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公開番号
2024138157
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2024123049,2019190529
出願日
2024-07-30,2019-10-17
発明の名称
歯ブラシ
出願人
サンスター株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A46B
5/00 20060101AFI20240927BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】ハンドル部の操作性が向上した歯ブラシを提供する。
【解決手段】歯ブラシ1は、ハンドル部40と、ブラシ100が植毛されるヘッド部20とを備える。ハンドル部40は、指当て部50を備える。指当て部50は、指当て面を含む。指当て面は、ハンドル部40の長手方向の中心線と直交する断面において、中心線が通る中心点から離れる方向に凸曲線となるように形成され、ヘッド部20方向に向かうにつれて中心点と凸曲線の頂点との距離が長くなるように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
指当て部を含むハンドル部と、
ブラシが植毛されるヘッド部と、
前記ハンドル部と前記ヘッド部とを接続するネック部とを備える歯ブラシであって、
前記ハンドル部の表面は正面、背面、第1側面および第2側面を含む側面、および、前記指当て部の表面を構成する指当て面を含み、
前記ハンドル部は第1部分、第2部分、および、第3部分を含み、
前記第1部分は前記ネック部に接続する部分であり、
前記第2部分は前記ハンドル部の長手方向に関して前記第1部分と前記第3部分との間に設けられる部分であり、
前記第3部分は前記ハンドル部における前記ネック部側とは反対側の端部を構成する部分であり、
前記第2部分の幅は前記ハンドル部の長手方向に関しておおよそ一定であり、
前記指当て部は前記ハンドル部の長手方向に延長するように前記第2部分に設けられ、第1指当て部端部および第2指当て部端部を含み、
前記第1指当て部端部は前記ハンドル部の長手方向に関する前記指当て部の中心に対して前記第2部分における前記第1部分側に設けられ、
前記第2指当て部端部は前記ハンドル部の長手方向に関する前記指当て部の中心に対して前記第2部分における前記第3部分側に設けられ、
前記指当て面は前記第1指当て部端部および前記第2指当て部端部の少なくとも一方に設けられ、
前記ハンドル部の長手方向の中心線と直交する断面は基準断面と称され、
前記正面は前記基準断面において第1正面端部および第2正面端部を含み、
前記側面は前記基準断面において正面側側面端部および背面側側面端部を含み、
前記正面側側面端部は前記ハンドル部の厚さ方向に関する前記側面の中心に対して前記正面側に設けられ、
前記背面側側面端部は前記ハンドル部の厚さ方向に関する前記側面の中心に対して前記背面側に設けられ、
前記指当て面は前記正面と前記側面との間に設けられる正面側指当て面を含み、
前記正面側指当て面は前記第1正面端部と前記第1側面との間に設けられる第1正面側指当て面、および、前記第2正面端部と前記第2側面との間に設けられる第2正面側指当て面の少なくとも一方を含み、
前記正面側指当て面は前記基準断面において正面側指当正面端部および正面側指当側面端部を含み、
前記正面側指当正面端部は前記基準断面において前記正面と前記正面側指当て面とが滑らかな曲線を構成するように前記第1正面端部または前記第2正面端部につながり、
前記正面側指当側面端部は前記基準断面において前記側面と前記正面側指当て面とが滑らかな曲線を構成するように前記正面側側面端部につながり、
前記第1正面端部および前記第2正面端部を通過し、かつ、前記ハンドル部の幅方向に平行な直線は正面基準線と称され、
前記正面側側面端部および前記背面側側面端部を通過し、かつ、前記ハンドル部の厚さ方向に平行な直線は側面基準線と称され、
