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公開番号
2024142838
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055190
出願日
2023-03-30
発明の名称
設備機器の支持部への固定構造、緩衝部材及び設備機器の支持部への固定方法
出願人
大阪瓦斯株式会社
,
リンナイ株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
F16F
15/02 20060101AFI20241003BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】設備機器からの振動が設備機器を支持する支持部に伝わりにくい設備機器の支持部への固定構造、緩衝部材及び設備機器の支持部への固定方法を提供する。
【解決手段】固定構造は、設備機器1の被固定部11と、支持部2と、上緩衝部材4と、下緩衝部材5と、締結部材6と、を備える。被固定部11は、下面に締結部材6が挿入される開口部10を有する。支持部2は、上下に貫通する孔部20を有し、設備機器1を支持する。上緩衝部材4は、支持部2の上面21の上側でかつ被固定部11の下面の下側に位置し、孔部40を有する。下緩衝部材5は、支持部2の下面22の下側に位置し、孔部50を有する。締結部材6は、上緩衝部材4及び下緩衝部材5の孔部40、50、支持部2の孔部20及び被固定部11の開口部10を挿通し、被固定部11と支持部2とを締結する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
設備機器の支持部への固定構造であって、
前記設備機器の下端部に位置し、下面に締結部材が挿入される開口部を有する被固定部と、
上下に貫通する孔部を有し、前記設備機器を支持する前記支持部と、
前記支持部に接触し、上下に貫通する孔部を有する緩衝部材と、
前記緩衝部材の前記孔部、前記支持部の前記孔部及び前記被固定部の前記開口部を挿通し、前記被固定部と前記支持部とを締結する前記締結部材と、を備え、
前記緩衝部材として、
前記支持部の上面の上側でかつ前記被固定部の下面の下側に位置し、前記孔部を有する上緩衝部材と、
前記支持部の下面の下側に位置し、前記孔部を有する下緩衝部材と、を有する、
設備機器の支持部への固定構造。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記緩衝部材は、前記緩衝部材の前記孔部の周囲から延びて、前記支持部の前記孔部に挿入される筒状部を有する、
請求項1に記載の設備機器の支持部への固定構造。
【請求項3】
前記緩衝部材は、表面に前記筒状部を囲む溝部を有する、
請求項2に記載の設備機器の支持部への固定構造。
【請求項4】
前記支持部の前記孔部に挿入される筒状部材を更に備える、
請求項1に記載の設備機器の支持部への固定構造。
【請求項5】
前記緩衝部材は、
前記支持部側を向く第1面及び前記第1面を囲む側面を構成する第1部材と、
前記第1面と反対側の第2面を構成する、前記第1部材より軟質の第2部材と、を有する、
請求項1に記載の設備機器の支持部への固定構造。
【請求項6】
前記緩衝部材は、前記支持部側を向く第1面に、前記緩衝部材の本体を構成する部材と比較して滑性を有する滑性材を有する、
請求項1に記載の設備機器の支持部への固定構造。
【請求項7】
前記緩衝部材は、前記支持部側を向く第1面と反対側の第2面に、前記被固定部が挿入される凹部を有する、
請求項1に記載の設備機器の支持部への固定構造。
【請求項8】
前記設備機器は、衣類乾燥機である、
請求項1に記載の設備機器の支持部への固定構造。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載の設備機器の支持部への固定構造において用いられる、前記上緩衝部材及び前記下緩衝部材からなる、
緩衝部材。
【請求項10】
設備機器の支持部への固定方法であって、
前記設備機器は、
下端部の前部に位置して下面に開口部を有する前側の被固定部と、
下端部の後部に位置して下面に開口部を有する後側の被固定部と、を有し、
前記支持部は、
前記支持部の前部に位置して上下に貫通する前側の孔部と、
前記支持部の後部に位置して上下に貫通する後側の孔部と、を有し、
前記固定方法は、
上下に貫通する孔部及び前記孔部の周囲から延びる筒状部を有する上緩衝部材を、前記支持部の前記後側の孔部に前記筒状部を挿入することにより、前記支持部の上面の前記後側の孔部に対応する位置に配置する第1工程と、
前記第1工程の後、前記設備機器の前記後側の被固定部を、前記第1工程において載置した前記上緩衝部材に載置する第2工程と、
前記第2工程の後、前記上緩衝部材を、前記支持部の前記上面の前記前側の孔部に対応する位置に載置する第3工程と、
