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公開番号2024142857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055221
出願日2023-03-30
発明の名称容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホース
出願人矢崎エナジーシステム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F17C 13/04 20060101AFI20241003BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】ガス容器バルブの開栓状態を一目でわかるようにする。
【解決手段】容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホース10は、ホース9と、ガス放出防止具1と、を備えている。ガス放出防止具1は、ガス容器のバルブに接続される第1管部2と、ホース9に接続された第2管部3と、第1管部2をバルブに固定するための締結部4と、第2管部3をホース9に固定するための締結部5と、を備えている。第2管部3は、第1管部2に突没可能に嵌入されており、第1管部2及び第2管部3は、バルブからホースにガスを供給する流路を形成している。第2管部3の外周面には、バルブの開栓状態を一目でわかるように青色の目印71が付されている。バルブの閉栓状態では目印71が第1管部2内に位置して視認不能であり、バルブの開栓状態では目印71が第1管部2外に位置して視認可能となる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ホースと、ガス放出防止具と、を備え、
前記ガス放出防止具は、ガス容器のバルブに接続される第1管部と、前記ホースに接続される第2管部と、を備え、
前記第2管部は、前記第1管部に突没可能に嵌入されており、
前記第1管部及び前記第2管部は、前記バルブから前記ホースにガスを供給する流路を形成しており、
前記第2管部の外周面に、目印が付されており、
前記バルブの閉栓状態では前記目印が前記第1管部内に位置して視認不能であり、前記バルブの開栓状態では前記目印が前記第1管部外に位置して視認可能である
ことを特徴とする容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホース。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記第2管部が前記第1管部から所定量以上引き出された状態では前記流路が遮断される
ことを特徴とする請求項1に記載の容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホース。
【請求項3】
前記第2管部の外周面における前記目印よりも前記ホースから離れた側に、第2の目印が付されており、
前記バルブから前記ホースにガスが供給されている状態では前記第2の目印が前記第1管部内に位置して視認不能であり、前記第2管部が前記第1管部から所定量以上引き出されて前記流路が遮断された状態では前記第2の目印が前記第1管部外に位置して視認可能である
ことを特徴とする請求項2に記載の容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホース。
【請求項4】
前記目印と前記第2の目印が異なる色で表示されている
ことを特徴とする請求項3に記載の容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス容器のバルブに接続されるガス放出防止型高圧ホースに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
LPガスの配送員は、ガス容器の残量が少なくなったタイミングで消費者宅を訪問し、空近くなった容器を取外し、満タン状態の容器へ交換している。交換する際、本来、配送員は容器バルブ(例えば特許文献1を参照)を開いて確実にガスが供給されていることを確認する必要があるが、配送員の確認不足で容器バルブを開き忘れた状態で消費者宅から退去することがあった。その場合、配送員の退去後に消費者がガスを使おうとするとガスが出ないためガス会社へ連絡が入り、消費者宅へ出向いてガスが出ない原因を調査し、容器バルブを開く作業をしている実態がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-178096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したガス容器バルブの開き忘れを防止するため、配送員の多くは容器バルブのハンドルを回して開栓状態を確認する作業を複数回実施しており、これが負担になっているという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、ガス容器バルブの開栓状態を一目でわかるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ホースと、ガス放出防止具と、を備え、前記ガス放出防止具は、ガス容器のバルブに接続される第1管部と、前記ホースに接続される第2管部と、を備え、前記第2管部は、前記第1管部に突没可能に嵌入されており、前記第1管部及び前記第2管部は、前記バルブから前記ホースにガスを供給する流路を形成しており、前記第2管部の外周面に、目印が付されており、前記バルブの閉栓状態では前記目印が前記第1管部内に位置して視認不能であり、前記バルブの開栓状態では前記目印が前記第1管部外に位置して視認可能であることを特徴とする容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホースである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、目印により、ガス容器バルブの開栓状態を一目でわかるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態にかかる容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホース及びガス容器のバルブを示す図である。
図1の容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホースの部分断面図であり、ガス容器のバルブに接続され(バルブの図示は省略)、該バルブを開栓する前の状態を示す図である。
図2の容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホースのバルブ開栓後の状態を示す図である。
図3の容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホースの第2管部が引き出されて流路が遮断された状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホースについて、図1~4を参照して説明する。
【0010】
図1に示すように、容器バルブ開表示機能付きガス放出防止型高圧ホース10は、ホース9と、ガス放出防止具1と、を備えている。ガス放出防止具1は、ホース9の端末に取り付けられ、LPガスが充填されたガス容器100のバルブ110に接続されるものである。バルブ110は、ガス放出防止具1が接続される出口112と、回されることでガス流路を開閉するハンドル113と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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