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公開番号2024148007
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023060860
出願日2023-04-04
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20241009BHJP(信号)
要約【課題】適切な休憩地点を推定すること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、生成部と、推定部とを有する。生成部は、車両の走行履歴に基づいて、車両の滞在地点を示す滞在地点情報と、滞在地点での滞在時間を示す滞在時間情報と、車両の走行経路上で連続する3つの滞在地点の間での車両の進行方向の変化を示す進行方向変化情報とを生成する。推定部は、滞在地点情報と、滞在時間情報と、進行方向変化情報とに基づいて、車両の運転者が休憩した休憩地点を推定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両の走行履歴に基づいて、前記車両の滞在地点を示す滞在地点情報と、前記滞在地点での滞在時間を示す滞在時間情報と、前記車両の走行経路上で連続する3つの滞在地点の間での前記車両の進行方向の変化を示す進行方向変化情報とを生成する生成部と、
前記滞在地点情報と、前記滞在時間情報と、前記進行方向変化情報とに基づいて、前記車両の運転者が休憩した休憩地点を推定する推定部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記生成部は、前記走行履歴として、前記車両の位置と前記位置での時刻とを含む位置履歴に基づいて、前記滞在地点情報と、前記滞在時間情報と、前記進行方向変化情報とを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記滞在地点ごとに、前記滞在地点情報、前記滞在時間情報、および、前記進行方向変化情報のそれぞれが所定の条件を満たすか否かを判定する判定部をさらに備え、
前記推定部は、前記所定の条件を満たすと判定された滞在地点を前記休憩地点として推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記滞在地点での滞在時間が所定の時間範囲内であるか否かを判定し、
前記推定部は、前記滞在時間が所定の時間範囲であると判定された前記滞在地点を前記休憩地点として推定する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記生成部は、前記3つの滞在地点として、前記車両が始めに到達した1次滞在地点と、前記車両が次に到達した2次滞在地点と、前記車両が最後に到達した3次滞在地点とに基づいて、前記1次滞在地点から前記2次滞在地点への方向を示す第1の進行方向と、前記2次滞在地点から前記3次滞在地点への方向を示す第2の進行方向とを抽出し、前記2次滞在地点を起点とした場合における、前記第1の進行方向から前記第2の進行方向への角度変化の情報を、前記進行方向変化情報として生成し、
前記判定部は、前記角度変化に基づいて、前記車両が前記2次滞在地点から前記走行履歴が示す出発地点の方面に向かって進行していたか否かを判定する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記推定部は、前記車両が前記出発地点の方面とは異なる方面に進行していたと判定された場合には、前記2次滞在地点を前記休憩地点として推定する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記判定部は、前記1次滞在地点と、前記3次滞在地点とが、前記出発地点に対応するエリアに含まれるか否かを判定し、
前記推定部は、前記出発地点に対応するエリアに含まれないと判定された場合には、前記2次滞在地点を前記休憩地点として推定し、前記出発地点に対応するエリアに含まれると判定された場合には、前記2次滞在地点を前記休憩地点の候補から除外する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記推定部は、前記滞在地点のうち、前記車両の運転が開始された時点から所定期間内に到達された滞在地点を、前記休憩地点の候補から除外する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記推定部は、前記滞在地点のうち、公共施設のカテゴリに属する滞在地点、または、
交通機関に属する滞在地点を、前記休憩地点の候補から除外する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
車両の走行履歴に基づいて、前記車両の滞在地点を示す滞在地点情報と、前記滞在地点での滞在時間を示す滞在時間情報と、前記車両の走行経路上で連続する3つの滞在地点の間での前記車両の進行方向の変化を示す進行方向変化情報とを生成する生成工程と、
前記滞在地点情報と、前記滞在時間情報と、前記進行方向変化情報とに基づいて、前記車両の運転者が休憩した休憩地点を推定する推定工程と
を含むことを特徴とする情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、目的地点の情報と、目的地点までの走行経路における施設への滞在時間とから休憩地点を判定する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-206327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、目的地点の情報を利用者から取得しているため、目的地点が設定されない場合には、滞在した場所が目的地点であるか、又は、休憩地点であるかを判定することが困難であるときがある。
【0005】
本発明は、適切な休憩地点を推定することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムの実現を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の情報処理装置は、車両の走行履歴に基づいて、前記車両の滞在地点を示す滞在地点情報と、前記滞在地点での滞在時間を示す滞在時間情報と、前記車両の走行経路上で連続する3つの滞在地点の間での前記車両の進行方向の変化を示す進行方向変化情報とを生成する生成部と、前記滞在地点情報と、前記滞在時間情報と、前記進行方向変化情報とに基づいて、前記車両の運転者が休憩した休憩地点を推定する推定部とを備えることを特徴とする。
【0007】
また、請求項10に記載の情報処理方法は、コンピュータが実行する情報処理方法であって、車両の走行履歴に基づいて、前記車両の滞在地点を示す滞在地点情報と、前記滞在地点での滞在時間を示す滞在時間情報と、前記車両の走行経路上で連続する3つの滞在地点の間での前記車両の進行方向の変化を示す進行方向変化情報とを生成する生成工程と、前記滞在地点情報と、前記滞在時間情報と、前記進行方向変化情報とに基づいて、前記車両の運転者が休憩した休憩地点を推定する推定工程とを含むことを特徴とする。
【0008】
また、請求項11に記載の情報処理プログラムは、車両の走行履歴に基づいて、前記車両の滞在地点を示す滞在地点情報と、前記滞在地点での滞在時間を示す滞在時間情報と、前記車両の走行経路上で連続する3つの滞在地点の間での前記車両の進行方向の変化を示す進行方向変化情報とを生成する生成手順と、前記滞在地点情報と、前記滞在時間情報と、前記進行方向変化情報とに基づいて、前記車両の運転者が休憩した休憩地点を推定する推定手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する情報処理の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図6は、実施形態に係る走行履歴記憶部の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る条件情報記憶部の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る休憩地点情報記憶部の一例を示す図である。
図9は、実施形態に係る情報処理装置が実行する推定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図10は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
以下に、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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