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公開番号
2024154100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067729
出願日
2023-04-18
発明の名称
表示制御装置、表示システム、及び表示制御方法
出願人
日本精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
35/00 20240101AFI20241023BHJP(車両一般)
要約
【課題】 POI画像の画像量が増加する状況下においても、運転者等のユーザに与える悪影響を抑制しつつ、運転者等に好ましい情報を提示可能とする。
【解決手段】 表示制御装置200は、POI情報を取得するPOI情報取得部505と、POI画像の表示を制御する表示制御部203と、を有し、表示制御部203は、表示候補のPOI画像を特定するPOI表示候補特定部511と、特定された表示候補のPOI画像をすべて基準時点において表示する場合の画像量と、その基準時点から所定時間だけ前の時点において表示されていたPOI画像の画像量とに基づいて、POI画像の変化率を検出するPOI画像の変化率検出部514と、検出されたPOI画像の変化率が所定の閾値以上である場合において、表示されるPOI画像の画像量を減少させる画像減少処理を実施する画像減少処理部517と、を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、周囲の情報に関連する1つ、又は複数の画像の表示を制御する表示制御装置であって、
前記車両の周囲にある対象物に関する情報であるPOI(Point Of Interest)情報を取得するPOI情報取得部と、
前記POI情報に基づいて、POI画像の表示を制御する表示制御部と、を有し、
前記表示制御部は、
前記POI情報取得部から得られた情報を基に、表示候補のPOI画像を特定するPOI表示候補特定部と、
特定された表示候補のPOI画像をすべて基準時点において表示する場合の画像量と、その基準時点から所定時間だけ前の時点において表示されていたPOI画像の画像量とに基づいて、POI画像の変化率を検出するPOI変化率検出部と、
検出されたPOI画像の変化率が所定の閾値以上である場合において、表示されるPOI画像の画像量を減少させる画像減少処理を実施する画像減少処理部と、
を有する、表示制御装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記表示制御部の前記画像減少処理部は、前記車両が停止している状態、又は停止しているとみなすことができる低速走行状態から、前記車両が走行状態に移行した場合において前記画像減少処理を実施する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記表示制御部の前記画像減少処理部は、
表示候補のPOI画像が複数、存在する状況で前記画像減少処理を実施する場合は、
現在の車両位置を基準として、直線距離又は経路距離がより長い対象についてのPOI画像、又は到達するのに必要な所要時間がより長い対象についてのPOI画像から順に削減する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記画像減少処理部は、前記画像減少処理を実施する場合において、
現在の車両位置を基準とした対象物までの直線距離又は経路距離の長短、又は所要時間の長短の判定基準となり得る画像増加処理用の閾値を可変に制御し、より遠くにある対象物についてのPOI画像から順に削減する、
請求項3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、
前記画像減少処理後のPOI画像を表示する際、表示するPOI画像の表示態様を、画像減少処理が実施されない場合における表示態様とは異ならせる表示態様変更部を、さらに有する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、
前記画像減少処理後にPOI画像を表示する際、表示するPOI画像を、画像減少処理が実施されない場合において使用される表示装置とは異なる他の表示装置を用いて表示させる表示装置変更部を、さらに有する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記表示制御部は、
前記画像減少処理によってPOI画像の表示が制限されていることを、ユーザに報知する、
又は、
前記画像減少処理によってPOI画像の表示が制限されていること、及びその制限の内容に関する情報を、ユーザに報知する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項8】
前記表示制御部は、
前記画像減少処理が実施された後に、POI画像の表示の制限を緩和して、前記POI画像の変化率が前記所定の閾値を超えない範囲においてPOI画像の画像量を増加させる画像増加処理を実施する画像増加処理部を、さらに有する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項9】
前記表示制御部の前記画像増加処理部は、前記車両が走行状態から、前記車両が停止した状態、又は停止しているとみなすことができる低速走行状態に移行した場合において前記画像増加処理を実施する、
請求項8に記載の表示制御装置。
【請求項10】
前記画像増加処理部は、前記画像増加処理を実施する場合において、
現在の車両位置を基準とした対象物までの直線距離又は経路距離の長短、又は所要時間の長短の判定基準となり得る画像増加処理用の閾値を可変に制御し、より近くにある対象物についてのPOI画像から順に表示することで、POI画像を時間経過と共に漸増させる、請求項8に記載の表示制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車等の車両に搭載される表示制御装置、表示システム、及び表示制御方法等に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヘッドアップディスプレイ(HUD)装置等を用いて、ウインドシールド越しに沿線の建物の名前や飲食店の名前のような、車両の乗員にとって興味や関心を惹きそうな地点(Point Of Interest:POI)の関連情報を、POI表示として実景の対応する地点に重畳させて表示することが記載されている。
【0003】
特許文献2の例えば[0035]、図3には、「運転者は、関心を持つポイント(POI)については、視点を一定時間置く傾向があることに着目し、運転者の視野領域において、運転者がフロントウィンドウ上に視点を一定時間置いた箇所に応じたPOI情報をHUD装置で重畳表示することが示されている。
【0004】
特許文献3の[0005]、[0006]には、「複数の表示コンテンツが表示されている表示画面において、運転者が注視する注視コンテンツがある場合には、その注視コンテンツが、表示画面の運転者が視認しやすい位置に表示されるように、表示画面上における表示コンテンツの配置を変更すること」が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6987208号公報
特開2021-148506号公報
特開2016-84021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、車両が信号待ちで停車している場合には、運転者は周囲の実景(外景)を視認する余裕があるため、周囲のビルや店舗等の内、興味を惹かれる特定の対象について注視する場合が想定され得る。この場合には、一例として、注視点を基準として視野範囲を推定し、その視野範囲内において表示するPOI表示を決定することが想定され、このときに表示されるPOIの画像量(広義には、表示コンテンツの画像量)は比較的少ないと予想される。
【0007】
一方、信号機が青になって車両が走行を開始すると、運転者は前方を含む車両の周囲の状況に目を配りながら車両を運転するため、運転者の視線(注視点を含む)の移動の頻度が増加する。
このとき、例えば、車両が繁華街やビル街等を通行中であるとすると、運転者が興味を惹かれるPOIの数も増える可能性が高い。よって、この場合は、車両が停車していたときと比べて、POI画像(表示コンテンツ)の画像量が急激に増えることが想定され得る。
【0008】
車両が停車状態から走行状態に移行した場合、特に、その移行の初期段階では、運転者は、安全運転の観点から、人、他の車両の状況等に気を配り、周囲の状況に素早く慣れる必要がある。このような状況で、POI画像の画像量が急に増大すると、運転者は違和感を覚えたり、急増するPOI画像に煩わしさを覚えたりする場合があり得る。
【0009】
よって、上記のような運転状況下では、POI画像が運転者等のユーザに与える悪影響を抑制しつつ、例えば運転者が興味を惹かれる対象についてのPOI情報を適切に表示することが重要となる。
【0010】
このような課題については、上記の特許文献1~3の何れにも記載がなく、その対策についても言及されていない。
なお、上記の例では、車両が停止状態から走行状態に移行した場合について説明しているが、上記の例は典型的な一例であり、その例に限定されるものではない。例えば、車両の走行中に周囲環境が急激に変化することで、POI画像の画像量が急に増える場合もあり得る。このような場合においても同様の課題が生じ得る。
(【0011】以降は省略されています)
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