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公開番号2024137453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2023048980
出願日2023-03-24
発明の名称撮像装置、ステレオレンズ装置およびそれらの制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 35/10 20210101AFI20240927BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ステレオレンズ装置において、装着される撮像装置ごとに2つの光学系のピント差の調整をユーザに促すことができるようにする。
【解決手段】撮像装置10は、並列配置された2つの光学系101R、101Lを有し、該2つの光学系のそれぞれの互いに独立した駆動が可能であり、2つの光学系の同時駆動によるフォーカシングと2つの光学系のうち一方の光学系の単独駆動によるピント調整とを行うステレオレンズ装置が着脱可能および通信可能に装着される。撮像装置は、ステレオレンズ装置の撮像装置への装着を検出する装着検出手段17と、ステレオレンズ装置が装着された状態で、ピント調整をユーザに促す通知を行うカメラ制御手段17とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
並列配置された2つの光学系を有し、該2つの光学系のそれぞれの互いに独立した駆動が可能であり、前記2つの光学系の同時駆動によるフォーカシングと前記2つの光学系のうち一方の光学系の単独駆動によるピント調整とを行うステレオレンズ装置が着脱可能および通信可能に装着される撮像装置であって、
前記ステレオレンズ装置の前記撮像装置への装着を検出する装着検出手段と、
前記ステレオレンズ装置が装着された状態で、前記ピント調整をユーザに促す通知を行うカメラ制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記カメラ制御手段は、前記ステレオレンズ装置が前記ピント調整により生じた前記2つの光学系の位置差に関する情報を取得し、該位置差に関する情報を用いて前記フォーカシングを行うことが可能である場合に前記通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記カメラ制御手段は、前記ステレオレンズ装置から、該ステレオレンズ装置が前記ピント調整が可能であることを示す情報を受信することに応じて前記通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記カメラ制御手段は、前記ステレオレンズ装置から、該ステレオレンズ装置と前記撮像装置との組み合わせにおいて前記ピント調整を実施済みでないことを示す情報を受信した場合に前記通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記カメラ制御手段は、前記ステレオレンズ装置から、該ステレオレンズ装置が外力を受けたことを示す情報を受信した場合に前記通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記カメラ制御手段は、前記通知として、前記ステレオレンズ装置を被写体に向けることを促す通知も行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記ピント調整を指示するユーザにより操作される操作手段を有し、
前記カメラ制御手段は、前記操作手段の操作に応じて前記ピント調整の実施の指示を前記ステレオレンズ装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記カメラ制御手段は、
前記ステレオレンズ装置から、該ステレオレンズ装置と前記撮像装置との組み合わせにおいて実施済みの前記ピント調整で取得された前記2つの光学系の位置差に関する情報を受信した場合に、該位置差に関する情報を前記撮像装置に設けられた記憶手段に保存し、
その後に前記組み合わせにおける前記ステレオレンズ装置が前記撮像装置に装着された場合に、前記記憶手段に保存された前記位置差に関する情報を前記ステレオレンズ装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記カメラ制御手段は、前記ステレオレンズ装置と前記撮像装置との組み合わせにおいて実施済みの前記ピント調整で取得された前記2つの光学系の位置差に関する情報が前記ステレオレンズ装置に保存されている場合に、前記組み合わせにおける前記ステレオレンズ装置が前記撮像装置に装着されたときは、保存された前記位置差に関する情報を用いて前記フォーカシングを行うことを前記ステレオレンズ装置に指示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項10】
並列配置された2つの光学系を有し、撮像装置に着脱可能および通信可能に装着されるステレオレンズ装置であって、
前記2つの光学系のそれぞれの互いに独立した駆動が可能で、前記2つの光学系の同時駆動によるフォーカシングと前記2つの光学系のうち一方の光学系の単独駆動によるピント調整とを行う2つの駆動手段と、
