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公開番号
2024133728
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-02
出願番号
2024113727,2021506978
出願日
2024-07-17,2019-08-15
発明の名称
磁気張力を有する調整可能な刃組立体
出願人
アンディス・カンパニー
,
ANDIS COMPANY
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B26B
19/06 20060101AFI20240925BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】刃間の摩擦を軽減し、モータへの負荷を軽減してシステムの効率全体を改善する、磁気張力を有する調整可能な刃組立体を提供する。
【解決手段】バリカンやヘアカッタは、内刃および外刃間の隙間を調整する調整摺動体を具備する。ヨークは、内刃に取り付けられる。調整摺動体は、事前設定隙間長さを備えて構成でき、ヘアカット作業の前、後、または間に調整可能にできる。T案内は、外刃に対して内刃を摺動可能に動かすために、調整摺動体を内刃に結合する。ヨーク、内刃、外刃および/またはT案内は、内刃および外刃間に引き付けまたは反発する力を作成するために、磁化できる。幾つかの実施形態では、ヨークは、金属ではない。磁化されたヨークは、非導電性磁石担持体(例えば、プラスチック)または導電性材料(例えば、強磁性体)であり得る。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
磁気刃組立体であって、
複数の歯を有する第1の刃縁を含む第1の刃と、
複数の歯を有する第2の刃縁を含む第2の刃であって、前記第2の刃縁が前記第1の刃縁に平行であり、前記刃が互いに対して振動する、第2の刃と、
前記第1の刃および前記第2の刃間に捕捉された刃案内組立体であって、前記第2の刃縁に対する前記第1の刃縁の相対位置を維持する刃案内組立体と、を含み、
前記刃案内組立体は、
基部およびクロス部分を含む案内部材であって、前記クロス部分が前記第1の刃および前記第2の刃間に捕捉され、前記クロス部分が前記第1の刃に隣接する第1の側と前記第2の刃に隣接する第2の側とを有する、案内部材と、
前記第1の刃および前記第2の刃間の前記案内部材の前記クロス部分に沿って延びる複数の磁石を含む磁気組立体と、を含み、
前記磁気組立体は、前記刃案内組立体と前記第1の刃との間に引き付け力を生成する、磁気刃組立体。
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【請求項2】
前記案内部材の前記クロス部分は、強磁性材料である、請求項1に記載の磁気刃組立体。
【請求項3】
前記磁気組立体は、前記案内部材の前記クロス部分に結合された複数のディスク磁石を含む、請求項1に記載の磁気刃組立体。
【請求項4】
前記案内部材の前記クロス部分は、前記刃案内組立体と前記第1の刃および前記第2の刃との間に前記引き付け力を生成し、前記引き付け力を維持して、振動中に前記第1の刃および前記第2の刃を配向および支持する、請求項1に記載の磁気刃組立体。
【請求項5】
前記磁気組立体は、前記第1の刃に結合されたヨーク、前記第1の刃、または、前記第2の刃のうちの少なくとも1つに位置する、請求項1に記載の磁気刃組立体。
【請求項6】
前記案内部材の前記基部に結合し、前記第1の刃または前記第2の刃の一方を、前記第1の刃または前記第2の刃の他方の上で、前記クロス部分を横切る前記案内部材の面上を並進させる調整可能な隙間組立体を更に含み、
前記調整可能な隙間組立体は、前記第1の刃縁と前記第2の刃縁の間に隙間を形成するために、前記第1の刃縁を前記第2の刃縁に対して動かし、
前記調整可能な隙間組立体は、2つの所定の隙間長さ間で調整する、請求項1に記載の磁気刃組立体。
【請求項7】
前記調整可能な隙間組立体は、手動で動力供給される、請求項6に記載の磁気刃組立体。
【請求項8】
前記調整可能な隙間組立体は、電気モータによって、電気的に動力供給される、請求項6に記載の磁気刃組立体。
【請求項9】
前記磁気組立体は、前記案内部材の前記クロス部分に結合された巻線を含む電磁石を含む、請求項1に記載の磁気刃組立体。
【請求項10】
前記第1の刃および前記第2の刃を振動させるために使用されるモータへの負荷を検出する負荷センサを更に含み、
前記モータへの負荷の変化は、前記刃間の摩擦負荷に比例し、
