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公開番号2024141802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053641
出願日2023-03-29
発明の名称制御回路及び整流回路
出願人新電元工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02M 7/12 20060101AFI20241003BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ハードウェア量を抑制する。
【解決手段】ドレインが第1端子に電気的に接続され、ゲートが第1ノードに電気的に接続され、ソースが第2ノードに電気的に接続されたトランジスタと、カソードが第1ノードに電気的に接続され、アノードが第4端子に電気的に接続されたツェナーダイオードと、第2ノードから第3端子へ向かう方向の第1電流を通過させる電流通過回路と、第3端子の電圧を第1ノードへ通過させる電圧通過回路と、第2ノードの電圧が第1閾値電圧以下になった場合に、整流トランジスタをオンに制御する第1レベルの制御信号を第2端子に出力し、第2ノードの電圧が第2閾値電圧以上になった場合に、整流トランジスタをオフに制御する第2レベルの制御信号を第2端子に出力する信号出力回路と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ドレインとソースとの間に印加される電圧を整流する整流トランジスタを制御する制御回路であって、
前記整流トランジスタのドレインに電気的に接続された第1端子と、
前記整流トランジスタのゲートに電気的に接続された第2端子と、
前記制御回路の電源電圧を発生するコンデンサの一端に電気的に接続された第3端子と、
前記整流トランジスタのソース及び前記コンデンサの他端に電気的に接続された第4端子と、
ドレインが前記第1端子に電気的に接続され、ゲートが第1ノードに電気的に接続され、ソースが第2ノードに電気的に接続されたトランジスタと、
カソードが前記第1ノードに電気的に接続され、アノードが前記第4端子に電気的に接続されたツェナーダイオードと、
一端が前記第2ノードに電気的に接続され、他端が前記第3端子に電気的に接続され、前記第2ノードから前記第3端子へ向かう方向の第1電流を通過させる電流通過回路と、
一端が前記第3端子に電気的に接続され、他端が前記第1ノードに電気的に接続され、前記第3端子の電圧を前記第1ノードへ通過させる電圧通過回路と、
前記第2ノードの電圧が予め定められた第1閾値電圧以下になった場合に、前記整流トランジスタをオンに制御する第1レベルの制御信号を前記第2端子に出力し、前記第2ノードの電圧が予め定められた第2閾値電圧以上になった場合に、前記整流トランジスタをオフに制御する第2レベルの前記制御信号を前記第2端子に出力する信号出力回路と、
を含む、
ことを特徴とする、制御回路。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記信号出力回路は、
前記制御信号が第2レベルの場合に、前記第1閾値電圧を出力し、前記制御信号が第1レベルの場合に、前記第2閾値電圧を出力する定電圧源と、
前記第2ノードの電圧と、前記定電圧源から出力される電圧と、を比較して前記制御信号を出力する比較回路と、
を含む、
ことを特徴とする、請求項1に記載の制御回路。
【請求項3】
前記信号出力回路は、
前記第2ノードの電圧を予め定められたオフセット値だけ正方向にオフセットさせた電圧を前記比較回路に出力する電圧オフセット回路を更に含み、
前記定電圧源は、
前記制御信号が第2レベルの場合に、前記第1閾値電圧を前記オフセット値だけ正方向にオフセットさせた電圧を前記比較回路に出力し、前記制御信号が第1レベルの場合に、前記第2閾値電圧を前記オフセット値だけ正方向にオフセットさせた電圧を前記比較回路に出力する、
ことを特徴とする、請求項2に記載の制御回路。
【請求項4】
前記第1電流が予め定められた閾値電流以上の場合に、前記第1ノードの電圧を抑制することにより、前記第1電流を抑制する電流抑制回路を更に含む、
ことを特徴とする、請求項1に記載の制御回路。
【請求項5】
前記トランジスタは、エンハンスメント型トランジスタであり、
一端が前記第1端子に電気的に接続され、他端が前記第1ノードに電気的に接続された第1抵抗を更に含み、
前記電圧通過回路は、直列接続された第2抵抗及びダイオードを含み、前記ダイオードは、カソードが前記第1ノードの側に電気的に接続され、アノードが前記第3端子の側に電気的に接続されている、
