TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024133722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-02
出願番号
2024113339,2022157874
出願日
2024-07-16,2018-02-20
発明の名称
リンカーを用いた固定化トランスポソームを使用するタグメンテーション
出願人
イルミナ インコーポレイテッド
,
イルミナ ケンブリッジ リミテッド
代理人
個人
主分類
C12N
15/09 20060101AFI20240925BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】リンカーを用いた固定化トランスポソームを使用するタグメンテーションの提供。
【解決手段】本開示は、標的核酸を処理するための方法、組成物、およびキット(固体支持体に結合したトランスポソーム複合体を使用して、核酸(例えば、DNA)をフラグメント化およびタグ化するための方法および組成物を含む)に関する。本開示は、トランスポザーゼ、第1のトランスポゾン、および第2のトランスポゾンを含むトランスポソーム複合体を提供し、ここで上記第1のトランスポゾンは、(a)第1のトランスポゾン末端配列を含む3’部分および(b)上記第1のトランスポゾン末端配列の5’末端において第1のアダプター配列を含み、上記第2のトランスポゾンは、上記第1のトランスポゾン末端配列の少なくとも一部に相補的な第2のトランスポゾン末端配列を含み得る。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
本明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
任意の優先権出願への参照による援用
本出願は、2017年2月21日に出願された米国仮特許出願番号第62/461,620号に基づく優先権の利益を主張しており、この仮特許出願は、その全体が参考として本明細書によって援用される。
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
配列表への参照
本開示は、電子フォーマットの配列表を含む。この配列表は、2017年2月20日に作成されたサイズが約7KBのILLINC-398WO_Sequence_Listing.txtと題するファイルとして提供される。この配列表の電子形式中の情報は、その全体が参考として本明細書中に援用される。
【0003】
背景
分野
本開示は、核酸を処理するための方法、組成物、およびキット(固体支持体上に固定化されたトランスポソーム複合体を使用して、核酸(例えば、DNA)をフラグメント化およびタグ化するための方法および組成物を含む)に関する。
【背景技術】
【0004】
核酸サンプルの次世代配列決定(NGS)に関する現在のプロトコルは、慣用的には、DNAまたはRNAを、フラグメント化した配列決定可能なテンプレートのライブラリーへと変換するサンプル調製プロセスを使用する。サンプル調製法はしばしば、複数の工程および材料の移動、ならびにフラグメント化をもたらすために高価な機器を要し、従って、しばしば困難であり、単調で長く、高価で、効率が悪い。
【0005】
1つのアプローチにおいて、核酸フラグメントライブラリーは、2つのトランスポゾン末端配列(一方は、タグ配列に連結される)およびトランスポザーゼがトランスポソーム複合体を形成する、トランスポソームベースの方法を使用して調製され得る。そのトランスポソーム複合体は、溶液中の標的核酸をフラグメント化およびタグ化して、配列決定機に供する準備ができた(sequencer-ready)タグメンテーションしたライブラリーを生成するために使用される。そのトランスポソーム複合体は、固体表面上に(例えば、その2つの末端配列のうちの一方の5’末端において追加されたビオチンを通じて)固定化され得る。固定化トランスポソームの使用は、実習(hannds-on)および全体的なライブラリー調製時間、コスト、および試薬の必要条件を低減する、サンプルインプットの必要条件を低下させる、ならびにライブラリー調製の出発点として未精製または分解したサンプルの使用を可能にすることによって、液相アプローチを超える顕著な利点を提供する。均一なフラグメントサイズおよびライブラリー収量を生じる固体表面上のトランスポソームの固定化のための例示的な転移手順およびシステムは、WO2014/108810およびWO2016/189331(これらの各々は、その全体において本明細書に参考として援用される)に詳細に記載される。
【0006】
