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公開番号
2024148467
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023061639
出願日
2023-04-05
発明の名称
端子金具及びコネクタ装置
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
12/71 20110101AFI20241010BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】相手側端子との接触安定性を高める。
【解決手段】端子金具20は、回路基板Bに固定される基板接続部21と、相手側端子Tに対して弾性的に接触する弾性接触部30と、を備え、弾性接触部30は、基板接続部21に連なる基部31と、基部31から延出した第1バネ片44と、基部31から延出し、第1バネ片44と対向するように位置する第2バネ片50と、第1バネ片44から延出し、第2バネ片50が第1バネ片44から遠ざかることを規制する変位規制部56とを有している。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
回路基板に固定される基板接続部と、
相手側端子に対して弾性的に接触する弾性接触部と、を備え、
前記弾性接触部は、
前記基板接続部に対して弾性支点部を介して連なる基部と、
前記基部から延出した第1バネ片と、
前記基部から延出し、前記第1バネ片と対向するように位置する第2バネ片と、
前記第1バネ片から延出し、前記第2バネ片が前記第1バネ片から遠ざかることを規制する変位規制部とを有している端子金具。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記第1バネ片の延出端部に、前記基部側へ折り返された折返部が形成され、
前記折返部から前記変位規制部が延出している請求項1に記載の端子金具。
【請求項3】
前記第2バネ片は、全体に亘って一枚板状をなしており、
前記第2バネ片に補強部が形成されている請求項1又は請求項2に記載の端子金具。
【請求項4】
前記基部は、4枚の板部を連ねた角筒部を有し、
前記板部には、互いに嵌合することによって、前記基部を角筒形状に保持する嵌合部が形成されている請求項1又は請求項2に記載の端子金具。
【請求項5】
請求項1から請求項4に記載の前記端子金具と、
圧入孔が形成されたハウジングとを備え、
前記基板接続部には、前記圧入孔に対して圧入される圧入部が形成されているコネクタ装置。
【請求項6】
請求項1から請求項4に記載の前記端子金具と、
前記基板接続部が取り付けられた前記回路基板とを備え、
前記基板接続部には、前記弾性接触部が前記相手側端子の位置ずれに伴って変位したときに、前記回路基板に当接する過度撓み規制部が形成されているコネクタ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、端子金具及びコネクタ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1基板に取り付けたソケットコネクタと、第2基板に取り付けたプラグコネクタとを有するコネクタが開示されている。ソケットコネクタは、第2基板に固定した端子が挿入される可動ハウジングを有している。可動ハウジングは、第1基板に固定した端子の弾性腕に当接した状態で、第2基板の端子の位置ずれに追従して移動し得るようになっている。第2基板の端子が位置ずれしたときには、これに追従して移動する可動ハウジングが、第1基板に取り付けた一対の端子のうち、一方の端子の弾性腕を押し動かす。これにより、第2基板の端子が第1基板の端子の接点部に突き当たることを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-009827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のコネクタでは、可動ハウジングが追従移動したときに、第1基板に取り付けた一対の端子のうち他方の端子は、可動ハウジングに押されない。そのため、可動ハウジングによって押し動かされた端子と、可動ハウジングに押されない端子との間で、弾性腕の弾性変形量が均等にならない。そのため、第1基板と第2基板が振動を受けたときに、可動ハウジングに押されない端子と第2基板の端子との間が瞬断する虞がある。
【0005】
本開示の端子金具は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、相手側端子との接触安定性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の開示の端子金具は、
回路基板に固定される基板接続部と、
相手側端子に対して弾性的に接触する弾性接触部と、を備え、
前記弾性接触部は、
前記基板接続部に連なる基部と、
前記基部から延出した第1バネ片と、
前記基部から延出し、前記第1バネ片と対向するように位置する第2バネ片と、
前記第1バネ片から延出し、前記第2バネ片が前記第1バネ片から遠ざかることを規制する変位規制部とを有している。
【0007】
第2の開示のコネクタ装置は、第1の開示の前記端子金具と、
圧入孔が形成されたハウジングとを備え、
前記基板接続部には、前記圧入孔に対して圧入される圧入部が形成されている。
【0008】
第3の開示のコネクタ装置は、
第1の開示の前記端子金具と、
前記基板接続部が取り付けられた前記回路基板とを備え、
前記基板接続部には、前記弾性接触部が前記相手側端子の位置ずれに伴って変位したときに、前記回路基板に当接する過度撓み規制部が形成されている。
【発明の効果】
【0009】
第1~第3の開示によれば、端子金具と相手側端子との接触安定性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施例1のコネクタ装置を斜め右後方から視た斜視図である。
図2は、コネクタ装置の正断面図である。
図3は、端子金具を斜め前方から視た斜視図である。
図4は、端子金具を斜め後方から視た斜視図である。
図5は、端子金具の平面図である。
図6は、相手側端子が端子金具に接続する前において、相手側端子が端子金具に対して右方へ位置ずれした位置関係をあらわす正面図である。
図7は、相手側端子が、端子金具に対して、右方へ位置ずれした位置関係で接続を開始した状態をあらわす正面図である。
図8は、相手側端子が、端子金具に対して、右方へ位置ずれした位置関係で接続を完了した状態をあらわす正面図である。
図6は、相手側端子が端子金具に接続する前において、相手側端子が端子金具に対して左方へ位置ずれした位置関係をあらわす正面図である。
図7は、相手側端子が、端子金具に対して、左方へ位置ずれした位置関係で接続を開始した状態をあらわす正面図である。
図8は、相手側端子が、端子金具に対して、左方へ位置ずれした位置関係で接続を完了した状態をあらわす正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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