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公開番号
2024134514
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2024000154
出願日
2024-01-04
発明の名称
ハードマスク組成物、ハードマスク層およびパターン形成方法
出願人
三星エスディアイ株式会社
,
SAMSUNG SDI Co., LTD.
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
H01L
21/312 20060101AFI20240926BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】膜強度に優れ、膜密度が改善されて優れたパターン形成性を確保することができるハードマスク層を形成し得るハードマスク組成物を提供する。
【解決手段】下記化学式1で表される化合物の自己重合体、および溶媒を含むハードマスク組成物、前記ハードマスク組成物から製造されるハードマスク層、そして前記ハードマスク組成物からパターンを形成する方法に関する。
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上記化学式1の定義は、明細書内に記載したとおりである。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記化学式1で表される化合物の自己重合体、および溶媒を含むハードマスク組成物。
JPEG
2024134514000008.jpg
39
130
(上記化学式1中、
Aで表される環は、飽和もしくは不飽和結合を介して形成された5員環または6員環であり、前記環の骨格は、全て炭素原子からなるか、あるいは炭素原子、および1つまたは複数の酸素原子または窒素原子からなり、
L
1
およびL
2
は、それぞれ独立して、-(C=O)Hであり、
R
1
およびR
2
は、それぞれ独立して、重水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~30のアルコキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~30のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素原子数2~30のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素原子数2~30のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素原子数3~30のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~30のヘテロアルキル基、または置換もしくは非置換の炭素原子数1~30のヘテロシクロアルキル基であり、
m1およびm2は、それぞれ独立して、0または1であり、m1+m2=1であり、
n1は0~3の整数のうちの一つであり、n2は0または1であり、
kは0または1であり、
k=0である場合、m1=1である。)
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
上記化学式1のR
1
およびR
2
は、それぞれ独立して、重水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~20のアルコキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素原子数2~20のアルケニル基、または置換もしくは非置換の炭素原子数2~20のアルキニル基であり、n1+n2は1~4の整数のうちの一つである、請求項1に記載のハードマスク組成物。
【請求項3】
上記化学式1のR
1
およびR
2
は、それぞれ独立して、重水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~10のアルコキシ基、または置換もしくは非置換の炭素原子数1~10のアルキル基であり、n1は1~3の整数のうちの一つである、請求項1に記載のハードマスク組成物。
【請求項4】
上記化学式1で表される化合物は、下記化学式2~下記化学式5で表される化合物のうちの少なくとも1種である、請求項1に記載のハードマスク組成物。
JPEG
2024134514000009.jpg
126
130
(上記化学式2~上記化学式5で、
R
a
およびR
b
は、それぞれ独立して、重水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~30のアルコキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~30のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素原子数2~30のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素原子数2~30のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素原子数3~30のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~30のヘテロアルキル基、または置換もしくは非置換の炭素原子数1~30のヘテロシクロアルキル基であり、
X
3
は、-CR
c
R
d
-、-O-、または-NR
e
-であり、
X
4
およびX
5
は、それぞれ独立して、-CR
f
-、または-N-であり、
この際、前記R
c
~R
f
は、それぞれ独立して、水素原子、重水素原子、置換もしくは非置換の炭素原子数1~20のアルキル基、または置換もしくは非置換の炭素原子数6~20のアリール基であり、
naは0~3の整数のうちの一つであり、
nbは0または1である。)
【請求項5】
上記化学式2~5中のR
a
およびR
b
は、それぞれ独立して、重水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~20のアルコキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素原子数2~20のアルケニル基、または置換もしくは非置換の炭素原子数2~20のアルキニル基であり、na+nbは1~4の整数のうちの一つである、請求項4に記載のハードマスク組成物。
【請求項6】
上記化学式2~5のR
a
およびR
b
は、それぞれ独立して、重水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換もしくは非置換の炭素原子数1~10のアルコキシ基、または置換もしくは非置換の炭素原子数1~10のアルキル基であり、naは1~3の整数のうちの一つである、請求項4に記載のハードマスク組成物。
【請求項7】
上記化学式3のX
3
は、-O-、または-NR
e
-であり、上記化学式4のX
4
、および上記化学式5のX
5
は、それぞれ独立して、-CR
f
-であり、
上記R
e
およびR
f
は、それぞれ独立して、水素原子、重水素原子、または置換もしくは非置換の炭素原子数1~10のアルキル基である、請求項4に記載のハードマスク組成物。
【請求項8】
前記自己重合体の重量平均分子量は、1,000g/mol~200,000g/molである、請求項1に記載のハードマスク組成物。
【請求項9】
前記自己重合体は、前記ハードマスク組成物の総質量を基準として0.1質量%~30質量%含まれる、請求項1に記載のハードマスク組成物。
【請求項10】
前記溶媒は、プロピレングリコール、プロピレングリコールジアセテート、メトキシプロパンジオール、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールブチルエーテル、トリ(エチレングリコール)モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、シクロヘキサノン、エチルラクテート、γ-ブチロラクトン、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、メチルピロリドン、メチルピロリジノン、アセチルアセトンまたはエチル3-エトキシプロピオネートである、請求項1に記載のハードマスク組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ハードマスク組成物、前記ハードマスク組成物の硬化物を含むハードマスク層、および前記ハードマスク組成物を使用するパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 910 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体産業は、数百ナノメートルサイズのパターンから数~数十ナノメートルサイズのパターンを有する超微細技術へ発展している。このような超微細技術を実現するためには効果的なリソグラフィック技法が必須である。
【0003】
典型的なリソグラフィック技法は、半導体基板の上に材料層を形成し、その上にフォトレジスト層をコーティングし、露光および現像してフォトレジストパターンを形成した後、上記フォトレジストパターンをマスクとして材料層をエッチングする過程を含む。
【0004】
近年、形成しようとするパターンのサイズが減少することによって、上述した典型的なリソグラフィック技法だけでは良好なプロファイルを有する微細パターンを形成し難い。そのために、エッチングしようとする材料層とフォトレジスト層との間にいわゆるハードマスク層と呼ばれる補助層を形成して微細パターンを形成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
韓国公開特許第10-2016-0145480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、膜強度に優れ、膜密度が改善されて優れたパターン形成性を確保することができるハードマスク層を形成し得るハードマスク組成物を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、上記ハードマスク組成物の硬化物を含むハードマスク層を提供することにある。
【0008】
本発明のさらに他の目的は、上記ハードマスク組成物を使用したパターン形成方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によるハードマスク組成物は、下記化学式1で表される化合物の自己重合体、および溶媒を含む。
【0010】
JPEG
2024134514000001.jpg
35
130
(【0011】以降は省略されています)
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