く印刷ジョブの一覧を取得し、前記ユーザに関連付く印刷ジョブの一覧の中から選択された印刷ジョブを取得し印刷する処理を実行するためのプロトコルであることを特徴とする請求項4乃至8の何れか1項に記載の印刷装置。
【請求項10】
インターネットを介して接続されたプリントサービスに対して印刷装置を登録する処理と前記プリントサービスが備えるプリンタキューから印刷ジョブを取得する処理とを行うことでクラウドプリントを実現する印刷機能と、ユーザを認証することで機能の利用を制限する認証機能とを有する印刷装置の制御方法であって、
前記プリントサービスからは登録された前記印刷装置に関連付くプリンタキューの種別に関する情報を取得し、前記印刷装置の前記認証機能からは前記認証機能を有効にするかまたは無効にするかに関する情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された少なくとも2つの情報を基に、前記印刷ジョブを取得し印刷するために利用される複数のプロトコルの中から1つのプロトコルを決定する決定ステップと、を有し、
前記決定ステップにより決定されたプロトコルで前記印刷ジョブを取得し印刷する処理が行われることを特徴とする印刷装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クラウドプリントサービスに対応する印刷装置および印刷装置の制御方法およびプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インターネット上のサーバが提供するプリントサービスにプリンタを登録し、プリンタがユーザ端末からの指示により出力された印刷データをクラウドサービス経由で取得して印刷を行うクラウドプリントサービスが知られている。
【0003】
ユーザ端末からクラウドプリントサービスを利用する際に、物理的なプリンタと1対1で関連付いたプリンタのオブジェクトを指定して印刷指示を行う印刷形態と、物理的なプリンタと1対Nで関連付いたプリンタオブジェクトを指定して印刷指示を行う印刷形態がある。前者のオブジェクトを実プリンタオブジェクトと称し、後者のオブジェクトは仮想プリンタオブジェクトと称す。また、実プリンタオブジェクトを指定して投入された印刷データのクラウドサービス上の一時保存領域を実プリンタキューと称す。仮想プリンタオブジェクトを指定して投入された印刷データのクラウドサービス上の一時保存領域を仮想プリンタキューと称す。仮想プリンタキューに保存された印刷データは、仮想プリンタオブジェクトに関連付いたプリンタであれば、どのプリンタからでもアクセスして印刷出力を行うことができる(特許文献1を参照)。このような仮想プリンタキューを利用した印刷形態はどこプリ(Anywhere Print)と称される。
【0004】
クラウドプリントサービスは、プリンタと異なるベンダーが提供する場合がある。例えば、Google社が、Google Cloud Print(登録商標)と称するクラウドプリントサービスを提供し、各社プリンタのベンダーがGoogle CloudPrintに対応したプリンタを提供する形態がある。
【0005】
プリンタのベンダーは、各社のクラウドプリントサービスに対応する為、各社クラウドサービスが規定した複数のプロトコルに対応したプリンタを市場に提供している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第05843691号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、同一のベンダーが提供するクラウドプリントサービスにおいても、印刷形態(実プリンタキューや仮想プリンタキュー)、認証方法、利用方法などに応じて、複数のプロトコルを提供する場合が考えられる。
【0008】
プリンタが複数のプロトコルに対応する必要があるのはもちろんのこと、クラウドプリントサービス側の設定やユーザの利用シーンを把握した上で複数あるプロトコルから適切なプロトコルを選択して動作する必要がある。プリンタを利用するユーザにプロトコルを選択させる為のユーザインタフェースを提供した場合、ユーザにとって設定が煩わしいという課題がある。
【0009】
本発明は上記課題を鑑みてなされたもので、クラウドプリントサービスからの印刷データの取得の際、適切なプロトコルで印刷データを取得する可用性の高いプリンタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決する為、本発明に係る印刷装置は、
クラウドプリントサービスに対応した印刷装置であって、
印刷装置と関連付いたプリンタキューに関する情報を取得する手段(S1202)を備え、
プリンタのユーザ認証設定情報を取得する手段(S1203)を備え、
取得したプリンタキューに関する情報と、プリンタのユーザ認証設定情報を元に
複数のジョブ情報の取得手段から1つを選択する手段(S1205~S1214)を備え、
前記選択したジョブの取得手段を用いてクラウドからジョブ情報の一覧を取得する手段を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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