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公開番号
2024135885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023046781
出願日
2023-03-23
発明の名称
制御装置、通信制御方法、およびプログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
H04W
36/30 20090101AFI20240927BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】環境に応じて安定した無線通信を実現すること。
【解決手段】本発明の一実施形態における制御装置は、第1無線中継装置3aと接続されている通信端末2から送信される第1信号を取得し、通信端末から第1無線中継装置3aとは異なる第2無線中継装置3bに送信される第2信号を取得し、第1信号に対してあらかじめ設定された信号強度の第1閾値と、第2信号の信号強度との関係に基づいて、第1閾値を第1閾値とは異なる第2閾値に変更し、第1信号の信号強度と第2閾値との関係に基づいて、通信端末2に、接続の切り替えに関連する第1情報を送信する制御部31と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1無線中継装置と接続されている通信端末から送信される第1信号を取得し、
前記通信端末から前記第1無線中継装置とは異なる第2無線中継装置に送信される第2信号を取得し、
前記第1信号に対してあらかじめ設定された信号強度の第1閾値と、前記第2信号の信号強度との関係に基づいて、前記第1閾値を前記第1閾値とは異なる第2閾値に変更し、
前記第1信号の信号強度と前記第2閾値との関係に基づいて、前記通信端末に、接続の切り替えに関連する第1情報を送信する制御部と、を有する、
制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記第2信号の信号強度が前記第1閾値に関連付けられた値よりも高いとき、前記第1閾値を前記第1閾値よりも高い第2閾値に変更する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第2信号の信号強度は、累積平均値を含み、
前記制御部は、
前記第1閾値と、前記累積平均値との関係に基づいて、前記第1閾値を前記第2閾値に変更する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
所定時間内の前記通信端末からの前記第2無線中継装置に対する接続要求回数が所定の条件を満たすとき、
前記制御部は、前記第1情報を送信することを停止する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第1信号を取得することは、第1無線中継装置と前記通信端末との接続後、所定の時間経過後に行われる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記通信端末と前記第1無線中継装置との接続が開始されてから所定の時間において前記通信端末に前記第1情報を送信することを停止する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記通信端末と前記第2無線中継装置との接続から、前記通信端末と前記第1無線中継装置との接続に切り替わったとき、所定の時間において前記通信端末に前記第1情報を送信することを停止する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記第1信号の信号強度は、移動平均値および微分値の少なくともいずれかを含み、
前記第1信号の信号強度の変化に基づいて、前記第1閾値を変更可能に設定する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、
日時情報を取得し、
前記日時情報に基づいて、前記第1閾値を設定する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項10】
コンピュータが、
第1無線中継装置と接続されている通信端末から送信される第1信号を取得し、
前記通信端末から前記第1無線中継装置とは異なる第2無線中継装置に送信される第2信号を取得し、
前記第1信号に対してあらかじめ設定された信号強度の第1閾値と、前記第2信号の信号強度との関係に基づいて、前記第1閾値を前記第1閾値とは異なる第2閾値に変更し、
前記第1信号の信号強度と前記第2閾値との関係に基づいて、前記通信端末に、接続の切り替えに関連する第1情報を送信することを含む、
通信制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、通信制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のアクセスポイントがある場合に、安定した通信を実現するために、クライアントが、一つのアクセスポイントから他のアクセスポイントへ接続を切り替える手法としてローミング技術が知られている。ローミングは、主に無線通信端末の移動により発生する。ローミング処理において、クライアントである通信端末は、接続されていたアクセスポイントとの接続を一旦切断し、新たなアクセスポイントに再接続する必要がある。例えば、クライアントが移動する場合、ローミングするタイミングが遅いと、接続されていたアクセスポイントに接続され続けるため、通信が不安定になる可能性がある。そのため、文献1には受信信号強度(RSSI)の閾値を設けて接続を切り替える手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-182412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ローミングを実施するタイミングはクライアントが制御し、管理者の思い通りにならないことがある。このため、ローミングするタイミングが遅い場合には、遠いアクセスポイントに接続され続けることとなり、通信が不安定となる問題がある。しかしながら、各端末に対して最適な閾値をあらかじめ設定することは難しい。
【0005】
本発明の目的の一つは、環境に応じて安定した無線通信を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、第1無線中継装置と接続されている通信端末から送信される第1信号を取得し、前記通信端末から前記第1無線中継装置とは異なる第2無線中継装置に送信される第2信号を取得し、前記第1信号に対してあらかじめ設定された信号強度の第1閾値と、前記第2信号の信号強度との関係に基づいて、前記第1閾値を前記第1閾値とは異なる第2閾値に変更し、前記第1信号の信号強度と前記第2閾値との関係に基づいて、前記通信端末に、接続の切り替えに関連する第1情報を送信する制御部と、を有する、制御装置が提供される。
【0007】
また、本発明の一実施形態によれば、コンピュータが、第1無線中継装置と接続されている通信端末から送信される第1信号を取得し、前記通信端末から前記第1無線中継装置とは異なる第2無線中継装置に送信される第2信号を取得し、前記第1信号に対してあらかじめ設定された信号強度の第1閾値と、前記第2信号の信号強度との関係に基づいて、前記第1閾値を前記第1閾値とは異なる第2閾値に変更し、前記第1信号の信号強度と前記第2閾値との関係に基づいて、前記通信端末に、接続の切り替えに関連する第1情報を送信することを含む、通信制御方法提供される。
【0008】
また、本発明の一実施形態によれば、コンピュータに、第1無線中継装置と接続されている通信端末から送信される第1信号を取得し、前記通信端末から前記第1無線中継装置とは異なる第2無線中継装置に送信される第2信号を取得し、前記第1信号に対してあらかじめ設定された信号強度の第1閾値と、前記第2信号の信号強度との関係に基づいて、前記第1閾値を前記第1閾値とは異なる第2閾値に変更し、前記第1信号の信号強度と前記第2閾値との関係に基づいて、前記通信端末に、接続の切り替えに関連する第1情報を送信することを実行させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、環境に応じて安定した無線通信を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態における無線通信システムを示す概念図である。
本発明の第1実施形態における無線中継装置の構成を示すブロック図であるである。
本発明の第1実施形態における通信制御処理を説明するフローチャートである。
本発明の第1実施形態における通信制御処理を説明するフローチャートである。
本発明の第1実施形態における通信制御処理を説明するフローチャートである。
本発明の第1実施形態における通信制御処理を説明するフローチャートである。
本発明の第1実施形態における動作例1を示す概念図である。
本発明の第1実施形態における動作例1を示す概念図である。
本発明の第1実施形態における動作例2を示す概念図である。
本発明の第1実施形態における動作例2を示す概念図である。
本発明の第2実施形態における通信制御処理を説明するフローチャートである。
本発明の第2実施形態における動作例3を示す概念図である。
本発明の第2実施形態における動作例3を示す概念図である。
本発明の第3実施形態における通信制御処理を説明するフローチャートである。
本発明の第4実施形態における通信制御処理を説明するフローチャートである。
本発明の第5実施形態における無線通信システムの構成を説明する図である。
移動距離に対する信号強度の変動を示すグラフである。
移動距離に対する信号強度の変動を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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