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公開番号
2024148526
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023061729
出願日
2023-04-05
発明の名称
ステアリングホイール及び車両制御装置
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
主分類
B62D
1/04 20060101AFI20241010BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】車両を加速又は減速させるための操作部を備えるステアリングホイールにおいて、運転者が不意に操作部に触れた場合に車両が運転者の意図しない動作をすることを抑制することができるステアリングホイールを提供する。
【解決手段】ステアリングホイール10は、把持部1a、1bと、車両50を加速又は減速させるために操作される操作レバー3、4と、車両50の加速制御又は減速制御を実行するCPU61と、を備える。CPU61は、タッチセンサ1a1が運転者Mによる把持部1aへの接触を検出していない状態で操作レバー3が操作された場合、操作レバー3の操作に基づく車両50の加速制御及び減速制御を実行せず、タッチセンサ1b1が運転者Mによる把持部1bへの接触を検出していない状態で操作レバー4が操作された場合、操作レバー4の操作に基づく車両50の加速制御及び減速制御を実行しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載されるステアリングホイールにおいて、
運転者に把持される第1把持部と、
運転者による前記第1把持部への接触を検出する第1接触検出部と、
前記第1把持部の近傍に配置され、前記車両を加速又は減速させるために運転者によって操作される第1操作部と、
前記第1操作部が操作されたことを検出する第1操作検出部と、
前記第1把持部と異なる位置に配置され、運転者に把持される第2把持部と、
運転者による前記第2把持部への接触を検出する第2接触検出部と、
前記第2把持部の近傍に配置され、前記車両を加速又は減速させるために運転者によって操作される第2操作部と、
前記第2操作部が操作されたことを検出する第2操作検出部と、
前記第1接触検出部、前記第2接触検出部、前記第1操作検出部、及び前記第2操作検出部の検出結果に基づいて前記車両の加速制御又は減速制御を実行する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1接触検出部が運転者による前記第1把持部への接触を検出していない状態で前記第1操作部が操作された場合、前記第1操作部の操作に基づく前記車両の加速制御及び減速制御を実行せず、
前記第2接触検出部が運転者による前記第2把持部への接触を検出していない状態で前記第2操作部が操作された場合、前記第2操作部の操作に基づく前記車両の加速制御及び減速制御を実行しないことを特徴とするステアリングホイール。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第1接触検出部が運転者による前記第1把持部への接触を検出している状態で前記第1操作部が操作された場合、前記第1操作部の操作に基づく前記車両の加速制御又は減速制御を実行し、前記第2接触検出部が運転者による前記第2把持部への接触を検出している状態で前記第2操作部が操作された場合、前記第2操作部の操作に基づく前記車両の加速制御又は減速制御を実行することを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1接触検出部が運転者による前記第1把持部への接触を検出している状態で前記第1操作部が操作された場合、前記第1操作部の操作量に応じて前記車両の加速制御又は減速制御を実行し、前記第2接触検出部が運転者による前記第2把持部への接触を検出している状態で前記第2操作部が操作された場合、前記第2操作部の操作量に応じて前記車両の加速制御又は減速制御を実行することを特徴とする請求項2に記載のステアリングホイール。
【請求項4】
前記第1操作部は、前記第1把持部を把持する運転者の手によって操作可能な位置に配置されており、
前記第2操作部は、前記第2把持部を把持する運転者の手によって操作可能な位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のステアリングホイール。
【請求項5】
前記第1操作部は左右方向において前記第1把持部と隣接した位置に配置されており、前記第2操作部は左右方向において前記第2把持部と隣接した位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のステアリングホイール。
【請求項6】
前記車両の操舵軸に連結されるボス部を備え、
前記第1把持部及び前記第1操作部は前記ボス部の右方に配置されており、前記第2把持部及び前記第2操作部は前記ボス部の左方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のステアリングホイール。
【請求項7】
前記第1操作部は、前記第1把持部に対して移動可能に構成されており、前記車両を加速させるために第1の方向に移動され、前記車両を減速させるために前記第1の方向とは反対の第2の方向に移動され、
前記第2操作部は、前記第2把持部に対して移動可能に構成されており、前記車両を加速させるために第3の方向に移動され、前記車両を減速させるために前記第3の方向とは反対の第4の方向に移動されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のステアリングホイール。
【請求項8】
車両に搭載される車両制御装置において、
ステアリングホイールであって、
運転者に把持される第1把持部と、
運転者による前記第1把持部への接触を検出する第1接触検出部と、
前記第1把持部の近傍に配置され、前記車両を加速又は減速させるために運転者によって操作される第1操作部と、
前記第1操作部が操作されたことを検出する第1操作検出部と、
前記第1把持部と異なる位置に配置され、運転者に把持される第2把持部と、
運転者による前記第2把持部への接触を検出する第2接触検出部と、
前記第2把持部の近傍に配置され、前記車両を加速又は減速させるために運転者によって操作される第2操作部と、
前記第2操作部が操作されたことを検出する第2操作検出部と、
を備えるステアリングホイールと、
