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公開番号
2024142035
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023053993
出願日
2023-03-29
発明の名称
プログラム及び情報処理装置
出願人
株式会社バンダイ
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
A63F
13/48 20140101AFI20241003BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】仮想空間を利用時の興趣性を高める。
【解決手段】利用者に対応付けられた仮想キャラクターが移動可能に配置された3次元の仮想空間を表示装置に表示する表示処理と、表示装置に表示される仮想キャラクター及び仮想空間の少なくともいずれかの表示態様を制御する制御処理と、仮想空間において所定の実行条件が満たされたことを条件として、利用者と他の利用者とが参加するゲームの実行をトリガするトリガ処理と、利用者の状態を管理する管理処理と、を実行させるプログラムであって、利用者の状態は、当該利用者が参加するゲームの実行がトリガされている第1の状態と、トリガされていない第2の状態とを含み、制御処理は、利用者の状態が第2の状態である場合に、検出手段により検出された所定の動きに応じて表示態様を変化させ、利用者の状態が第1の状態である場合に、検出手段により検出された所定の動きに応じて表示態様を変化させない。
【選択図】図23
特許請求の範囲
【請求項1】
表示装置と、当該表示装置を含む本体部に生じた所定の動きを検出する検出手段とが接続されたコンピュータに、
利用者に対応付けられた仮想キャラクターが移動可能に配置された3次元の仮想空間を前記表示装置に表示する表示処理と、
前記表示処理により前記表示装置に表示される前記仮想キャラクター及び前記仮想空間の少なくともいずれかの表示態様を制御する制御処理と、
前記仮想空間において所定の実行条件が満たされたことを条件として、前記利用者と他の利用者とが参加するゲームの実行をトリガするトリガ処理と、
前記利用者の状態を管理する管理処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記利用者の状態は、当該利用者が参加する前記ゲームの実行がトリガされている第1の状態と、トリガされていない第2の状態とを含み、
前記制御処理は、
前記利用者の状態が前記第2の状態である場合に、前記検出手段により検出された前記所定の動きに応じて前記表示態様を変化させ、
前記利用者の状態が前記第1の状態である場合に、前記検出手段により検出された前記所定の動きに応じて前記表示態様を変化させないプログラム。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記所定の動きに応じた前記表示態様の変化は、前記利用者に対応する前記仮想キャラクターの少なくとも一部の姿勢を変化させることを含む請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記所定の動きに応じた前記表示態様の変化は、前記利用者に対応する前記仮想キャラクターを前記仮想空間において移動させることを含む請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記所定の動きに応じた前記表示態様の変化は、前記利用者に対応する前記仮想キャラクターの表示サイズを変化させることを含む請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記所定の動きに応じた前記表示態様の変化は、前記仮想空間を描画するカメラのカメラパラメータを変化させることを含む請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記制御処理は、前記検出手段により一時に検出された前記所定の動きに対して、所定の範囲内の変化量で前記表示態様を変化させる請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記検出手段に依らない操作入力を取得する取得処理を前記コンピュータにさらに実行させ、
前記制御処理は、前記利用者の状態が前記第2の状態である場合に、前記取得処理により取得された前記操作入力に応じて前記表示態様を変化させ、
前記操作入力に応じた前記表示態様の変化は、前記所定の範囲を上回る変化量の変化を含む
請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記操作入力は、前記表示装置における前記利用者に対応する前記仮想キャラクターに対してなされたタッチ操作に基づいて取得される請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記所定の動きは、前記本体部の基準位置から所定距離範囲内での前記本体部の移動である請求項6に記載のプログラム。
【請求項10】
前記所定の動きは、前記本体部の基準姿勢から所定角度範囲内での前記本体部の旋回である請求項6に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム及び情報処理装置に関し、特に仮想空間を利用したゲームのマッチングサービスに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
外部サービスで実行される対戦ゲームに係るプレイヤのマッチングを、2次元に表現された仮想空間を介して行うマッチングシステムがある(特許文献1)。特許文献1に記載のマッチングシステムは、当該マッチングシステムを利用して開始された対戦ゲームについて、対戦ゲームを行っていない他の利用者による観戦を受け付ける観戦機能も有する。観戦機能によれば、対戦ゲームのマッチングに利用された仮想空間中のテーブルに対する操作がなされたことを条件として、当該対戦ゲームを観戦する外部サービスの接続先への転送動作が行われ、利用者は該当の対戦ゲームを観戦することができる。
【0003】
また特許文献2には、仮想キャラクターを介して利用者同士が交流可能な3次元の仮想空間が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-078744号公報
特開2009-301404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、3次元の仮想空間では様々な方向を見回したり移動したりすることができるため、特許文献1のようなマッチングシステムに適用した場合、利用者がマッチングの大気や観戦を行うために行うべき操作が煩雑になる可能性がある。即ち、2次元の仮想空間に比べてタッチ操作等の入力と仮想空間内での仮想キャラクターの進行方向等が変わり得るため、利用者が直感的に仮想キャラクター等を操作できない可能性があった。つまり、対戦ゲームのプレイヤ観戦を目的とした利用者に、本質的には対戦ゲームと無関係な操作への慣れを強いる可能性があった。
【0006】
本発明は、仮想空間を利用時の操作性を高めるプログラム及び情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様のプログラムは、表示装置と、当該表示装置を含む本体部に生じた所定の動きを検出する検出手段とが接続されたコンピュータに、利用者に対応付けられた仮想キャラクターが移動可能に配置された3次元の仮想空間を表示装置に表示する表示処理と、表示処理により表示装置に表示される仮想キャラクター及び仮想空間の少なくともいずれかの表示態様を制御する制御処理と、仮想空間において所定の実行条件が満たされたことを条件として、利用者と他の利用者とが参加するゲームの実行をトリガするトリガ処理と、利用者の状態を管理する管理処理と、を実行させるプログラムであって、利用者の状態は、当該利用者が参加するゲームの実行がトリガされている第1の状態と、トリガされていない第2の状態とを含み、制御処理は、利用者の状態が第2の状態である場合に、検出手段により検出された所定の動きに応じて表示態様を変化させ、利用者の状態が第1の状態である場合に、検出手段により検出された所定の動きに応じて表示態様を変化させない。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、仮想空間を利用時の操作性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングシステムの構成を例示した図
本発明の実施形態1及び変形例に係る利用者端末100のハードウェア構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ200のハードウェア構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスで使用されるアバタを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスのエントランスルームを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る移行先の対戦ルームの選択に係り表示される画面例を示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスの通常対戦ルームを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスの特別対戦ルームを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ルームにおけるマッチングを説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームのプレイ画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る特別対戦ルームにおける表示を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るマッチングサービスのエモート機能を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る利用者端末100において実行されるエントランス処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ200において実行される案内処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態及び変形例に係る利用者端末100において実行されるモニタ表示処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態2に係る利用者端末100のハードウェア構成を例示した図
本発明の実施形態2に係るマッチングサービス利用時の利用者端末100の各座標軸及び回転方向を説明するための図
本発明の実施形態2に係る利用者端末100の移動に応じた表示態様の変化を例示した図
本発明の実施形態2に係る利用者端末100の移動に応じた表示態様の変化を例示した別の図
本発明の実施形態2に係る利用者端末100の移動に応じた表示態様の変化を例示したさらに別の図
本発明の実施形態2に係る利用者端末100の旋回に応じた表示態様の変化を例示した図
本発明の実施形態2に係る利用者端末100の旋回に応じた表示態様の変化を例示した別の図
本発明の実施形態2に係る利用者端末100において実行される表示制御処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態1]
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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