前記負荷センサが前記モータへの負荷を検出すると、前記負荷センサは、前記電磁石に信号を送信して、前記磁気組立体の電流を増加させ、前記案内部材と前記第1の刃および前記第2の刃との間の前記引き付け力を増加させ、前記第1および第2の刃間の前記摩擦負荷を軽減させ、前記モータへの前記負荷を軽減させる、請求項9に記載の磁気刃組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連特許出願の相互参照)
[0001]本出願は、2019年4月8日に提出された第62/830,829号および2018年8月17日に提出された第62/719,281号の利益および優先権を主張し、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
[0002]本発明は、一般にバリカンやヘアカット装置の分野に関する。
続きを表示(約 3,700 文字)
【背景技術】
【0002】
本発明は、詳細には刃組立体の往復刃と静止刃の間の刃隙間を調整するように構成された調整可能な張力組立体に関する。本発明は、刃組立体の往復刃と静止刃の間に張力を提供するように構成された磁気張力組立体にも関する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
[0003]本発明の1つの実施形態は、磁気刃組立体に関する。磁気刃組立体は、第1の刃、第2の刃、および刃案内組立体を含む。第1の刃は、複数の歯を有する第1の刃縁を有する。第2の刃は、複数の歯を有する第2の刃縁を有する。第2の刃縁は、第1の刃縁に平行であり、刃は互いに対して振動する。刃案内組立体は、第1および第2の刃間に捕捉され、第2の刃縁に対する第1の刃縁の相対位置を維持する。刃案内は、案内部材および磁気組立体を含む。案内部材は、基部およびクロス部分(cross-portion)を有し、クロス部分は、第1および第2の刃間に捕捉され、第1の刃に隣接する第1の側と第2の刃に隣接する第2の側とを有する。磁気組立体は、刃案内組立体と第1の刃との間に引き付け力を生成するために、第1および第2の刃間の案内部材のクロス部分に沿って延びる複数の磁石を含む。
【0004】
[0004]本発明の別の実施形態は、磁気刃組立体に関する。磁気刃組立体は、外刃、内刃、および刃案内組立体を含む。外刃は、複数の歯を備えた外刃縁を有する。内刃は、複数の歯を備えた内刃縁を有する。内刃縁は、外刃縁に平行であり、内刃は、外刃の上で振動する。刃案内組立体は、内刃および外刃間に捕捉されており、内刃が外刃の上で振動するときに、外刃縁に対する内刃縁の相対位置を維持する。刃案内組立体は、T形状案内部材および磁気組立体を含む。T形状案内組立体は、基部およびクロス部分を有する。クロス部分は、内刃および外刃間に捕捉され、内刃に隣接する内セクションと外刃に隣接する外部分とを有する。磁気組立体は、案内部材と内刃との間のクロス部分の内セクションに配設された複数の磁石を含み、刃案内組立体と内刃との間に磁気引き付け力を生成する。
【0005】
[0005]本発明の別の実施形態は、内刃、外刃、および刃案内組立体を含む刃組立体に関する。内刃は、複数の歯を備えた内刃縁を有する。外刃は、内刃縁に平行である複数の歯を備えた外刃縁を有する。内刃は、外刃の上で振動する。刃案内組立体は、内刃および外刃間に捕捉される。刃案内組立体は、案内部材、調整可能な隙間組立体、および対角スロット機構を有する。案内部材は、基部と、内刃および外刃間に捕捉されたクロス部分と、を有する。調整可能な隙間組立体は、案内部材内にあり、内刃および外刃間の案内部材のクロス部分に沿って延びる。調整可能な隙間組立体は、刃案内組立体と内刃との間に力を生成して、外刃縁に対する内刃縁の相対位置を維持する。対角スロット機構は、案内部材の基部および調整可能な隙間組立体に結合される。内刃縁および外刃縁に平行な方向への対角スロット機構の運動は、案内部材のクロス部分を内刃縁および外刃縁に垂直に動かし、したがって、内刃縁および外刃縁間の隙間は、内刃縁および外刃縁に平行な方向への対角スロット機構の運動に基づいて増加または減少する。
【0006】
[0006]代替の例示的な実施形態は、特許請求の範囲に広く記載され得るような他の特徴および特徴の組合せに関する。
【0007】
[0007]この出願は、同様の参照番号が同様の要素を指す添付の図面に関連して解釈される、以下の詳細な説明からより完全に理解されるようになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
[0008]例示的な実施形態に係るヘアカットデバイスの斜視図である。
