TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024147297
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023060219
出願日
2023-04-03
発明の名称
電気接続部品、および電気接続ユニット
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
9/00 20060101AFI20241008BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】筐体の表面加工を簡素化できる電気接続部品、および電気接続ユニットを提供する。
【解決手段】電気接続部品3は、配線2と、配線2に一体に設けられるとともに配線2を絶縁する絶縁部8と、金属製のプレート部14と、を備える。プレート部14は、絶縁部8に一体に設けられるとともに、取付け先の筐体4に締結部15によって固定される。プレート部14は、締結部15を取付けるために絞り加工によって形成された取付部20を少なくとも1つ有する。取付部20は、締結部15の軸部21が挿入される孔22と、孔22の周縁から筐体に4向かって突出する突壁23と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
配線と、前記配線と一体に設けられるとともに前記配線を絶縁する絶縁部と、前記絶縁部に一体に設けられるとともに、取付け先の筐体に締結部によって固定される金属製のプレート部と、を備える電気接続部品であって、
前記プレート部は、前記締結部を取付けるために絞り加工によって形成された取付部を少なくとも1つ有し、
前記取付部は、前記締結部の軸部が挿入される孔と、前記孔の周縁から前記筐体に向かって突出する突壁と、を有する、電気接続部品。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記取付部は、前記プレート部の両側に設けられている、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項3】
前記突壁の高さは、前記筐体および前記絶縁部の間を封止するシール部材と、前記シール部材を支持するために前記絶縁部に設けられたシール支持部と、に対応する値に設定されている、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項4】
前記孔の内周面は、ネジ山のない非凹凸形状に形成されている、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項5】
前記締結部は、頭部を前記取付部の上面に当接させつつ、前記筐体に凹設された被締結部に前記軸部を締結することにより、前記プレート部を前記筐体に固定する、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項6】
前記プレート部は、インサート成型により前記絶縁部と一体形成されている、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項7】
前記取付部は、前記孔の周囲に、径の異なる複数層の環状模様を有する、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項8】
配線と、前記配線と一体に設けられるとともに前記配線を絶縁する絶縁部と、前記絶縁部に一体に設けられた金属製のプレート部と、を有する電気接続部品と、
前記プレート部を介して締結部によって前記電気接続部品が取付けられる筐体と、を備える電気接続ユニットであって、
前記プレート部は、前記締結部を取付けるために絞り加工によって形成された取付部を少なくとも1つ有し、
前記取付部は、前記締結部の軸部が挿入される孔と、前記孔の周縁から前記筐体に向かって突出する突壁と、を有する、電気接続ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続部品、および電気接続ユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、電力用コネクタ、信号用コネクタ、およびプレートが樹脂のインサート成型によって一体化された台座を有する回転電機用端子台が周知である。プレートは、金属製であって、回転電機用端子台をケースに固定するために使用される。プレートは、台座をケースに固定するための複数の固定穴を有する。回転電機用端子台は、プレートの固定穴に軸部が通された複数のネジによってケースに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-177002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された端子台の場合、プレートは平板状であり、さらに、台座は所定の厚みを有する。このため、回転電機用端子台は、ケースと対向する面において、台座がプレートから所定量突出する段差を有する。従って、ケースのプレートに対向する面を所定量高く形成する必要があるため、ケースの表面を加工する必要があった。よって、加工手間や製造コスト増が懸念されていた。
【0005】
本開示の目的は、筐体の表面加工を簡素化できる電気接続部品、および電気接続ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決する電気接続部品は、配線と、一体に設けられた前記配線を絶縁する絶縁部と、前記絶縁部に一体に設けられるとともに、取付け先の筐体に締結部によって固定される金属製のプレート部と、を備える構成であって、前記プレート部は、前記締結部を取付けるために絞り加工によって形成された取付部を少なくとも1つ有し、前記取付部は、前記締結部の軸部を収容する孔と、前記孔の周縁から前記筐体に向かって突出する突壁と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、筐体の表面加工を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、電気接続ユニットの斜視図である。
図2は、電気接続部品を裏面から見た斜視図である。
図3は、電気接続ユニットの分解斜視図である。
図4は、図1に示すIV-IV線の断面図である。
図5は、突壁の高さを示す断面図である。
図6は、絞り加工の環状模様を示す斜視図である。
図7(a)~図7(d)は、絞り加工の手順を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示の電気接続部品は、配線と、前記配線と一体に設けられるとともに前記配線を絶縁する絶縁部と、前記絶縁部に一体に設けられるとともに、取付け先の筐体に締結部によって固定される金属製のプレート部と、を備える構成であって、前記プレート部は、前記締結部を取付けるために絞り加工によって形成された取付部を少なくとも1つ有し、前記取付部は、前記締結部の軸部が挿入される孔と、前記孔の周縁から前記筐体に向かって突出する突壁と、を有する。
【0010】
本構成によれば、配線を有する絶縁部に、電気接続部品を筐体に取り付けるための金属製のプレート部が設けられている。プレート部には、絞り加工によって形成された取付部が形成される。電気接続部品は、締結部が取付部に取付けられ、そして、これが筐体に締結されることにより、筐体に固定される。特に、本構成の場合、取付部の形状は、突壁を有する突形状である。このため、プレート部が筐体の表面に達する形状を有するので、筐体の表面を平面状態で使用することが可能となる。よって、筐体の表面加工を簡素化することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
タワー式増設端子台
3日前
個人
接触式電気的導通端子
23日前
日星電気株式会社
同軸ケーブル
1か月前
太陽誘電株式会社
全固体電池
29日前
桑野工業株式会社
同軸プラグ
8日前
個人
安全プラグ安全ソケット
25日前
株式会社ADEKA
全固体二次電池
15日前
日本バイリーン株式会社
電極支持体
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
15日前
マクセル株式会社
配列用マスク
29日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
15日前
マクセル株式会社
配列用マスク
29日前
株式会社ダイヘン
開閉器
29日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
29日前
TDK株式会社
電子部品
2日前
三菱電機株式会社
アンテナ装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
9日前
ヒューグル開発株式会社
拡張装置
29日前
日本航空電子工業株式会社
接続器
2日前
ローム株式会社
半導体装置
23日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
2日前
株式会社三桂製作所
耐火コネクタ
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
16日前
三菱電機株式会社
端子構造
29日前
ローム株式会社
半導体装置
29日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
ホシデン株式会社
多方向入力装置
29日前
ソニーグループ株式会社
発光素子
3日前
アスザック株式会社
搬送用ハンド
23日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
株式会社ミクニ
電磁アクチュエータ
16日前
矢崎総業株式会社
端子
10日前
富士電機株式会社
半導体装置
8日前
日新電機株式会社
ガス遮断器
2日前
続きを見る
他の特許を見る