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公開番号
2024144816
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023056951
出願日
2023-03-31
発明の名称
包装袋
出願人
藤森工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
77/12 20060101AFI20241004BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】注出口を開封する手段とは別に胴部を開封する手段を設けても、意図せずに内容物が漏出することを抑制することが可能な包装袋を提供する。
【解決手段】胴部材11の周囲のシールにより内容物が収容される胴部17と、胴部材11のシールにより胴部17から突出して流路16cが形成された注出口16と、胴部材11が注出口16の周囲まで延長され、注出口16から切り離しが可能な延長部24と、注出口16を開封しない位置で胴部17の開封を補助する胴部開封補助手段と、を備え、延長部24は、胴部開封補助手段の周囲を囲む領域を含み、延長部24を注出口16から切り離したときに、延長部24が胴部開封補助手段の周囲から分離される。胴部開封補助手段は、例えば胴部開封補助手段の配置領域25a,25bに配置することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
胴部材の周囲のシールにより内容物が収容される胴部と、
前記胴部材のシールにより前記胴部から突出して形成された注出口と、
前記胴部材が前記注出口の周囲まで延長され、前記注出口から切り離しが可能な延長部と、
前記注出口を開封しない位置で前記胴部の開封を補助する胴部開封補助手段と、
を備え、
前記延長部は、前記胴部開封補助手段の周囲を囲む領域を含み、
前記延長部を前記注出口から切り離したときに、前記延長部が前記胴部開封補助手段の周囲から分離されることを特徴とする包装袋。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記注出口の開封を補助する注出口開封補助手段を有することを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
【請求項3】
前記注出口の流路が、前記胴部材に形成された流路形成シール部の間の未シール部により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
【請求項4】
前記注出口の開封を開始する側で、前記延長部と前記注出口との間を分離する第1分離線を有し、前記第1分離線の切り離しにより、前記延長部に開封用つまみが形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
【請求項5】
前記第1分離線を介して前記開封用つまみと対向する位置に前記胴部開封補助手段を有することを特徴とする請求項4に記載の包装袋。
【請求項6】
前記注出口の開封を終了する側で、前記延長部と前記注出口との間を分離する第2分離線を有し、前記第2分離線と接する位置に前記胴部開封補助手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
【請求項7】
前記胴部材に含まれるフィルムがポリエチレン系樹脂のみからなることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装袋に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
注出口が設けられた包装袋は、例えば詰め替え用の内容物を収納する包装袋において、内容物の注ぎ出しを容易にするため、広く用いられている。特許文献1には、包装袋の下部に開封補助手段を設けることで、内容物の使い切りや洗浄が容易になることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-111186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の包装袋は、輸送、陳列、使用などに際し、注出口を開封する前に誤って下部の開封補助手段を開封することもあり、あるいは摩擦や衝突等の外力によって下部の開封補助手段が人手を介することなく破損するおそれがある。意図せずに内容物が漏出することについては、記載も示唆もない。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、注出口を開封する手段とは別に胴部を開封する手段を設けても、意図せずに内容物が漏出することを抑制することが可能な包装袋を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、下記の態様を含む。
第1の態様は、胴部材の周囲のシールにより内容物が収容される胴部と、前記胴部材のシールにより前記胴部から突出して形成された注出口と、前記胴部材が前記注出口の周囲まで延長され、前記注出口から切り離しが可能な延長部と、前記注出口を開封しない位置で前記胴部の開封を補助する胴部開封補助手段と、を備え、前記延長部は、前記胴部開封補助手段の周囲を囲む領域を含み、前記延長部を前記注出口から切り離したときに、前記延長部が前記胴部開封補助手段の周囲から分離されることを特徴とする包装袋である。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、前記注出口の開封を補助する注出口開封補助手段を有することを特徴とする。
第3の態様は、第1または第2の態様において、前記注出口の流路が、前記胴部材に形成された流路形成シール部の間の未シール部により形成されていることを特徴とする。
【0008】
第4の態様は、第1~3のいずれか1の態様において、前記注出口の開封を開始する側で、前記延長部と前記注出口との間を分離する第1分離線を有し、前記第1分離線の切り離しにより、前記延長部に開封用つまみが形成されることを特徴とする。
第5の態様は、第4の態様において、前記第1分離線を介して前記開封用つまみと対向する位置に前記胴部開封補助手段を有することを特徴とする。
【0009】
第6の態様は、第1~5のいずれか1の態様において、前記注出口の開封を終了する側で、前記延長部と前記注出口との間を分離する第2分離線を有し、前記第2分離線と接する位置に前記胴部開封補助手段を有することを特徴とする。
第7の態様は、第1~6のいずれか1の態様において、前記胴部材に含まれるフィルムがポリエチレン系樹脂のみからなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、包装袋に胴部開封補助手段を設けても、意図せずに内容物が漏出することを抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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