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公開番号
2024133711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-02
出願番号
2024112244,2021522152
出願日
2024-07-12,2019-07-03
発明の名称
生体適合性の加熱先端部を有する物体を備えた装置
出願人
アックスモックス
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61H
39/06 20060101AFI20240925BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】発明は、しわ、目の周りのクマおよびセルライトの治療における本装置の美容的使用にも関する。最後に、本発明は静脈瘤の治療および/または脊椎痛の症状に関連する症候群およびこれらの様々な症状に関連する疼痛、特に腰痛または慢性頚部痛および関連する投射痛の治療における本装置の使用に関する。
【解決手段】本発明は、生体適合性の鋭いもしくは尖った加熱先端部を有する物体(2)を備え、かつ少なくとも1種の強磁性体、物体(2)の加熱先端部の温度の上昇を引き起こすために強磁性体の磁場を導くことができる磁場発生器(3)、および物体(2)の加熱先端部の温度を制御するための装置(4)を備える装置(1)に関する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
-少なくとも1種の強磁性体(9)を含む、生体適合性の尖ったまたは鋭い加熱刺鍼法針を含む物体(2)、
-前記物体(2)の前記加熱刺鍼法針の温度の上昇を引き起こすために前記強磁性体の磁場を導くのに適した磁場発生器(3)、および
-前記物体(2)の前記加熱刺鍼法針の温度を制御するための装置(4)
を備え、
前記磁場発生器(3)が前記物体(2)が垂直に通される開口部を含み、皮膚(5)に配置するのを目的とした、丸く平らな形状を有し、
前記物体(2)の下部は、患者の皮膚に挿入されるように、前記磁場発生器(3)の下に突出し、かつ、
前記物体(2)の上部は、前記磁場発生器(3)の上から突出していることを特徴とする装置(1)。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記磁場発生器(3)は絶縁材で作られたシェルから形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置(1)。
【請求項3】
前記磁場発生器(3)は伝導体で作られたシェルから形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置(1)。
【請求項4】
前記磁場発生器(3)は、10mm~100mmの範囲の直径を有することを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の装置(1)。
【請求項5】
前記磁場発生器(3)の前記開口部は0.1mm~10mmの範囲の直径を有することを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の装置(1)。
【請求項6】
前記物体(2)の前記加熱刺鍼法針は鋭いことを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の装置(1)。
【請求項7】
前記物体(2)の前記加熱刺鍼法針は尖っていて円筒状であることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の装置(1)。
【請求項8】
前記強磁性体(9)は前記物体(2)全体に存在することを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の装置(1)。
【請求項9】
前記物体(2)は少なくとも部分的に絶縁材(10)の層で覆われていることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の装置(1)。
【請求項10】
前記物体が垂直に通される開口部を含む前記皮膚(5)に配置するのを目的とした断熱性もしくは加熱性ディスク(6)をさらに備えることを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載の装置(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は医学、特に従来の中国医学において治療手段として灸療法が適応となるどんな生理病理学的臨床設定であっても、刺鍼法または灸療法などの従来の治療で使用することができる生体適合性の尖った鋭い加熱先端部を有する物体を備えた装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【0002】
本発明は特に小じわ、クマおよび表面のセルライトの美容治療または静脈瘤の治療および/または脊椎痛臨床設定に関連する症候群およびこれらの各種臨床設定に関連する疼痛、特に腰痛または慢性頚部痛およびそれらの投射痛の治療で使用することができる。
【背景技術】
【0003】
刺鍼法または灸療法は伝統的な中国医学と関連している伝統的な治療技術である。刺鍼法は程度の差こそあれ細い針を用いる、「ツボ」と呼ばれる皮膚(真皮、表皮、皮下組織)の正確な領域の刺激からなる。灸療法はツボの熱による刺激からなる。これらの技術は多くの用途、特に関節障害、皮膚炎、急性もしくは慢性痛などの多くの障害の治療またはサポートのために使用することができる。
【0004】
これらの従来の技術の使用は時として欠点を有する。特に灸療法の場合、一方では皮膚を熱傷させる高いリスクが存在し、他方では有害であり得る相当かつ不快な煙の放出が存在する。さらにこの技術は、加熱される領域の温度を正確に制御することができない。
【0005】
最後に灸療法は、吸煙フードが利用可能でない限り、あるいは有毒であり得るどんな煙も放出しないモグサを使用しない限り、煙の放出が原因で閉鎖空間(例えば職場または軌道ステーション)では使用することはできない。
【0006】
従って、安全で信頼でき、かつ実用的な使用を保証するために、この技術を変える必要がある。
【0007】
国際公開第95/20935号明細書は、外部熱源と、針の長さ全体にわたって熱導体の形態でその針の中に組み込まれている加熱するための手段とを備えた加熱刺鍼法針を提案している。針の上部にある加熱システムのおかげで熱の印加により、加熱システムに沿った針の先端部への熱伝導による移動およびこの針の長さ全体にわたってこの針を通るこの熱の放射が得られる。
【0008】
この技術の第1の欠点は、それがいくつかの連続した層を含む針を強要するため製造が難しいという点にある。第2の欠点は、加熱する手段を形成するために実現される各種層は、熱または電気の繰り返しの印加により、その使用に対して危険性を示す短絡のリスクにより急速に劣化する可能性があるという点にある。最後に、この技術は当該針の先端部における温度の正確な制御を可能にしない。
【0009】
中国特許第20276168号明細書は、温度を誘導により制御する灸療法システムについて記載している。但しこの明細書は、「外部」灸療法、すなわち皮膚の表面でのみ使用するものに関する。従って体内に印加される温度を正確に制御する方法は存在しない。
【0010】
従って、従来の技術を改良することを可能にする新しい加熱装置が必要とされている。
【発明の概要】
(【0011】以降は省略されています)
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