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公開番号
2024153439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-29
出願番号
2023067338
出願日
2023-04-17
発明の名称
給水装置
出願人
株式会社川本製作所
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
F04D
15/00 20060101AFI20241022BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】 既存のセンサである圧力センサ又は流量センサを利用して異常発生を予知可能な給水装置の一例を開示する。
【解決手段】 警告部10Bは、ポンプ装置3の回転数が予め決められた回転数以上であって、かつ、給水量が予め決められた水量以下のときに、警告信号を発報する。これにより、当該給水装置1では、既存のセンサを利用して異常発生を予知でき得る。延いては、給水装置1の消費電力が不必要に増大してしまうことを未然に防止でき得る。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
給水用のポンプ装置と、
給水先に送水された給水量を検出する流量センサと、
前記ポンプ装置の吐出し側の水圧を検出する圧力センサと、
前記ポンプ装置の運転を制御する制御部であって、前記圧力センサの検出圧力を利用して前記ポンプ装置の回転数を制御する運転モードを実行可能な制御部と、
少なくとも、前記ポンプ装置の回転数が予め決められた回転数以上であって、かつ、前記給水量が予め決められた水量以下のときに警告信号を発報する警告部と
を備える給水装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
給水用のポンプ装置と、
給水先に送水された給水量を検出する流量センサと、
前記ポンプ装置の吐出し側の水圧を検出する圧力センサと、
前記ポンプ装置の運転を制御する制御部であって、前記圧力センサの検出圧力を利用して前記ポンプ装置の回転数を制御する運転モードを実行可能な制御部と、
少なくとも、前記ポンプ装置の回転数が予め決められた回転数以上であって、かつ、前記圧力センサの検出圧力が予め決められた圧力以下のときに警告信号を発報する警告部と
を備える給水装置。
【請求項3】
前記ポンプ装置は、互いに並列に配置された第1ポンプ及び第2ポンプを有して構成され、
前記第1ポンプの吐出し口に設けられた第1逆止弁と、
前記第2ポンプの吐出し口に設けられた第2逆止弁と、
前記ポンプ装置の流入側と流出側とを繋ぐバイパス部に設けられ、流出側から流入側への流れを規制する第3逆止弁とを備え、
前記ポンプ装置の流入側には、水道水圧が作用した状態で水道水が流入可能であり、
さらに、前記流量センサ及び前記圧力センサは、前記ポンプ装置の流出側から給水先に繋がる流路に設けられている請求項1又は2に記載の給水装置。
【請求項4】
前記予め決められた回転数は、前記運転モードの実行時における最大回転数であることを特徴とする請求項1又は2に記載の給水装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記ポンプ装置が停止している状態において、前記圧力センサの検出圧力が予め決められた圧力(以下、起動圧力という。)以下となったときに、当該ポンプ装置を起動させた後、前記運転モードを実行し、
さらに、前記警告部は、前記圧力センサの検出圧力が起動圧力より大きいときに、前記発報をするか否かを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の給水装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、給水装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の給水装置では、電動ポンプの振動を検出して電動ポンプの異常の有無を判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-3226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的な給水装置では、圧力センサを利用してポンプの起動及び回転数が制御され、流量センサを利用してポンプの停止が制御されている。これに対して、特許文献1に記載の発明は、圧力センサ及び流量センサに加えて、電動ポンプの振動を検出する振動センサを必要とする。
【0005】
本開示は、上記点に鑑み、既存のセンサ、つまり圧力センサ又は流量センサを利用して異常発生を予知可能な給水装置の一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
給水装置は、例えば、給水用のポンプ装置(3)と、給水先に送水された給水量を検出する流量センサ(5)と、ポンプ装置(3)の吐出し側の水圧を検出する圧力センサ(4)と、ポンプ装置(3)の運転を制御する制御部(10A)であって、圧力センサ(4)の検出圧力を利用してポンプ装置(3)の回転数を制御する運転モードを実行可能な制御部(10A)と、少なくとも、ポンプ装置(3)の回転数が予め決められた回転数以上であって、かつ、給水量が予め決められた水量以下のときに警告信号を発報する警告部(10B)とを備えることが望ましい。
【0007】
つまり、当該給水装置では、ポンプ装置(3)の回転数が予め決められた回転数以上であって、かつ、給水量が予め決められた水量以下のときに、警告部(10B)は、給水装置に異常が発生している、又は当該異常が発生する可能性があるものとみなして、警告信号を発報する。
【0008】
これにより、当該給水装置では、既存のセンサを利用して異常発生を予知でき得る。延いては、給水装置の消費電力が不必要に増大してしまうことを未然に防止でき得る。
なお、給水装置は、以下の構成であってもよい。
【0009】
すなわち、ポンプ装置(3)の回転数が予め決められた回転数以上であって、かつ、圧力センサ(4)の検出圧力が予め決められた圧力以下のときに警告信号を発報する警告部(10B)を備えていてもよい。
【0010】
これにより、当該構成においても、上記の給水装置と同様に、既存のセンサを利用して異常発生を予知でき得る。延いては、給水装置の消費電力が不必要に増大してしまうことを未然に防止でき得る。
(【0011】以降は省略されています)
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