ことを特徴とする、請求項1に記載の制御回路。
【請求項6】
前記トランジスタは、デプレッション型トランジスタであり、
前記電圧通過回路は、第2抵抗を含む、
ことを特徴とする、請求項1に記載の制御回路。
【請求項7】
交流電圧を直流電圧に整流する整流回路であって、
ブリッジ接続された複数の整流回路と、
前記複数の整流回路を夫々制御する複数の請求項1に記載の制御回路と、
を含む、
ことを特徴とする、整流回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御回路及び整流回路に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、AC同期整流型の電力変換回路が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第10756645号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の電力変換回路は、FIG.5及びFIG.6を参照すると、大きな回路ブロックとして、コンパレータCP、セレクタMUX1、コンパレータCP2及びセレクタMUX2を有しており、ハードウェア量が多い。
【0005】
本開示は、ハードウェア量を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の制御回路は、
ドレインとソースとの間に印加される電圧を整流する整流トランジスタを制御する制御回路であって、
前記整流トランジスタのドレインに電気的に接続された第1端子と、
前記整流トランジスタのゲートに電気的に接続された第2端子と、
前記制御回路の電源電圧を発生するコンデンサの一端に電気的に接続された第3端子と、
前記整流トランジスタのソース及び前記コンデンサの他端に電気的に接続された第4端子と、
ドレインが前記第1端子に電気的に接続され、ゲートが第1ノードに電気的に接続され、ソースが第2ノードに電気的に接続されたトランジスタと、
カソードが前記第1ノードに電気的に接続され、アノードが前記第4端子に電気的に接続されたツェナーダイオードと、
一端が前記第2ノードに電気的に接続され、他端が前記第3端子に電気的に接続され、前記第2ノードから前記第3端子へ向かう方向の第1電流を通過させる電流通過回路と、
一端が前記第3端子に電気的に接続され、他端が前記第1ノードに電気的に接続され、前記第3端子の電圧を前記第1ノードへ通過させる電圧通過回路と、
前記第2ノードの電圧が予め定められた第1閾値電圧以下になった場合に、前記整流トランジスタをオンに制御する第1レベルの制御信号を前記第2端子に出力し、前記第2ノードの電圧が予め定められた第2閾値電圧以上になった場合に、前記整流トランジスタをオフに制御する第2レベルの前記制御信号を前記第2端子に出力する信号出力回路と、
を含む、
ことを特徴とする。
【0007】
前記制御回路において、
前記信号出力回路は、
前記制御信号が第2レベルの場合に、前記第1閾値電圧を出力し、前記制御信号が第1レベルの場合に、前記第2閾値電圧を出力する定電圧源と、
前記第2ノードの電圧と、前記定電圧源から出力される電圧と、を比較して前記制御信号を出力する比較回路と、
を含む、
ことを特徴とする。
【0008】
前記制御回路において、
前記信号出力回路は、
前記第2ノードの電圧を予め定められたオフセット値だけ正方向にオフセットさせた電圧を前記比較回路に出力する電圧オフセット回路を更に含み、
前記定電圧源は、
前記制御信号が第2レベルの場合に、前記第1閾値電圧を前記オフセット値だけ正方向にオフセットさせた電圧を前記比較回路に出力し、前記制御信号が第1レベルの場合に、前記第2閾値電圧を前記オフセット値だけ正方向にオフセットさせた電圧を前記比較回路に出力する、
ことを特徴とする。
【0009】
前記制御回路において、
前記第1電流が予め定められた閾値電流以上の場合に、前記第1ノードの電圧を抑制することにより、前記第1電流を抑制する電流抑制回路を更に含む、
ことを特徴とする。
【0010】
前記制御回路において、
前記トランジスタは、エンハンスメント型トランジスタであり、
一端が前記第1端子に電気的に接続され、他端が前記第1ノードに電気的に接続された第1抵抗を更に含み、
前記電圧通過回路は、直列接続された第2抵抗及びダイオードを含み、前記ダイオードは、カソードが前記第1ノードの側に電気的に接続され、アノードが前記第3端子の側に電気的に接続されている、
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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