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公開番号2024145900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058480
出願日2023-03-31
発明の名称タンクバルブ装置、及びバルブブロック
出願人川崎重工業株式会社,トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F17C 13/04 20060101AFI20241004BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】小型化できるタンクバルブ装置及びバルブブロックを提供すること
【解決手段】タンクバルブ装置は、タンクの口部に装着され、流体の入出口と、該入出口及びタンク内を繋ぐ流路とを含むバルブブロックと、流路を開閉する電磁弁と、流路の流れを止める手動弁と、タンク外の温度が所定の温度を超えると流体を放出する安全弁と、を備え、入出口及び電磁弁は、バルブブロックにおいてタンク外であって該バルブブロックの四方のうちの1つである第1側方に配置され、手動弁及び安全弁は、バルブブロックにおいてタンク外であって且つ残りの三方のうちの2つである第2側方及び第3側方に夫々配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
タンクの口部に装着され、流体の入出口と、該入出口及び前記タンク内を繋ぐ流路とを含むバルブブロックと、
前記流路を開閉する電磁弁と、
前記流路の流れを止める手動弁と、
前記タンク外の温度が所定の温度を超えると流体を放出する安全弁と、を備え、
前記入出口及び前記電磁弁は、前記バルブブロックにおいて前記タンク外であって該バルブブロックの四方のうちの1つである第1側方に配置され、
前記手動弁及び前記安全弁は、前記バルブブロックにおいて前記タンク外であって且つ残りの三方のうちの2つである第2側方及び第3側方に夫々配置されている、タンクバルブ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記入出口及び前記電磁弁は、前記バルブブロックにおいて第1側方に臨む第1面に配置され、
前記手動弁は、前記バルブブロックにおいて第2側方に臨む第2面に配置され、
前記安全弁は、前記バルブブロックにおいて第3側方に臨む第3面に配置されている、請求項1に記載のタンクバルブ装置。
【請求項3】
前記タンク内の流体を外方に放出する圧抜弁を更に備え、
前記圧抜弁は、前記バルブブロックにおいて前記タンク外であって、且つ四方のうち第1乃至第3側方と異なる第4側方に配置されている、請求項1又は2に記載のタンクバルブ装置。
【請求項4】
前記バルブブロックは、前記タンク外に配置されているブロック本体と、前記タンクの口部に装着される栓部と、を更に含み、
前記入出口、前記電磁弁、及び前記手動弁の各々の軸線は、前記栓部の軸線に直交する仮想平面上に配置されている、請求項1乃至3の何れか1つに記載のタンクバルブ装置。
【請求項5】
前記バルブブロックは、前記流路である入出流路と異なる放出流路を含み、
前記安全弁は、前記放出流路に接続され、且つ該安全弁の軸線が前記仮想平面より前記タンク側に配置されている、請求項4に記載のタンクバルブ装置。
【請求項6】
前記放出流路は、前記栓部の軸方向に見て前記入出流路と交差し且つ前記栓部の軸方向において前記入出流路とずれている、請求項5に記載のタンクバルブ装置。
【請求項7】
前記バルブブロックは、前記タンク外に配置されているブロック本体と、前記タンクの口部に装着される栓部と、前記タンクの内外を繋ぎ且つ配線が通される配線通路と、を更に含み、
前記配線通路は、前記栓部の軸方向に見て前記流路と交差し且つ前記栓部の軸方向において前記流路とずれている、請求項1乃至6の何れか1つに記載のタンクバルブ装置。
【請求項8】
前記バルブブロックは、前記タンク外に配置されているブロック本体と、前記タンクの口部に装着される栓部と、前記タンク内外を繋ぎ且つ配線が通される配線通路と、を更に含み、
前記電磁弁は、前記栓部の軸方向に見て前記配線通路と交差している、請求項1乃至7の何れか1つに記載のタンクバルブ装置。
【請求項9】
前記バルブブロックは、前記流路である入出流路と異なる放出流路を含み、
前記放出流路は、前記流体を放出する放出口を有し、
前記放出口は、第2側方に配置されている、請求項1乃至8の何れか1つに記載のタンクバルブ装置。
【請求項10】
前記電磁弁、前記手動弁、及び前記安全弁は、前記バルブブロックを挟んで前記タンクの反対側から見て前記電磁弁、前記手動弁、及び前記安全弁の順番で、前記タンクの軸線を中心とする反時計回り方向に前記バルブブロックに配置されている、請求項9に記載のタンクバルブ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タンクの口部に装着されるタンクバルブ装置、及びバルブブロックに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
タンクの口部には、タンク内に貯留される流体の流出入を制御すべくタンクバルブが装着されている。このようなタンクバルブ装置として、例えば特許文献1のような弁装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6568783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような弁装置では、バルブブロックに相当する基部に、手動弁、電磁弁、及び安全弁等の様々な弁が取り付けられている。また、バルブブロックには、複数の弁を夫々繋ぐように流路が形成されている。しかし、バルブブロックに複数の弁が取り付けられているので、流路構成が複雑化している。これにより、バルブブロックが大型化している。即ち、弁装置が大型化している。
【0005】
そこで本発明は、小型化できるタンクバルブ装置及びバルブブロックを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のタンクバルブ装置は、タンクの口部に装着され、流体の入出口と、該入出口及び前記タンク内を繋ぐ流路とを含むバルブブロックと、前記流路を開閉する電磁弁と、前記流路の流れを止める手動弁と、前記タンク外の温度が所定の温度を超えると流体を放出する安全弁と、を備え、前記入出口及び前記電磁弁は、前記バルブブロックにおいて前記タンク外であって該バルブブロックの四方のうちの1つである第1側方に配置され、前記手動弁及び前記安全弁は、前記バルブブロックにおいて前記タンク外であって且つ残りの三方のうちの2つである第2側方及び第3側方に夫々配置されているものである。
【0007】
本発明に従えば、流路をバルブブロックの中央部分に纏めて、流路構成を簡素化することができる。これにより、バルブブロックを小型化することができる。
【0008】
本発明のバルブブロックは、タンクの口部に装着されるバルブブロックであって、ブロック本体と、流体の入出口と、前記入出口と前記タンク内とを繋ぐ流路と、前記流路を開閉する電磁弁が挿入されている第1弁孔と、前記流路の流れを止める手動弁が挿入されている第2弁孔と、前記流路を流れる流体が所定の温度を超えると流体を放出する安全弁が挿入されている第3弁孔とを有し、前記入出口及び前記第1弁孔は、前記ブロック本体において前記タンク外であって該ブロック本体の四方のうちの1つである第1側方に配置され、前記第2弁孔及び前記第3弁孔は、前記ブロック本体において前記タンク外であって且つ残りの三方のうちの2つである第2側方及び第3側方に夫々配置されているものである。
【0009】
本発明に従えば、流路をバルブブロックの中央部分に纏めて、流路構成を簡素化することができる。これにより、バルブブロックの小型化を図ることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明のタンクバルブ装置によれば、タンクバルブを小型化することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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