PCT公開番号WO2016/189331およびUS 2014/093916A1に記載されるある種のビーズベースのタグメンテーション方法において、トランスポソームは、ビオチン-ストレプトアビジン相互作用を使用して、磁性ビーズに結合される。プロトコルのその後のPCR増幅工程の間に、ビオチン-ストレプトアビジン結合は、熱変性によって破壊され、それによって、ビオチン化タグメンテーション生成物が溶液へと放出される。目的の配列とのアンプリコン、または標的アンプリコンは、所望であれば、例えば、ハイブリダイゼーション捕捉によって富化され得、配列決定され得る。
【0007】
しかし、固定化トランスポソームを使用してタグメンテーションによって調製されるライブラリーが、一般的ハイブリダイゼーション捕捉法を使用してゲノムのある種の領域に関して富化される場合、例えば、溶液ベースのトランスポソームアプローチを使用して生成されるライブラリーに関する富化と比較して、ゲノムにおけるある種の領域に関してより低いリード富化が達成され得る。
【0008】
さらに、支持体に結合したトランスポソーム複合体の安定性は、トランスポソーム複合体を支持体に接続するために使用されるリンカー構築物に依存して変動する。貯蔵時にまたはライブラリー調製の間に複合体が支持体から除去される場合、得られたライブラリーの品質および効率が影響を及ぼされる。従って、改善された安定性を有する固定化トランスポソーム複合体およびタグメンテーションライブラリー生成の改善された効率、翻って、得られたライブラリーの増大したリード富化を示す関連法が必要である。得られたライブラリーのリード富化を改善する組成物および方法もまた、必要である。
本開示は、改変されたリンカーおよび構成要素の配置を有する支持体に結合したトランスポソーム複合体に関する。本開示は、このような改変された複合体を使用して、配列決定する準備ができた核酸ライブラリーを生成するための方法および組成物を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
国際公開第2014/108810号
国際公開第2016/189331号
米国特許出願公開第2014/093916号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0010】
要旨
本開示は、核酸を処理するための方法、組成物、およびキット(固体支持体上のトランスポソーム複合体を使用してDNAをフラグメント化およびタグ化するための方法および組成物を含む)に関する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
菊川深蒸し茶わり
18日前
杏林製薬株式会社
PCR用溶液
2か月前
東洋紡株式会社
酵素の製造方法
6日前
池田食研株式会社
納豆菌発酵液
今日
杏林製薬株式会社
核酸検出用PCR溶液
2か月前
株式会社明治
細菌の検出方法
2か月前
株式会社島津製作所
溶血試薬
2か月前
テルモ株式会社
多段培養容器
1か月前
国立大学法人大阪大学
組成物
1か月前
株式会社シバタ
微生物培養用の交換装置
1か月前
学校法人麻布獣医学園
ブタ心臓組織標本
1か月前
東洋紡株式会社
マウス組換え抗体の生産性向上
17日前
個人
培養システム
2か月前
東ソー株式会社
免疫グロブリン結合性タンパク質
2か月前
本田技研工業株式会社
培養装置
1か月前
株式会社豊田中央研究所
材料評価方法
1か月前
テルモ株式会社
サンプリングキット
1か月前
本田技研工業株式会社
藻類回収装置
1か月前
テルモ株式会社
サンプリングキット
1か月前
イチビキ株式会社
下痢・軟便の予防・軽減素材
2か月前
東ソー株式会社
多能性幹細胞由来細胞集団の製造方法
2か月前
サッポロビール株式会社
アルコール飲料
3か月前
新東工業株式会社
培養装置
3日前
本田技研工業株式会社
培養システム
1か月前
ヤマモリ株式会社
γ-アミノ酪酸含有発酵液の製造方法
1か月前
株式会社MARS Company
善玉菌増殖方法
7日前
国立大学法人大阪大学
新規ポリヌクレオチド
1か月前
花王株式会社
リパーゼ変異体
1か月前
国立大学法人山梨大学
キメラタンパク質
17日前
学校法人近畿大学
柿を用いた酒類の製造方法
6日前
加藤嘉八郎酒造株式会社
清酒の製造方法、および清酒
2か月前
花王株式会社
リパーゼ変異体
1か月前
タカラバイオ株式会社
変異型SARS-CoV-2の検出方法
2か月前
タカラバイオ株式会社
変異型SARS-CoV-2の検出方法
2か月前
タカラバイオ株式会社
変異型SARS-CoV-2の検出方法
2か月前
タカラバイオ株式会社
変異型SARS-CoV-2の検出方法
2か月前
続きを見る
他の特許を見る