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公開番号2024136496
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047630
出願日2023-03-24
発明の名称落下防止装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20240927BHJP(車両一般)
要約【課題】傾斜面に固定される機器の落下防止装置を提供すること。
【解決手段】本開示に係る落下防止装置1は、傾斜面21に固定される機器23の落下防止装置であって、傾斜面に隣接する内装材22の一部を挟むように取り付けられる係合部11と、内装材に沿って係合部から延長する延長部12と、延長部に一端が当接する弾性部材13と、弾性部材を支持し、延長部に組み込まれる支持部14と、を備え、弾性部材の他端は、機器を支持する支持ベース24を傾斜面に押し付ける方向に付勢するように当接するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
傾斜面に固定される機器の落下防止装置であって、
当該落下防止装置は、
前記傾斜面に隣接する内装材の一部を挟むように取り付けられる係合部と、
前記内装材に沿って前記係合部から延長する延長部と、
前記延長部に一端が当接する弾性部材と、
前記弾性部材を支持し、前記延長部に組み込まれる支持部と、を備え、
前記弾性部材の他端は、前記機器を支持する支持ベースを前記傾斜面に押し付ける方向に付勢するように当接する
落下防止装置。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記弾性部材は、コイルバネ、板バネ、皿バネ、巻きバネ、ねじりコイルバネのうちの一つである
請求項1に記載の落下防止装置。
【請求項3】
前記弾性部材は、一対のバネ構造が左右対称に配した形状を有し、前記一対のバネ構造の他端同士が連結する部分において前記支持ベースを付勢する
請求項1に記載の落下防止装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、落下防止装置に関し、特に傾斜面に固定される機器の落下防止装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の窓ガラスに取り付けられる支持部を備えるドライブレコーダが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-199800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるドライブレコーダ(車載カメラ)や、ETCシステム(登録商標、Electronic Toll Collection System)などの車載機器は、車両のフロントガラスに取り付けることが多い。また、後続車の確認などのために、フロントガラスのみでなく、リアガラスに取り付ける車載カメラも増えている。
【0005】
フロントガラス及びリアガラスのような傾斜面に車載機器を取り付ける際に、両面テープなどの支持材を用いて車載機器を固定する方法がある。しかしながら、傾斜面の表面の汚れや傷による貼り付け不良や、また、太陽光に晒されることによる支持材の劣化によって、車載機器が落下することは依然として多い。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る落下防止装置は、傾斜面に固定される機器の落下防止装置であって、当該落下防止装置は、前記傾斜面に隣接する内装材の一部を挟むように取り付けられる係合部と、前記内装材に沿って前記係合部から延長する延長部と、前記延長部に一端が当接する弾性部材と、前記弾性部材を支持し、前記延長部に組み込まれる支持部と、を備え、前記弾性部材の他端は、前記機器を支持する支持ベースを前記傾斜面に押し付ける方向に付勢するように当接するものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、傾斜面に固定される機器の落下防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態に係る落下防止装置の模式図である。
本実施の形態に係る傾斜面に固定される機器の模式図である。
本実施の形態に係る落下防止装置を取り付けた状態の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る落下防止装置を表している。本実施の形態に係る落下防止装置1は、係合部11、延長部12、弾性部材13、支持部14を備える。本実施の形態に係る落下防止装置1の本体は、樹脂などのような材料で形成されていることが好ましい。また、本実施の形態に係る落下防止装置1を車載機器に対して用いる場合は、夏場や冬場の車内の温度に耐えられる程度の耐熱性を含む耐候性を有していることが好ましい。その他の構成要素の詳細は後述する。
【0010】
本実施の形態に係る落下防止装置1によって支持される機器23について、図2を用いて説明する。機器23は、支持ベース24を介して傾斜面21に固定されている。内装材22の詳細は後述するが、本実施の形態に係る落下防止装置1を取り付けるのに好適な部材であり、傾斜面21に隣接していることが好ましい。傾斜面21と機器23は、支持ベース24が有する支持材25によって、貼り付け領域26において接着、固定されている。
(【0011】以降は省略されています)

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