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公開番号2024152819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2024131634,2023097353
出願日2024-08-07,2019-01-04
発明の名称撮像情報記憶装置、撮像情報記憶方法及びプログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20241018BHJP(信号)
要約【課題】撮像情報の記憶容量を適正に抑制しつつ、煽り運転を受けたときには撮像情報量を増やすことができる撮像情報記憶装置、撮像情報記憶方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】撮像情報記憶装置1は、撮像情報生成部31と、第2記憶部8とを備える。撮像情報生成部31は自車両の周辺が撮像された撮像情報を所定フレームレートにおいて生成する。第2記憶部8は、撮像情報生成部31により生成された撮像情報を記憶する。撮像情報記憶装置1は、運転状況検知部4と、フレームレート制御部33とを更に備える。運転状況検知部4は、自車両の周辺を走行する他車両の煽り運転を検知する。そして、フレームレート制御部33は、運転状況検知部4により煽り運転が検知されたときに、所定フレームレートに比し高い高フレームレートにおいて撮像情報を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自車両の周辺が撮像された撮像情報を所定フレームレートにおいて生成する撮像情報生成部と、
当該撮像情報生成部により生成された前記撮像情報を記憶する記憶部と、
前記自車両の周辺を走行する他車両の煽り運転を検知する運転状況検知部と、
当該運転状況検知部により煽り運転が検知されたときに、前記所定フレームレートに比し高い高フレームレートにおいて前記撮像情報を生成するフレームレート制御部と、
を備え、
前記運転状況検知部は、前記自車両と前記他車両との車間距離が、前記自車両の速度に応じた許容範囲を超え、かつ、この状況が許容時間を超えたときに、前記他車両の煽り運転を検知し、
前記許容時間は、前記自車両の走行速度に応じた制動時間であること特徴とする撮像情報記憶装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像情報記憶装置、撮像情報記憶方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、運転支援装置が開示されている。この運転支援装置では、自車両のカメラにより撮影された他車両の画像に基づいて、煽り運転か否か、煽り運転が継続されているか否かが判定される。そして、運転支援装置は、煽り運転であると判定し、又煽り運転を継続していると判定したとき、他車両に関する情報を自車両の運転者に対して提供する。自車両の運転者では、他車両に関する情報が提供されるので、自己防衛が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-112892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記運転支援装置では、常時、運転状況が録画されているので、録画データの記憶容量に制約され、低いフレームレートにより運転状況が録画されている。このため、他車両の煽り運転が発生したときには、録画データのフレームレート間隔が粗くなり、煽り運転の詳細な状況を録画することができないので、改善の余地があった。これは、発明が解決しようとする課題の一例として挙げられる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、撮像情報の記憶容量を適正に抑制しつつ、煽り運転を受けたときには撮像情報量を増やすことができる撮像情報記憶装置、撮像情報記憶方法及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、撮像情報記憶装置において、自車両の周辺が撮像された撮像情報を所定フレームレートにおいて生成する撮像情報生成部と、撮像情報生成部により生成された撮像情報を記憶する記憶部と、自車両の周辺を走行する他車両の煽り運転を検知する運転状況検知部と、運転状況検知部により煽り運転が検知されたときに、所定フレームレートに比し高い高フレームレートにおいて撮像情報を生成するフレームレート制御部と、を備え、前記運転状況検知部は、前記自車両と前記他車両との車間距離が、前記自車両の速度に応じた許容範囲を超え、かつ、この状況が許容時間を超えたときに、前記他車両の煽り運転を検知し、前記許容時間は、前記自車両の走行速度に応じた制動時間であること特徴とする。
【0007】
請求項4に記載の発明は、撮像情報記憶装置において、自車両の周辺が撮像された撮像情報を所定フレームレートにおいて生成する撮像情報生成部と、当該撮像情報生成部により生成された前記撮像情報を記憶する記憶部と、前記自車両の周辺を走行する他車両の煽り運転を検知する運転状況検知部と、当該運転状況検知部により煽り運転が検知されたときに、前記所定フレームレートに比し高い高フレームレートにおいて前記撮像情報を生成するフレームレート制御部と、前記撮像情報に基づく画像解析により前記自車両と前記他車両との車間距離を解析する撮像情報解析部と、を備え、前記運転状況検知部は、前記撮像情報解析部にて解析された前記自車両と前記他車両との車間距離が、前記自車両の速度に応じた許容範囲を超え、かつ、許容時間を超えたときに、前記他車両の煽り運転を検知し、前記許容時間は、前記自車両の走行速度に応じた制動時間であること特徴とする。
【0008】
請求項6に記載の発明は、撮像情報記憶装置において、自車両の周辺が撮像された撮像情報を所定フレームレートにおいて生成する撮像情報生成部と、撮像情報生成部により生成された撮像情報を所定フレームレートに比し低い低フレームレートに変換する撮像情報処理部と、撮像情報処理部により変換された撮像情報を記憶する記憶部と、自車両の周辺を走行する他車両の煽り運転を検知する運転状況検知部と、運転状況検知部により煽り運転が検知されたときに、撮像情報処理部において所定フレームレートにより撮像情報を生成し、撮像情報を記憶部に記録させるフレームレート制御部と、を備え、前記運転状況検知部は、前記自車両と前記他車両との車間距離が、前記自車両の速度に応じた許容範囲を超え、かつ、この状況が許容時間を超えたときに、前記他車両の煽り運転を検知し、前記許容時間は、前記自車両の走行速度に応じた制動時間であること特徴とする。
【0009】
請求項7に記載の発明は、撮像情報記憶方法において、自車両の周辺が撮像された撮像情報を所定フレームレートにおいて生成するための、撮像情報記憶装置において実行される撮像情報記憶方法であって、自車両の周辺が撮像された撮像情報を所定フレームレートにおいて生成する工程と、撮像情報を記憶する工程と、自車両の周辺を走行する他車両の煽り運転を検知する工程と、煽り運転が検知されたときに、所定フレームレートに比し高い高フレームレートにおいて撮像情報を生成する工程と、を備え、前記煽り運転を検知する工程は、前記自車両と前記他車両との車間距離が、前記自車両の速度に応じた許容範囲を超え、かつ、この状況が許容時間を超えたときに、前記他車両の煽り運転を検知し、前記許容時間は、前記自車両の走行速度に応じた制動時間であること特徴とする。
【0010】
請求項8に記載の発明は、撮像情報生成部、記憶部、運転状況検知部及びフレームレート制御部を備えた撮像情報記憶装置における撮像情報記憶方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、撮像情報生成部が、自車両の周辺が撮像された撮像情報を所定フレームレートにおいて生成する工程と、記憶部が、撮像情報を記憶する工程と、運転状況検知部が、自車両の周辺を走行する他車両の煽り運転を検知する工程と、フレームレート制御部が、煽り運転が検知されたときに、所定フレームレートに比し高い高フレームレートにおいて撮像情報を生成する工程と、を備え、前記運転状況検知部は、前記自車両と前記他車両との車間距離が、前記自車両の速度に応じた許容範囲を超え、かつ、この状況が許容時間を超えたときに、前記他車両の煽り運転を検知し、前記許容時間は、前記自車両の走行速度に応じた制動時間であること特徴とする。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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