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公開番号
2024153244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-29
出願番号
2023067015
出願日
2023-04-17
発明の名称
シールドコネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20241022BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】構造上の欠陥を低減させつつ小型化に有利なシールドコネクタを提供する。
【解決手段】シールドコネクタ1は、ハウジング10と、シールドシェル20と、キャビティ11の内部でシールド電線110を貫通させた状態で、シールドシェル20とシールド電線110のシールド113とに接触する導電性のシールドターミナル40と、キャビティ11の導入部12に、シールド電線110を貫通させた状態で装着されるリアホルダ50とを備える。リアホルダ50は、シールド電線110の貫通方向に沿ってシールドターミナル40と対向し、シールドターミナル40と接触するホルダ本体51と、キャビティ11と外周面52aで密着し、かつ、シールド電線110と内周面52bで密着するパッキン部52とを有する。パッキン部52は、少なくともホルダ本体51がシールドターミナル40と対向する側とは反対側で、ホルダ本体51と一体である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シールド電線の先端に接続された金属端子を収容するキャビティを含むハウジングと、
前記キャビティの内部で前記金属端子の周囲に配置される導電性のシールドシェルと、
前記キャビティの内部で前記シールド電線を貫通させた状態で、前記シールドシェルと前記シールド電線のシールドとに接触する導電性のシールドターミナルと、
前記シールドシェル、前記金属端子及び前記シールドターミナルを導入する前記キャビティの導入部に、前記シールド電線を貫通させた状態で装着されるリアホルダと、
を備え、
前記リアホルダは、
前記シールド電線の貫通方向に沿って前記シールドターミナルと対向し、当該シールドターミナルと接触するホルダ本体と、
前記キャビティと外周面で密着し、かつ、前記シールド電線と内周面で密着するパッキン部と、を有し、
前記パッキン部は、少なくとも前記ホルダ本体が前記シールドターミナルと対向する側とは反対側で、前記ホルダ本体と一体である、シールドコネクタ。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記ホルダ本体は、前記貫通方向に沿って前記パッキン部を挟み込む形状を有する、請求項1に記載のシールドコネクタ。
【請求項3】
前記シールドターミナルは、
前記シールド電線の前記シールドと接触する第1筒部と、
前記第1筒部よりも大径で、前記シールドシェルと接触する第2筒部と、
前記第1筒部と前記第2筒部との間に設けられる環状壁部と、を有し、
前記ホルダ本体は、前記シールド電線を貫通させる貫通孔と同軸で、内壁面で囲まれる空間に前記第1筒部を非接触で収容する筒状部を有し、
前記筒状部の先端部は、前記リアホルダが前記キャビティの前記導入部に装着されたときに前記環状壁部と接触する、請求項1又は2に記載のシールドコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シールドコネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、導電性のシールドシェルで金属端子を覆うことで外部の電界から遮蔽し、電磁波障害を抑止させるシールドコネクタがある。特許文献1は、シールド電線と端子挿入孔との間を封止するパッキンとしてのゴム栓を備えるシールドコネクタに関する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-138798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているシールドコネクタでは、シールドシェルとしての金属シェルにゴム栓が隣接しているので、金属シェルと干渉することでゴム栓に傷が生じるおそれがある。
【0005】
また、特許文献1に開示されているシールドコネクタでは、シールド電線に金属端子としてのターミナルとシールドターミナルとしての接触子とを接続した電線ユニットを位置決めするために、各構成要素には複雑な組み付け形状が要求される。組み付け形状が複雑化すると、結果としてシールドコネクタの体格が大きくなり、製造コストが増加するおそれがある。また、電気自動車用の高圧コネクタとして適用されるシールドコネクタを想定した場合、許容電流値の増加に対応させるためにシールドコネクタの体格が大きくなる懸念もあり、シールドコネクタを小型化し得る構造に関する要望が強い。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、構造上の欠陥を低減させつつ小型化に有利なシールドコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係るシールドコネクタは、シールド電線の先端に接続された金属端子を収容するキャビティを含むハウジングと、キャビティの内部で金属端子の周囲に配置される導電性のシールドシェルと、キャビティの内部でシールド電線を貫通させた状態で、シールドシェルとシールド電線のシールドとに接触する導電性のシールドターミナルと、シールドシェル、金属端子及びシールドターミナルを導入するキャビティの導入部に、シールド電線を貫通させた状態で装着されるリアホルダと、を備え、リアホルダは、シールド電線の貫通方向に沿ってシールドターミナルと対向し、シールドターミナルと接触するホルダ本体と、キャビティと外周面で密着し、かつ、シールド電線と内周面で密着するパッキン部と、を有し、パッキン部は、少なくともホルダ本体がシールドターミナルと対向する側とは反対側で、ホルダ本体と一体である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、構造上の欠陥を低減させつつ小型化に有利なシールドコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。
リアホルダを含む一部を拡大した、シールドコネクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて一実施形態に係るシールドコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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