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公開番号
2024148286
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023061297
出願日
2023-04-05
発明の名称
コネクタ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/40 20060101AFI20241010BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子収容部品内に収容された端子の回転規制を行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】コネクタ40は、ピン状の相手側端子が挿入接続される端子42を備えるコネクタであって、筒状基部43と、筒状基部の一端から延出する複数の弾性片44とを有する端子42と、端子の少なくとも一部を収容する収容空間Sを有する端子収容部品50と、を備え、筒状基部は、筒状基部の周方向において複数の弾性片の間に位置するスリット43gを有し、スリットは、筒状基部の周方向において対向し合う一対の側面を有し、端子収容部品は、収容空間側に突出し、スリットに嵌って一対の側面間に位置する回転止め凸部53を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ピン状の相手側端子が挿入接続される端子を備えるコネクタであって、
筒状基部と、前記筒状基部の一端から延出する複数の弾性片とを有する前記端子と、
前記端子の少なくとも一部を収容する収容空間を有する端子収容部品と、
を備え、
前記筒状基部は、前記筒状基部の周方向において前記複数の弾性片の間に位置するスリットを有し、
前記スリットは、前記筒状基部の周方向において対向し合う一対の側面を有し、
前記端子収容部品は、前記収容空間側に突出し、前記スリットに嵌って前記一対の側面間に位置する回転止め凸部を有する、コネクタ。
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【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記筒状基部の周方向に沿った方向において、前記スリットの幅は、前記複数の弾性片間の隙間の幅よりも小さい、コネクタ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のコネクタであって、
前記筒状基部は、前記筒状基部の周方向において前記複数の弾性片の間であって前記スリットとは異なる箇所に位置する前止め面を有し、
前記前止め面は、前記複数の弾性片の各々が延出する側を向いており、
前記端子収容部品は、前記収容空間側に突出し、前記前止め面に対向する前止め凸部を有する、コネクタ。
【請求項4】
請求項3に記載のコネクタであって、
前記筒状基部の周方向に沿った方向において、前記前止め凸部の幅は、前記回転止め凸部の幅よりも大きい、コネクタ。
【請求項5】
請求項3に記載のコネクタであって、
前記回転止め凸部は、前記複数の弾性片の各々が延出する側とは反対側において、前記スリットの奥側面に対して間隔をあけて対向している、コネクタ。
【請求項6】
請求項3に記載のコネクタであって、
前記筒状基部の周方向に沿った方向において、前記前止め凸部の幅は、前記複数の弾性片間の隙間の幅よりも小さい、コネクタ。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載のコネクタであって、
前記端子収容部品は、前記複数の弾性片のそれぞれの先端部をまとめて覆う頭部を含み、
前記頭部の一部は、前記筒状基部の周方向に沿った方向において前記複数の弾性片の間に入り込んでいる、コネクタ。
【請求項8】
請求項7に記載のコネクタであって、
前記一対の側面は、前記複数の弾性片のいずれかと前記頭部との接触を回避する範囲で、前記回転止め凸部に接触して、前記端子を回転規制する、コネクタ。
【請求項9】
請求項1または請求項2に記載のコネクタであって、
前記回転止め凸部のうち前記複数の弾性片の各々が延出する方向とは逆側の端部は、先端に向うに連れて細幅になる案内端部である、コネクタ。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載のコネクタであって、
前記端子収容部品の周りを囲む外導体をさらに備え、
前記端子と前記外導体とが同軸上に配置されている、コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、接続ピンが挿入接続される下部コンタクトを備える同軸コネクタを開示している。特許文献1に開示の技術では、下部コンタクトは下部絶縁体で包囲され、下部絶縁体の外周は導電性の外部シェルで包囲されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-92313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
下部絶縁体内における下部コンタクトの変形抑制の観点から、下部コンタクトの回転規制を行うことが望まれている。
【0005】
そこで、本開示は、端子収容部品内に収容された端子の回転規制を行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、ピン状の相手側端子が挿入接続される端子を備えるコネクタであって、筒状基部と、前記筒状基部の一端から延出する複数の弾性片とを有する前記端子と、前記端子の少なくとも一部を収容する収容空間を有する端子収容部品と、を備え、前記筒状基部は、前記筒状基部の周方向において前記複数の弾性片の間に位置するスリットを有し、前記スリットは、前記筒状基部の周方向において対向し合う一対の側面を有し、前記端子収容部品は、前記収容空間側に突出し、前記スリットに嵌って前記一対の側面間に位置する回転止め凸部を有する、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、端子収容部品内に収容された端子の回転規制を行える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図は実施形態に係る中継用同軸コネクタを備える機器を示す斜視図である。
図2は図1のII-II線断面図である。
図3は図2と同じ断面における中継用同軸コネクタの断面図である。
図4は図2の断面図とは反対側から見た中継用同軸コネクタの断面図である。
図5は図3のV-V線断面図である。
図6は中継用同軸コネクタを示す分解斜視図である。
図7は中継用同軸コネクタの部分的な分解斜視図である。
図8は中継用同軸コネクタの部分的な分解斜視図である。
図9は図5のIX-IX線断面図である。
図10は図3のX-X線断面図である。
図11は変形例に係る中継用同軸コネクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のコネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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