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公開番号2024152750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2024129612,2022175604
出願日2024-08-06,2017-06-09
発明の名称保持装置
出願人パイオニア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04M 1/12 20060101AFI20241018BHJP(電気通信技術)
要約【課題】使用感を向上させることができる保持装置を提供する。
【解決手段】2つの凹部412B、412Cの円弧部412Aに対する傾斜角度が異なり、ピン322Bを脱出させて円弧部412Aへ移動させるための第一操作力及び第二操作力が同等であることで、使用者が保持部4を回動させてスマートフォン5の向きを変更する際の使用感を向上させることができる。このとき、巻ばね323が、円弧部412Aの径方向に対して傾斜した方向にピン322Bを付勢することで、巻ばね323の形状や配置の自由度を向上させることができ、巻ばね323を容易に設けることができる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
被保持物を保持する保持部と、
所定の回動軸を中心に前記保持部を回動自在に支持する基部と、を備え、
前記保持部及び前記基部の一方には、円弧部を有する案内溝が設けられ、他方には、前記案内溝に案内されるピンと、該ピンを前記円弧部の径方向に対して傾斜して付勢する付勢手段と、が設けられ、
前記案内溝は、前記円弧部の周方向に対して傾斜した複数の凹部を有することを特徴とする保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、保持装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被保持物を保持する保持装置として、車両にスマートフォン等の携帯機器を設置するための携帯機器ホルダが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された従来の携帯機器ホルダは、ダッシュボードに装着される取付部と、取付部から延びるアーム部と、アーム部の先端に設けられて携帯機器を保持する保持部と、を備え、保持部が回動することにより、携帯機器の向きが変更可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-256240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の携帯機器ホルダでは、携帯機器が横向き又は縦向きとなるように保持部が回動するものの、これらの向きを維持するための機構が設けられておらず、外力によって意図せずに回動してしまうことがあった。そこで、相対回動する部材にカム機構を設けることにより、保持部の向きを維持する構成が考えられる。
【0005】
このとき、カム機構に設けられた付勢手段が、保持部の回動の径方向に沿った付勢力をピンに加えるようにすれば、携帯機器を第一の向きから第二の向きに変更する際のクリック感(使用者が操作時に感じる手応え)と、第二の向きから第一の向きに変更する際のクリック感と、を等しく設定しやすい。しかしながら、このような方向の付勢力を加えることは困難であった。
【0006】
したがって、本発明の課題は、使用感を向上させることができる保持装置を提供することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の保持装置は、被保持物を保持する保持部と、所定の回動軸を中心に前記保持部を回動自在に支持する基部と、を備え、前記保持部及び前記基部の一方には、円弧部を有する案内溝が設けられ、他方には、前記案内溝に案内されるピンと、該ピンを前記円弧部の径方向に対して傾斜して付勢する付勢手段と、が設けられ、前記案内溝は、前記円弧部の周方向に対して傾斜した複数の凹部を有することを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る保持装置を示す正面図である。
前記保持装置に被保持物を保持させた様子を示す斜視図である。
前記保持装置を示す分解斜視図である。
前記保持装置の動作を示す斜視図である。
前記保持装置の保持部及び基部を示す分解斜視図である。
前記基部を示す背面図である。
前記保持部の一部を示す正面図である。
前記保持部を回動させた様子を示す正面図である。
前記保持部の要部を示す正面図である。
前記保持部の他の要部を示す正面図である。
前記保持部の凹部の設定方法を示す模式図である。
前記保持部の凹部の設定方法を示す模式図である。
変形例に係る保持装置のピンの形状を示す正面図である。
前記ピンの形状の設定方法を示す模式図である。
前記ピンの形状の設定方法を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態に係る保持装置は、被保持物を保持する保持部と、所定の回動軸を中心に保持部を回動自在に支持する基部と、を備える。保持部及び基部の一方には、円弧部を有する案内溝が設けられ、他方には、案内溝に案内されるピンと、ピンを円弧部の径方向に対して傾斜して付勢する付勢手段と、が設けられる。案内溝は、円弧部の周方向に対して傾斜した複数の凹部を有し、ピンを2つの凹部からそれぞれ脱出させて円弧部へ移動させるための第一操作力及び第二操作力が同等である。
【0010】
ピンを2つの凹部からそれぞれ脱出させるための第一操作力及び第二操作力が同等であることで、使用者が保持部を回動させて被保持物の向きを変更する際の使用感を向上させることができる。このとき、付勢手段が、円弧部の径方向に対して傾斜した方向にピンを付勢することで、付勢手段の形状や配置の自由度を向上させることができ、付勢手段を容易に設けることができる。尚、複数の凹部のうち少なくとも2つについて、各々からピンを脱出させるための操作力が同等になっていればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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