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公開番号
2024154089
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067707
出願日
2023-04-18
発明の名称
絶縁基板及びサーマルプリントヘッド
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B41J
2/335 20060101AFI20241023BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】グレーズ層の平坦性を確保することが可能な絶縁基板を提供する。
【解決手段】絶縁基板100は、第1面10aを有するセラミック層10と、第1面10a上に配置されている第1グレーズ層20とを備えている。第1グレーズ層20は、セラミック粒子及びガラスを含む焼結体である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面を有するセラミック層と、
前記第1面上に配置されている第1グレーズ層とを備え、
前記第1グレーズ層は、セラミック粒子及びガラスを含む焼結体である、絶縁基板。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記第1グレーズ層は、焼成されたLTCC用グリーンシートである、請求項1に記載の絶縁基板。
【請求項3】
前記第1グレーズ層は、前記第1面上の全面にわたって配置されている、請求項1に記載の絶縁基板。
【請求項4】
前記第1グレーズ層の平面視における外周縁部の厚さから前記第1グレーズ層の平均厚さを減じた値は、5μm以下である、請求項3に記載の絶縁基板。
【請求項5】
前記第1グレーズ層の厚さは、150μm以上である、請求項1に記載の絶縁基板。
【請求項6】
前記第1グレーズ層の厚さは、150μm以下である、請求項1に記載の絶縁基板。
【請求項7】
前記セラミック層は、前記第1面の反対面である第2面を有し、
前記第2面上に配置されている第2グレーズ層とを備え、
前記第2グレーズ層は、セラミック粒子及びガラスを含む焼結体である、請求項1に記載の絶縁基板。
【請求項8】
前記第1グレーズ層上に配置されており、かつ平面視において第1方向に沿って延在している第3グレーズ層及び第4グレーズ層をさらに備え、
前記第4グレーズ層は、平面視において、前記第3グレーズ層と前記第1方向に直交する第2方向において前記第3グレーズ層と離間している、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の絶縁基板。
【請求項9】
前記第1グレーズ層の熱伝導率は、前記第3グレーズ層の熱伝導率及び前記第4グレーズ層の熱伝導率の3倍以下である、請求項8に記載の絶縁基板。
【請求項10】
請求項8に記載の前記絶縁基板と、
共通電極と、
複数の個別電極と備え、
前記共通電極は、前記第2方向に沿って延在している複数の突出部を有し、
前記複数の突出部は、前記第3グレーズ層上において前記第1方向に沿って間隔を空けて並んでおり、
前記複数の個別電極の各々は、先端部と、ボンディングパッドとを有し、
前記先端部は、前記第3グレーズ層上において前記複数の突出部のうちの隣り合う2つの間に配置されており、
前記ボンディングパッドは、前記第4グレーズ層上に配置されている、サーマルプリントヘッド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、絶縁基板及びサーマルプリントヘッドに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2022-175561号公報(特許文献1)には、絶縁基板が記載されている。特許文献1に記載の絶縁基板は、サーマルプリントヘッド用の絶縁基板である。特許文献1に記載の絶縁基板は、基材とグレーズ層とを有している。基材の構成材料は、セラミックである。基材は、主面を有している。グレーズ層は、基材の主面上に配置されている。グレーズ層の構成材料は、ガラスである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-175561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の絶縁基板では、グレーズ層が以下の方法により形成される。第1に、ガラスを含むペーストが、基材の主面上に塗布される。第2に、塗布されたペーストが焼成されることにより、グレーズ層となる。この際、基材の主面の外周縁部上にあるペースト中の溶剤が蒸発されやすいため、ペーストが基材の主面の外周縁部上に向かって流動する。その結果、基材の主面の外周縁部上に形成されるグレーズ層の部分が周囲よりも隆起してしまうため、特許文献1の絶縁基板には、使用できない部分が生じてしまう。
【0005】
本開示は、上記のような従来技術の問題点に鑑みたものである。より具体的には、本開示は、グレーズ層の平坦性を確保することが可能な絶縁基板を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の絶縁基板は、第1面を有するセラミック層と、第1面上に配置されている第1グレーズ層とを備えている。第1グレーズ層は、セラミック粒子及びガラスを含む焼結体である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の絶縁基板によると、グレーズ層(第1グレーズ層)の平坦性を確保することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
絶縁基板100の平面図である。
図1中のII-IIにおける断面図である。
絶縁基板100の製造工程図である。
第1グレーズ層形成工程S2を説明する断面図である。
第2グレーズ層形成工程S3を説明する断面図である。
第3グレーズ層形成工程S4を説明する断面図である。
変形例に係る絶縁基板100の断面図である。
絶縁基板100Aの断面図である。
絶縁基板100Bの断面図である。
サーマルプリントヘッド200の平面図である。
図9中のXA-XAにおける断面図である。
図9中のXB-XBにおける断面図である。
サーマルプリントヘッド200の製造工程図である。
金属層パターンニング工程S7を説明する断面図である。
発熱体形成工程S9を説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。実施形態の係る絶縁基板を絶縁基板100とし、実施形態に係るサーマルプリントヘッドをサーマルプリントヘッド200とする。
【0010】
(絶縁基板100の構成)
以下に、絶縁基板100の構成を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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