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公開番号
2024146089
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023058802
出願日
2023-03-31
発明の名称
機器箱
出願人
コイト電工株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
B61C
17/12 20060101AFI20241004BHJP(鉄道)
要約
【課題】電気機器の取り付けや電気機器の配線の作業性を向上することが可能な機器箱を提供する。
【解決手段】本発明の一形態に係る収容装置は、筐体と、支持部材と、第1の配線群と、第2の配線群と、中継コネクタとを具備する。支持部材は、外部電源に配線によって接続される複数の電気機器を支持し、筐体に収容される。第1の配線群は、外部電源に接続される。第2の配線群は、複数の電気機器に接続される。中継コネクタは、第1の配線群と第2の配線群とを電気的に接続する。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
外部電源に配線によって接続される複数の電気機器と、
前記複数の電気機器を支持し、前記筐体内に配置される支持部材と、
前記外部電源に接続される第1の配線群と、
前記複数の電気機器に接続される第2の配線群と、
前記第1の配線群と前記第2の配線群とを電気的に接続する中継コネクタと
を具備する機器箱。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の機器箱であって、
前記第1の配線群は、一端側が前記外部電源に接続され他端側に複数の第1の端子をそれぞれ有する複数の第1の配線と、前記複数の第1の端子と電気的に接続し前記複数の第1の端子を共通に支持するコネクタ部と、を有し、
前記第2の配線群は、一端側が前記複数の電気機器に接続され他端側に複数の第2の端子をそれぞれ有する複数の第2の配線を有し、
前記中継コネクタは、前記コネクタ部が接続される第1の接続部と、前記複数の第2の端子が接続され前記コネクタ部と電気的に接続される第2の接続部と、を有する
【請求項3】
請求項2に記載の機器箱であって、
前記第1の配線群は、前記複数の第1の配線を束ねる円筒状の配線保護材をさらに有し、
前記円筒状の配線保護材は、径方向に前記配線保護材が重複する重複部を有する
機器箱。
【請求項4】
請求項3に記載の機器箱であって、
前記配線保護材は、自己巻き付けチューブである
機器箱。
【請求項5】
請求項3に記載の機器箱であって、
前記配線保護材を前記筐体または前記支持部材に固定させる固定部材をさらに具備する
機器箱。
【請求項6】
請求項1に記載の機器箱であって、
前記筐体は、矩形環状のメインフレーム体と、前記メインフレーム体の各辺と交差する複数のサブフレーム材と、を有する
機器箱。
【請求項7】
請求項1に記載の機器箱であって、
前記支持部材は、所定の間隙を介して互いに平行に設けられた複数の柱フレームと、前記複数の柱フレームの間を接続する複数の支持フレームと、を有し、
前記複数の電気機器は、前記複数の支持フレームに取り付けられる
機器箱。
【請求項8】
請求項1に記載の機器箱であって、
前記支持部材は、前記複数の電気機器が支持される板状の支持板と、所定の間隙を介して互いに平行に設けられ前記筐体に取り付けられる複数のカーテンレール部と、前記複数のカーテンレール部に設けられ前記複数のカーテンレール部に沿って移動可能な複数の固定具とを有し、
前記支持板は、前記複数の固定具によって前記複数のカーテンレール部と連結するための複数の連結孔を有する
機器箱。
【請求項9】
請求項1に記載の機器箱であって、
前記機器箱は、鉄道車両に設置される
機器箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば鉄道車両の床下に設置されて各種電気機器を収容する機器箱に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鉄道車両の床下に設置されて各種電気機器を収容する床下装置として、箱状の筐体を備えたものが利用されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、内部に空間を有し側壁と天井板とを有する箱体と、箱体内部における所定方向に沿って設けられる骨組体と、骨組体に対して固着具によって固定され複数の電気機器を支持する複数の取付部材と、を備え、骨組体と箱体とは溶接により固定されることについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-152343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、側壁に骨組体が取り付けられた状態で取付部材が骨組体に取り付けられており、電気機器を取り付ける作業者は、狭い箱体のなかで電気機器を取り付けたり、配線作業をしたりしていた。そのため、電気機器の取り付けや配線といった作業の効率が悪いという問題があった。
【0006】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、電気機器の取り付けや電気機器の配線の作業性を向上することが可能な機器箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る機器箱は、筐体と、複数の電気機器と、支持部材と、第1の配線群と、第2の配線群と、中継コネクタとを具備する。
上記複数の電気機器は、外部電源に配線によって接続される。
上記支持部材は、上記複数の電気機器を支持し、上記筐体に収容される。
上記第1の配線群は、上記外部電源に接続される。
上記第2の配線群は、上記複数の電気機器に接続される。
上記中継コネクタは、上記第1の配線群と上記第2の配線群とを電気的に接続する。
【0008】
上記機器箱において、複数の電気機器は、外部電源に接続される第1の配線群から中継コネクタと第2の配線群を介して電力が供給される。これにより、筐体に複数の電気機器が取り付けられた支持部材を入れた状態で複数の電気機器に対応する配線を一本一本配線する必要がなくなる。つまり、支持部材が筐体内に取り付けられる前に複数の電気機器と第2の配線群とを接続でき、かつ、支持部材を筐体内に収容したときは、第1の配線群を中継コネクタに接続することで、複数の電気機器に電力が供給される。これにより、電気機器を支持部材に取り付けるときに、筐体内で作業することなく、また筐体内で複数の電気機器に外部電源から接続される配線を一本一本配線する必要がないため、電気機器の取り付けや電気機器の配線の作業性を向上することができる。
【0009】
上記第1の配線群は、一端側が上記外部電源に接続され他端側に複数の第1の端子をそれぞれ有する複数の第1の配線と、上記複数の第1の端子を共通に支持するコネクタ部と、を有し、
上記第2の配線群は、一端側が上記複数の電気機器に接続され他端側に複数の第2の端子をそれぞれ有する複数の第2の配線を有し、
上記中継コネクタは、上記コネクタ部が接続される第1の接続部と、上記複数の第2の端子が接続され上記コネクタ部と電気的に接続される第2の接続部と、を有してもよい。
【0010】
上記第1の配線群は、上記複数の第1の配線を束ねる円筒状の配線保護材をさらに有し、上記円筒状の配線保護材は、径方向に上記配線保護材が重複する重複部を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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