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公開番号2024133714
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-02
出願番号2024112533,2020085058
出願日2024-07-12,2020-05-14
発明の名称画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240925BHJP(電気通信技術)
要約【課題】アプリ選択画面のアプリボタンに対してユーザの意図しないボタン並べ替えを実行してしまう可能性を低減することができる画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供する。
【解決手段】画像処理装置100は、複数のアプリの夫々を実行するためのアプリボタンを複数ページに分けて、画像処理装置の操作部に表示されるアプリ選択画面に表示すると共に、ユーザによるページ切替操作に応じてアプリ選択画面のページを切り替えるメニュー機能部207と、アプリボタンの少なくとも1つを優先表示する条件であるボタン優先事象を検知すると、アプリボタンの表示順を変更するボタン表示順制御部208と、を含む。メニュー機能部207は、ページ切替操作があった後にボタン優先事象が検知されアプリボタンの表示順が変更された場合、アプリ選択画面のボタンを並び替えることなく維持する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のアプリを有する画像処理装置であって、
前記複数のアプリの夫々を実行するためのアプリボタンを複数ページに分けてアプリ選択画面に表示すると共に、ユーザによるページ切替操作に応じて前記アプリ選択画面のページを切り替える画面制御手段と、
前記アプリボタンの少なくとも1つを優先表示する条件であるボタン優先事象を検知する検知手段と、
前記検知手段により前記ボタン優先事象が検知された場合、前記アプリボタンの表示順を変更する変更手段とを備え、
前記画面制御手段は、
前記ページ切替操作がない状態で前記ボタン優先事象が検知されて前記アプリボタンの表示順が変更された場合、前記変更された表示順に従い、前記アプリ選択画面をボタン並び替え、
前記ページ切替操作があった後に前記ボタン優先事象が検知されて前記アプリボタンの表示順が変更された場合、前記アプリ選択画面をボタン並び替えることなく維持することを特徴とする画像処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に搭載される多くのアプリをアプリ選択画面において選択可能に表示する画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、複合機等の画像処理装置には多くのアプリケーション(以下、アプリ)が搭載されている。ここで言うアプリには、例えばコピーやファックス、PCからの印刷データをプリントするアプリなどが含まれる。
【0003】
画像処理装置に搭載されるアプリが多くなるに伴い、画像処理装置の操作部に表示されるアプリ選択画面中のアプリボタンの数も増加し続けており、アプリボタンの数が増えて一画面に全てのアプリボタンを表示できない場合もある。このような場合、アプリ選択画面を複数画面(複数ページ)用意し、フリック等の操作によってページを切り替えて所望のアプリボタンを選択できるようにしている。
【0004】
一方、アプリボタンの数が増えることは、ユーザにとっては自分が操作したいアプリを見つけるまでに時間がかかることにも繋がる。そこで、画像処理装置の状態に応じて、アプリ選択画面に表示されるアプリボタンを並び替える技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
例えば、画像処理装置のスキャナに特定の用紙サイズの原稿が置かれていた場合には、その原稿に関連するアプリボタンの表示順位が上位となるようアプリ選択画面に表示されるアプリボタンを並び替える。また、画像処理装置とネットワークを介して接続された外部装置から印刷ジョブが投入された場合には、印刷ジョブに関するアプリボタンの表示順位が上位となるようアプリ選択画面に表示されるアプリボタンを並び替える。これにより、アプリ選択画面において、ユーザが希望するアプリボタンに素早く辿り着くことが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-117158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の技術のような画像処理装置の状態に応じたアプリ選択画面のアプリボタンの並び替えが、ユーザにとって意図しない並び替えであった場合、かえってユーザに混乱を与えてしまう。
【0008】
例えば、ユーザが、アプリ選択画面に対するフリック等の操作によりページ遷移した結果、実行しようとする所望のアプリボタンを見つけたとする。その後、ユーザが、その所望のアプリボタンを押下する前に画像処理装置のスキャナに特定の用紙サイズの原稿を置くと、それによってアプリボタンの並べ替えが行われてしまう。その結果、ユーザが実行しようとした所望のアプリボタンがアプリ選択画面の別のページに移動してしまい、ユーザは再度、所望のアイコンを探さなければならなくなるという問題が発生する。特許文献1では、かかる問題に関して考慮されていない。
【0009】
よって本発明は、アプリ選択画面のアプリボタンに対してユーザの意図しないボタン並べ替えを実行してしまう可能性を低減することができる画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の請求項1に係る画像処理装置は、複数のアプリを有する画像処理装置であって、前記複数のアプリの夫々を実行するためのアプリボタンを複数ページに分けてアプリ選択画面に表示すると共に、ユーザによるページ切替操作に応じて前記アプリ選択画面のページを切り替える画面制御手段と、前記アプリボタンの少なくとも1つを優先表示する条件であるボタン優先事象を検知する検知手段と、前記検知手段により前記ボタン優先事象が検知された場合、前記アプリボタンの表示順を変更する変更手段とを備え、前記画面制御手段は、前記ページ切替操作がない状態で前記ボタン優先事象が検知されて前記アプリボタンの表示順が変更された場合、前記変更された表示順に従い、前記アプリ選択画面をボタン並び替え、前記ページ切替操作があった後に前記ボタン優先事象が検知されて前記アプリボタンの表示順が変更された場合、前記アプリ選択画面をボタン並び替えることなく維持することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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