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公開番号2024137193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2023048616
出願日2023-03-24
発明の名称プログラム、情報処理装置と通信システム、及び記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 76/10 20180101AFI20240927BHJP(電気通信技術)
要約【課題】より適切に、通信装置の無線設定を実行するための処理を実行する。
【解決手段】情報処理装置で動作し、少なくとも通信装置の無線設定に関わる機能を有するプログラムであって、前記プログラムは起動されると、無線設定モードになっている通信装置を探索し、前記無線設定モードになっている通信装置を検出すると無線設定に関わる機能の実行を促す画面を表示し、前記画面を介して前記無線設定に関わる機能の実行が指示されると、前記通信装置を前記情報処理装置が接続しているネットワークに接続させるように動作する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理装置で動作し、少なくとも通信装置の無線設定に関わる機能を有するプログラムであって、
前記プログラムは起動されると、無線設定モードになっている通信装置を探索し、
前記無線設定モードになっている通信装置を検出すると無線設定に関わる機能の実行を促す画面を表示し、
前記画面を介して前記無線設定に関わる機能の実行が指示されると、前記通信装置を前記情報処理装置が接続しているネットワークに接続させるように動作することを特徴とするプログラム。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記通信装置の探索では、固有の命名規則に従ったＳＳＩＤに対応するアクセスポイントを探索することを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記画面の表示では、前記無線設定モードになっている通信装置を検出すると、当該通信装置が前記無線設定の対象の通信装置かどうか判定し、前記無線設定の対象の通信装置であると判定した場合に前記画面を表示することを特徴とする請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
前記画面は、前記無線設定に関わる機能の実行を指示する第１オブジェクトと、前記無線設定に関わる機能を実行しないよう指示する第２オブジェクトを含むことを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
【請求項５】
前記無線設定に関わる機能の実行では、検出した前記通信装置のＳＳＩＤを引数に設定して前記機能を起動することを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
【請求項６】
前記無線設定に関わる機能の実行では、前記通信装置から情報を取得し、当該情報に、前記情報処理装置に保存されている無線プロファイルが含まれるかどうかに基づいて前記通信装置を所定のアクセスポイントに接続させることを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
【請求項７】
前記通信装置からの情報の取得では、前記通信装置と無線ダイレクト接続で前記情報を取得し、前記通信装置を所定のアクセスポイントに接続させる処理を実行した後、前記通信装置との無線ダイレクト接続を切断し、前記無線ダイレクト接続の無線プロファイルを削除することを特徴とする請求項６に記載のプログラム。
【請求項８】
前記プログラムは更に、特定の画面が表示されたときに前記無線設定モードになっている通信装置を探索することを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
【請求項９】
前記画面で、前記無線設定に関わる機能を実行しないよう指示する第２オブジェクトが指示されると、前記検出された通信装置の情報を記憶しておき、以降の通信装置の探索では、記憶している前記情報に対応する通信装置を前記無線設定の対象外とすることを特徴とする請求項８に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記通信装置を探索において複数の通信装置を検出した場合、前記複数の通信装置から前記無線設定の対象となる通信装置をユーザに選択させる画面を表示することを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム、情報処理装置と通信システム、及び記憶媒体に関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、インターネットに接続されたＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）を介して複数の情報処理装置（以降、ＰＣ）でプリンタ等の通信装置を共有する技術がある。また、ＬＡＮが無線ネットワークで構築される場合があり、この場合は、有線ネットワークと比べて、通信装置の設置場所を選ばないという利便性がある。しかし、情報処理装置から送信される情報により通信装置をアクセスポイントに接続させるための設定がユーザとって困難となる場合がある。特許文献１には、無線ネットワークにプリンタを容易に参加させるために、ＰＣが無線設定モードのプリンタを検索し、検出したプリンタとＰｅｅｒｔｏＰｅｅｒ接続（以降、Ｐ２Ｐ接続）を行うことで、ＰＣに保存された無線プロファイルをプリンタに送信してプリンタの無線設定を行う技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６６３５９７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで情報処理装置から送信される情報により通信装置の無線設定を実行する形態が普及するにつれ、より適切に、通信装置の無線設定を実行するための処理が実行されることが要望されている。
【０００５】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、より適切に、通信装置の無線設定を実行するための処理を実行することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係るプログラムは以下のような構成を備える。即ち、
情報処理装置で動作し、少なくとも通信装置の無線設定に関わる機能を有するプログラムであって、
前記プログラムは起動されると、無線設定モードになっている通信装置を探索し、
前記無線設定モードになっている通信装置を検出すると無線設定に関わる機能の実行を促す画面を表示し、
前記画面を介して前記無線設定に関わる機能の実行が指示されると、前記通信装置を前記情報処理装置が接続しているネットワークに接続させるように動作することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、プログラムに搭載された無線設定機能を、ユーザに適切なタイミングで実行させて通信装置の無線設定を行うことが可能となる。
【０００８】
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。尚、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態１に係るシステム構成を説明する図。
実施形態１に係るＰＣとプリンタとを含む通信システムの構成図。
実施形態１に係るＰＣがセットアップ処理用プログラムが実行することで行う処理と、プリンタが実行する処理の一例を説明するフローチャート。
実施形態１に係る汎用アプリケーションの起動時の処理を説明するフローチャート。
実施形態１に係るセットアップ可能プリンタ発見ダイアログの一例を示す図。
実施形態１に係る汎用アプリケーションが、ＰＣの表示部に表示する初期画面の一例を示す図。
プリンタの無線設定が完了したことを示す設定成功画面の一例を示す図（Ａ）と、プリンタの無線設定に失敗したことを示す設定失敗画面の一例を示す図（Ｂ）。
実施形態２に係る汎用アプリケーションの起動時の処理を説明するフローチャート。
実施形態２に係るセットアップ対象プリンタ選択ダイアログの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これら複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。更に、添付図面においては、同一もしくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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