[0009]例示的な実施形態に係る組み立てられた刃組立体の上部斜視図である。
[0010]図2の刃組立体の分解図である。
[0011]図3に示された上面図とは反対の位置の図2のばね保持器の底部斜視図である。
[0012]例示的な実施形態に係る、スイッチ、T刃、ならびに内刃および外刃を示すために幾つかの構成要素が除去された刃組立体の図である。
[0013]例示的な実施形態に係る、ばね保持器のリッジが断面で示された図5の刃組立体の上面図である。
[0014]例示的な実施形態に係る、内刃および外刃が整列されている第1の整列位置の、図5の刃組立体の上面図である。
[0015]例示的な実施形態に係る、内刃が外刃に沿って部分的に延び部分的に引っ込む中間位置の、図5の刃組立体の上面図である。
[0016]例示的な実施形態に係る、内刃が外刃に対して完全に引っ込む引っ込み位置の、図5の刃組立体の上面図である。
[0017]磁気張力を有する刃組立体の1つの実施形態の平面図である。
[0018]図10の刃組立体の第1の側面図である。
[0019]図11に示された側面とは反対の位置の、図10の刃組立体の第2の側面図である。
[0020]図10の刃組立体の後部および第1の側面の斜視図である。
[0021]磁気張力を有する刃組立体の1つの実施形態の平面図である。
[0022]磁気張力組立体の一部を例証している、図14の刃組立体の第1の側面図である。
[0023]図15に示された側面とは反対の位置の、図14の刃組立体の第2の側面図である。
[0024]図14の刃組立体の正面図である。
[0025]ヘアカットデバイスの実施形態に実装された磁気張力を有する刃組立体の別の実施形態の第1の側面図である。
[0026]図18に示された側面とは反対の位置の、図18の刃組立体の第2の側面図である。
[0027]磁気張力組立体を更に例証している、図18の刃組立体の第1の側面図である。
[0028]磁気張力組立体を更に例証している、図20に示された側面とは反対の位置の、図18の刃組立体の第2の側面図である。
[0029]ヘアカットデバイスの実施形態に実装された磁気張力を有する刃組立体の別の実施形態の第1の側面図である。
[0030]図22に示された側面とは反対の位置の、図22の刃組立体の第2の側面図である。
[0031]磁気張力を有する刃組立体の別の実施形態の平面図である。
[0032]図24の刃組立体の第1の側面図である。
[0033]図25に示された側面とは反対の位置の、図24の刃組立体の第2の側面図である。
[0034]磁気張力、より具体的は、電磁張力を有する刃組立体の別の実施形態の平面図である。
[0035]図27の刃組立体の第1の側面図である。
[0036]図27の刃組立体の第1の正面側面図である。
[0037]図27の刃組立体の分解図である。
[0038]磁気張力、より具体的には、電磁張力の代替の実施形態を有する刃組立体の第7の実施形態の平面図である。
[0039]電磁石に結合された図31の刃組立体の外刃の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[0040]図を全般的に参照すると、ヘアカッタやバリカンの様々な実施形態が示されている。カッタは、ヘアをカットまたはトリミングするために、下側または外側の刃の上で振動する上側または内側の刃を備えた刃組立体を含む。外刃の縁に対する内刃の縁の整列または隙間は、カットヘア長さに影響を及ぼす。例えば、外刃が刃の長さに沿って減少する表面を有する場合、外刃に対して内刃を動かすことは、カットされるヘアの長さを変化させるであろう。内刃の歯の切端と外刃の歯の切端との間に作成される隙間を調整する目的で、調整摺動体または選択機機構は、内刃に結合し、内刃の切端を外刃に対して動かす。この運動は、刃を引き出すかまたは引っ込めて、それは内刃および外刃の切端間の隙間を拡大または縮小する。隙間のサイズを制御することは、操作者が、バリカンがヘアをカットするであろう所望のカット長さを調整するのを可能にする。
【0010】
[0041]刃間の適切な張力は、システムの摩擦、刃の摩耗および断裂を軽減して、モータの稼動寿命を高める。内刃および外刃は、内歯および外歯の振動が刃の切端と干渉しないように、共に張力を掛けられる/引っ張られるべきである。内刃にアームを含めることによって形成されるT案内などの案内部材は、内刃および外刃が振動するのを可能にし、その間、(例えば、ばねまたは他の付勢機構を用いて)所望の引張り力を保持する。
(【0011】以降は省略されています)
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