前記第3工程の後、前記設備機器の前記前側の被固定部を、前記第3工程において載置した前記上緩衝部材に載置する第4工程と、
前記第2工程の後、上下に貫通する孔部を有する下緩衝部材を、前記支持部の下面の前記後側の孔部に対応する位置に配置し、締結部材を、前記下緩衝部材の前記孔部、前記支持部の前記後側の孔部、前記上緩衝部材の前記孔部及び前記後側の被固定部の前記開口部に挿通し、前記後側の被固定部と前記支持部とを前記締結部材により締結する後側締結工程と、
前記第4工程の後、前記下緩衝部材を、前記支持部の前記下面の前記前側の孔部に対応する位置に配置し、前記締結部材を、前記下緩衝部材の前記孔部、前記支持部の前記前側の孔部、前記上緩衝部材の前記孔部及び前記前側の被固定部の前記開口部に挿通し、前記前側の被固定部と前記支持部とを前記締結部材により締結する前側締結工程と、を有する、
設備機器の支持部への固定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、設備機器の支持部への固定構造及び固定方法、この固定構造及び固定方法において用いられる緩衝部材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、衣類乾燥機などの物品は、専用台を使用し、その上に螺子等により固定されていた。しかしながら、重心が高く設置安定性が良くないため、専用台の脚部を前に伸ばすと、前方への安定性は増加するものの、物品の後方への設置安定性が良くなく、物品と後方の壁との間に必要な距離を確保できない、といった問題が発生していた。そこで、物品の背面に緩衝材を配置することにより、物品の後方への設置安定性を増加させるとともに、物品と壁との間に必要な距離を確保できる物品の設置方法が採られていた(例えば特許文献1に記載)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭61-236996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示す従来の物品の設置方法にあっては、専用台に物品が直接載置されており、物品からの振動が専用台に伝わり、更に専用台から建物の躯体や家具に伝わってしまうおそれがあるものであった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされた発明であり、設備機器からの振動が設備機器を支持する支持部に伝わりにくい、設備機器の支持部への固定構造、緩衝部材及び設備機器の支持部への固定方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る発明は、設備機器の支持部への固定構造である。前記設備機器の支持部への固定構造は、被固定部と、前記支持部と、緩衝部材と、締結部材と、を備える。前記被固定部は、前記設備機器の下端部に位置し、下面に前記締結部材が挿入される開口部を有する。前記支持部は、上下に貫通する孔部を有し、前記設備機器を支持する。前記緩衝部材は、前記支持部に接触し、上下に貫通する孔部を有する。前記締結部材は、前記緩衝部材の前記孔部、前記支持部の前記孔部及び前記被固定部の前記開口部を挿通し、前記被固定部と前記支持部とを締結する。前記設備機器の支持部への固定構造は、前記緩衝部材として、上緩衝部材と、下緩衝部材と、を有する。前記上緩衝部材は、前記支持部の上面の上側でかつ前記設備機器の下面の下側に位置し、前記孔部を有する。前記下緩衝部材は、前記支持部の下面の下側に位置し、前記孔部を有する。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明に従属する発明であって、前記緩衝部材は、前記緩衝部材の前記孔部の周囲から延びて、前記支持部の前記孔部に挿入される筒状部を有する。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明に従属する発明であって、前記緩衝部材は、表面に前記筒状部を囲む溝部を有する。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明に従属する発明であって、前記支持部の前記孔部に挿入される筒状部材を更に備える。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項1~4のいずれか一項に係る発明に従属する発明であって、前記緩衝部材は、前記支持部側を向く第1面及び前記第1面を囲む側面を構成する第1部材と、前記第1面と反対側の第2面を構成する、前記第1部材より軟質の第2部材と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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