前記正面側指当正面端部および前記正面側指当側面端部を通過し、かつ、前記正面基準線に交差する直線は正面側指当基準線と称され、
前記正面基準線は前記側面基準線および前記正面側指当基準線よりも長く、
前記正面は前記基準断面において前記正面基準線に対して前記ハンドル部の中心点から離れる方向に突出する凸曲線であり、
前記側面は前記基準断面において前記側面基準線に対して前記ハンドル部の中心点から離れる方向に突出する凸曲線であり、
前記正面側指当て面は前記基準断面において前記正面側指当基準線に対して前記ハンドル部の中心点から離れる方向に突出する凸曲線であり、前記ハンドル部の長手方向に関して前記第2部分の中心側から前記ハンドル部の端部側に向かうにつれて前記ハンドル部の中心点と前記凸曲線の頂点との距離が長くなるように構成され、
前記基準断面における前記正面側指当て面の曲率半径は前記基準断面における前記正面の曲率半径および前記側面の曲率半径とは異なる
歯ブラシ。
続きを表示(約 3,600 文字)
【請求項2】
前記基準断面における前記正面側指当て面を構成する前記凸曲線の長さは前記ハンドル部の長手方向に関して前記ハンドル部の中心から離れるにつれて短くなる
請求項1に記載の歯ブラシ。
【請求項3】
前記背面は前記基準断面において第1背面端部および第2背面端部を含み、
前記指当て面は前記背面と前記側面との間に設けられる背面側指当て面を含み、
前記背面側指当て面は前記第1背面端部と前記第1側面との間に設けられる第1背面側指当て面、および、前記第2背面端部と前記第2側面との間に設けられる第2背面側指当て面の少なくとも一方を含み、
前記背面側指当て面は前記基準断面において背面側指当背面端部および背面側指当側面端部を含み、
前記背面側指当背面端部は前記基準断面において前記背面と前記背面側指当て面とが滑らかな曲線を構成するように前記第1背面端部または前記第2背面端部につながり、
前記背面側指当側面端部は前記基準断面において前記側面と前記背面側指当て面とが滑らかな曲線を構成するように前記背面側側面端部につながり、
前記第1背面端部および前記第2背面端部を通過し、かつ、前記ハンドル部の幅方向に平行な直線は背面基準線と称され、
前記背面側指当背面端部および前記背面側指当側面端部を通過し、かつ、前記背面基準線に交差する直線は背面側指当基準線と称され、
前記背面基準線は前記側面基準線および前記背面側指当基準線よりも長く、
前記背面は前記基準断面において前記背面基準線に対して前記ハンドル部の中心点から離れる方向に突出する凸曲線であり、
前記背面側指当て面は前記基準断面において前記背面側指当基準線に対して前記ハンドル部の中心点から離れる方向に突出する凸曲線であり、前記ハンドル部の長手方向に関して前記ハンドル部の端部に向かうにつれて前記ハンドル部の中心点と前記凸曲線の頂点との距離が長くなるように構成され、
前記基準断面における前記背面側指当て面の曲率半径は前記基準断面における前記背面の曲率半径および前記側面の曲率半径とは異なる
請求項1または2に記載の歯ブラシ。
【請求項4】
前記基準断面における前記背面側指当て面を構成する前記凸曲線の長さは前記ハンドル部の長手方向に関して前記ハンドル部の中心から離れるにつれて短くなる
請求項3に記載の歯ブラシ。
【請求項5】
指当て部を含むハンドル部と、
ブラシが植毛されるヘッド部と、
前記ハンドル部と前記ヘッド部とを接続するネック部とを備える歯ブラシであって、
前記ハンドル部の表面は正面、背面、第1側面および第2側面を含む側面、および、前記指当て部の表面を構成する指当て面を含み、
前記ハンドル部は第1部分、第2部分、および、第3部分を含み、
前記第1部分は前記ネック部に接続する部分であり、
前記第2部分は前記ハンドル部の長手方向に関して前記第1部分と前記第3部分との間に設けられる部分であり、
前記第3部分は前記ハンドル部における前記ネック部側とは反対側の端部を構成する部分であり、
前記第2部分の幅は前記ハンドル部の長手方向に関しておおよそ一定であり、
前記指当て部は前記ハンドル部の長手方向に延長するように前記第2部分に設けられ、第1指当て部端部および第2指当て部端部を含み、
前記第1指当て部端部は前記ハンドル部の長手方向に関する前記指当て部の中心に対して前記第2部分における前記第1部分側に設けられ、