前記第1接触検出部、前記第2接触検出部、前記第1操作検出部、及び前記第2操作検出部の検出結果に基づいて前記車両の加速制御又は減速制御を実行する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1接触検出部が運転者による前記第1把持部への接触を検出していない状態で前記第1操作部が操作された場合、前記第1操作部の操作に基づく前記車両の加速制御及び減速制御を実行せず、
前記第2接触検出部が運転者による前記第2把持部への接触を検出していない状態で前記第2操作部が操作された場合、前記第2操作部の操作に基づく前記車両の加速制御及び減速制御を実行しないことを特徴とする車両制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記第1接触検出部が運転者による前記第1把持部への接触を検出している状態で前記第1操作部が操作された場合、前記第1操作部の操作に基づく前記車両の加速制御又は減速制御を実行し、前記第2接触検出部が運転者による前記第2把持部への接触を検出している状態で前記第2操作部が操作された場合、前記第2操作部の操作に基づく前記車両の加速制御又は減速制御を実行することを特徴とする請求項8に記載の車両制御装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記第1接触検出部が運転者による前記第1把持部への接触を検出している状態で前記第1操作部が操作された場合、前記第1操作部の操作量に応じて前記車両の加速制御又は減速制御を実行し、前記第2接触検出部が運転者による前記第2把持部への接触を検出している状態で前記第2操作部が操作された場合、前記第2操作部の操作量に応じて前記車両の加速制御又は減速制御を実行することを特徴とする請求項9に記載の車両制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両を加速又は減速させるための操作部を備えるステアリングホイールと、当該ステアリングホイールを備える車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両に搭載されるステアリングホイールにおいては、特許文献1に記載の構成のように、車両を加速又は減速させるための操作部を備える構成が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-14204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし特許文献1に記載の構成では、操作部が操作された場合に制御部が一律に車両の加速制御又は減速制御を実行することから、運転者が不意に操作部に触れた場合に車両が運転者の意図しない動作をするおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、車両を加速又は減速させるための操作部を備えるステアリングホイールにおいて、運転者が不意に操作部に触れた場合に車両が運転者の意図しない動作をすることを抑制することができるステアリングホイールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明に係るステアリングホイールの代表的な構成は、車両に搭載されるステアリングホイールにおいて、運転者に把持される第1把持部と、運転者による前記第1把持部への接触を検出する第1接触検出部と、前記第1把持部の近傍に配置され、前記車両を加速又は減速させるために運転者によって操作される第1操作部と、前記第1操作部が操作されたことを検出する第1操作検出部と、前記第1把持部と異なる位置に配置され、運転者に把持される第2把持部と、運転者による前記第2把持部への接触を検出する第2接触検出部と、前記第2把持部の近傍に配置され、前記車両を加速又は減速させるために運転者によって操作される第2操作部と、前記第2操作部が操作されたことを検出する第2操作検出部と、前記第1接触検出部、前記第2接触検出部、前記第1操作検出部、及び前記第2操作検出部の検出結果に基づいて前記車両の加速制御又は減速制御を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1接触検出部が運転者による前記第1把持部への接触を検出していない状態で前記第1操作部が操作された場合、前記第1操作部の操作に基づく前記車両の加速制御及び減速制御を実行せず、前記第2接触検出部が運転者による前記第2把持部への接触を検出していない状態で前記第2操作部が操作された場合、前記第2操作部の操作に基づく前記車両の加速制御及び減速制御を実行しないことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、車両を加速又は減速させるための操作部を備えるステアリングホイールにおいて、運転者が不意に操作部に触れた場合に車両が運転者の意図しない動作をすることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るステアリングホイールを搭載した車両の運転席の周囲を左側から見た図である。
ステアリングホイールの正面図である。
パッドとロアカバーを取り外した状態のステアリングホイールの正面図である。
パッドとロアカバーを取り外した状態のステアリングホイールの斜視図である。
ステアリングホイールを図2に示すA1-A1断面で切断した断面図である。
ステアリングホイールが備える操作レバーの斜視図である。
ステアリングホイールのシステム構成を示すブロック図である。
ステアリングホイールのシステム構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係るステアリングホイール10について説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、相対配置は、特定的な記載がない限りこの発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
図1は、本実施形態に係るステアリングホイール10を搭載した車両50の運転席59の周囲を左側から見た図である。図2は、ステアリングホイール10の正面図である。図3は、パッド5とロアカバー6を取り外した状態のステアリングホイール10の正面図である。図4は、パッド5とロアカバー6を取り外した状態のステアリングホイール10の斜視図である。図5は、ステアリングホイール10を図2に示すA1-A1断面で切断した断面図である。図6は、ステアリングホイール10が備える操作レバー3、4の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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