前記ステレオレンズ装置の前記撮像装置への装着を検出する装着検出手段と、
前記ステレオレンズ装置が前記ピント調整をユーザに促す通知を行うことが可能な前記撮像装置に装着された場合に、該撮像装置に前記ピント調整が可能であることを示す情報を送信するレンズ制御手段とを有することを特徴とするステレオレンズ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、立体視可能なステレオ画像の撮像に好適な撮像装置およびステレオレンズ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
撮像によるステレオ画像の取得を可能とするステレオレンズ装置として、2つの光学系を互いに視差を持つように並列配置したものが用いられる。特許文献1には、2つの光学系(魚眼レンズ)を並列配置し、各光学系内に2つの反射部材を配置して光路を折り曲げたステレオレンズ装置が開示されている。光路を折り曲げることで、2つの光学系における物体側レンズ群間の基線長を確保しつつ、像側レンズ群間の間隔を狭めて2つの光学系のイメージサークルをレンズ交換型撮像装置における単一の撮像素子上に形成できるようにすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-51282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたステレオレンズ装置では、該レンズ装置が装着される撮像装置ごとに製造誤差による撮像素子の倒れ量や倒れ方向が異なるために、撮像装置ごとに2つの光学系のピント差を調整(補正)する必要がある。しかしながら、2つの光学系のピント差の存在をユーザが気付かないおそれがある。
【0005】
本発明は、装着される撮像装置ごとに2つの光学系のピント差の調整をユーザに促すことができるようにしたステレオレンズ装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての撮像装置は、並列配置された2つの光学系を有し、該2つの光学系のそれぞれの互いに独立した駆動が可能であり、2つの光学系の同時駆動によるフォーカシングと2つの光学系のうち一方の光学系の単独駆動によるピント調整とを行うステレオレンズ装置が着脱可能および通信可能に装着される。該撮像装置は、ステレオレンズ装置の撮像装置への装着を検出する装着検出手段と、ステレオレンズ装置が装着された状態で、ピント調整をユーザに促す通知を行うカメラ制御手段とを有することを特徴とする。
【0007】
また本発明の他の一側面としてのステレオレンズ装置は、並列配置された2つの光学系を有し、撮像装置に着脱可能および通信可能に装着される。該ステレオレンズ装置は、2つの光学系のそれぞれの互いに独立した駆動が可能で、2つの光学系の同時駆動によるフォーカシングと2つの光学系のうち一方の光学系の単独駆動によるピント調整とを行う2つの駆動手段と、ステレオレンズ装置の撮像装置への装着を検出する装着検出手段と、ステレオレンズ装置がピント調整をユーザに促す通知を行うことが可能な撮像装置に装着された場合に、該撮像装置にピント調整が可能であることを示す情報を送信するレンズ制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
また本発明の他の一側面としての制御方法は、並列配置された2つの光学系を有し、該2つの光学系のそれぞれの互いに独立した駆動が可能であり、2つの光学系の同時駆動によるフォーカシングと2つの光学系のうち一方の光学系の単独駆動によるピント調整とを行うステレオレンズ装置が着脱可能および通信可能に装着される撮像装置に適用される。該制御方法は、ステレオレンズ装置の撮像装置への装着を検出するステップと、ステレオレンズ装置が装着された状態で、ピント調整をユーザに促す通知を行うステップとを有することを特徴とする。
【0009】
また本発明の他の一側面としての制御方法は、並列配置された2つの光学系を有し、撮像装置に着脱可能および通信可能に装着されるステレオレンズ装置であり、2つの光学系のそれぞれの互いに独立した駆動が可能で、2つの光学系の同時駆動によるフォーカシングと2つの光学系のうち一方の光学系の単独駆動によるピント調整とを行う2つの駆動手段を有するステレオレンズ装置に適用される。該制御方法は、ステレオレンズ装置の撮像装置への装着を検出するステップと、ステレオレンズ装置がピント調整をユーザに促す通知を行うことが可能な撮像装置に装着された場合に、該撮像装置にピント調整が可能であることを示す情報を送信するステップとを有することを特徴とする。なお、上記各制御方法に従う処理を撮像装置またはステレオレンズ装置のコンピュータに実行させるプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ステレオレンズ装置が装着される撮像装置ごとに2つの光学系のピント差の調整をユーザに促すことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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