前記第2指当て部端部は前記ハンドル部の長手方向に関する前記指当て部の中心に対して前記第2部分における前記第3部分側に設けられ、
前記指当て面は前記第1指当て部端部および前記第2指当て部端部の少なくとも一方に設けられ、
前記ハンドル部の長手方向の中心線と直交する断面は基準断面と称され、
前記背面は前記基準断面において第1背面端部および第2背面端部を含み、
前記側面は前記基準断面において正面側側面端部および背面側側面端部を含み、
前記正面側側面端部は前記ハンドル部の厚さ方向に関する前記側面の中心に対して前記正面側に設けられ、
前記背面側側面端部は前記ハンドル部の厚さ方向に関する前記側面の中心に対して前記背面側に設けられ、
前記指当て面は前記背面と前記側面との間に設けられる背面側指当て面を含み、
前記背面側指当て面は前記第1背面端部と前記第1側面との間に設けられる第1背面側指当て面、および、前記第2背面端部と前記第2側面との間に設けられる第2背面側指当て面の少なくとも一方を含み、
前記背面側指当て面は前記基準断面において背面側指当背面端部および背面側指当側面端部を含み、
前記背面側指当背面端部は前記基準断面において前記背面と前記背面側指当て面とが滑らかな曲線を構成するように前記第1背面端部または前記第2背面端部につながり、
前記背面側指当側面端部は前記基準断面において前記背面と前記背面側指当て面とが滑らかな曲線を構成するように前記背面側側面端部につながり、
前記第1背面端部および前記第2背面端部を通過し、かつ、前記ハンドル部の幅方向に平行な直線は背面基準線と称され、
前記正面側側面端部および前記背面側側面端部を通過し、かつ、前記ハンドル部の厚さ方向に平行な直線は側面基準線と称され、
前記背面側指当背面端部および前記背面側指当側面端部を通過し、かつ、前記背面基準線に交差する直線は背面側指当基準線と称され、
前記背面基準線は前記側面基準線および前記背面側指当基準線よりも長く、
前記背面は前記基準断面において前記背面基準線に対して前記ハンドル部の中心点から離れる方向に突出する凸曲線であり、
前記側面は前記基準断面において前記側面基準線に対して前記ハンドル部の中心点から離れる方向に突出する凸曲線であり、
前記背面側指当て面は前記基準断面において前記背面側指当基準線に対して前記ハンドル部の中心点から離れる方向に突出する凸曲線であり、前記ハンドル部の長手方向に関して前記第2部分の中心側から前記ハンドル部の端部側に向かうにつれて前記ハンドル部の中心点と前記凸曲線の頂点との距離が長くなるように構成され、
前記基準断面における前記背面側指当て面の曲率半径は前記基準断面における前記背面の曲率半径および前記側面の曲率半径とは異なる
歯ブラシ。
【請求項6】
前記基準断面において前記ハンドル部の厚さ方向に平行、かつ、前記歯ブラシの中心点を通過する直線は第1基準線と称され、
前記ハンドル部は前記基準断面において前記第1基準線により区分される第1基準断面部分および第2基準断面部分を含み、
前記第1基準断面部分は前記第1基準線に対する一方側の部分であり、
前記第2基準断面部分は前記第1基準線に対する他方側の部分であり、
前記正面は前記第1基準線と交差するように前記第1基準断面部分および前記第2基準断面部分に設けられ、
前記背面は前記第1基準線と交差するように前記第1基準断面部分および前記第2基準断面部分に設けられ、
前記第1側面は前記第1基準線と交差しないように前記第1基準断面部分に設けられ、
前記第2側面は前記第1基準線と交差しないように前記第2基準断面部分に設けられる
請求項1~5のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
【請求項7】
前記基準断面において前記ハンドル部の幅方向に平行、かつ、前記歯ブラシの中心点を通過する直線は第2基準線と称され、
前記ハンドル部は前記基準断面において前記第2基準線により区分される第3基準断面部分および第4基準断面部分を含み、
前記第3基準断面部分は前記第2基準線に対する一方側の部分であり、
前記第4基準断面部分は前記第2基準線に対する他方側の部分であり、
前記正面は前記第2基準線と交差しないように前記第3基準断面部分に設けられ、
前記背面は前記第2基準線と交差しないように前記第4基準断面部分に設けられ、
前記第1側面は前記第2基準線と交差するように前記第3基準断面部分および前記第4基準断面部分に設けられ、
前記第2側面は前記第2基準線と交差するように前記第3基準断面部分および前記第4基準断面部分に設けられる
請求項1~6のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯ブラシに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
口腔環境の維持および向上のため、口腔内のプラークの除去が行われる。一例では、歯ブラシを用いたブラッシングによるプラークの除去が挙げられる。使用者は、歯ブラシのハンドル部を握り、ブラシが植毛されたヘッド部を口腔内で移動させることで、ブラッシングを行う。適切なハンドル部の握り方は、ブラシを当てる対象の位置や部位により異なる。このため、使用者はブラッシングを行うとき適宜ハンドル部の握り方を変更する。特許文献1は、ハンドル部の操作性を向上させた歯ブラシの一例を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5736734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ハンドル部の操作性には、更なる改良の余地がある。
本発明の目的は、ハンドル部の操作性が向上した歯ブラシを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に関する歯ブラシは、ハンドル部と、ブラシが植毛されるヘッド部とを備える歯ブラシであって、前記ハンドル部は、指当て部を備え、前記指当て部は、指当て面を含み、前記指当て面は、前記ハンドル部の長手方向の中心線と直交する断面において、前記中心線が通る中心点から離れる方向に凸曲線となるように形成され、前記ヘッド部方向に向かうにつれて前記中心点と前記凸曲線の頂点との距離が長くなるように構成される。
上記歯ブラシによれば、例えばパームグリップまたはペングリップでハンドル部を握るときに、使用者の指がヘッド部側に意図せず移動することが抑制される。このため、ハンドル部の操作性が向上する。
【0006】
前記歯ブラシの一例によれば、前記ハンドル部は、正面と側面とを含み、前記指当て面は、前記正面の端部と前記側面の端部とを接続するように構成される。
上記歯ブラシによれば、使用者がハンドル部を握ったときに指当て面の位置に使用者の指が配置されやすくなる。このため、ハンドル部の操作性が向上する。
【0007】
前記歯ブラシの一例によれば、前記指当て面は、前記ハンドル部の長手方向の中心線と直交する断面において、前記ヘッド部方向に向かうにつれて、前記凸曲線の長さが短くなるように構成される。
上記歯ブラシによれば、使用者の指がヘッド部側に意図せず移動することが抑制される。このため、ハンドル部の操作性が向上する。
【0008】
前記歯ブラシの一例によれば、前記指当て面は、前記正面における前記ハンドル部の幅方向の両端に設けられる。
上記歯ブラシによれば、使用者がハンドル部の握る場所を変更したときでも、指がヘッド部側に意図せず移動することが抑制される。また、ハンドル部の握り方を変更することが容易に実行できる。
【0009】
前記歯ブラシの一例によれば、前記正面は、前記ヘッド部側に向かうにつれて、前記中心線と直交する方向の幅が広くなる。
上記歯ブラシによれば、使用者が正面に触れていることを容易に認識できる。
【0010】
前記歯ブラシの一例によれば、前記指当て面は、前記側面における前記ハンドル部の厚さ方向の両端に設けられる。
上記歯ブラシによれば、ハンドル部の握り方を変更した場合でも、使用者の指がヘッド部側に意図せず移動することが抑制される。また、ハンドル部の握り方を変更することが容易に実行できる。
(【0011】以降は省略されています)
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