TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024133708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-02
出願番号
2024112115,2023024779
出願日
2024-07-12,2017-07-06
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社三洋物産
代理人
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20240925BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】遊技機の管理を好適に行うことが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】主制御基板61には設定キー挿入部68aが設けられており、当該設定キー挿入部68aに設定キーを挿入してON操作を行った状態でパチンコ機10への動作電力の供給を開始させることによりパチンコ機10の設定状態を変更することが可能となる。パチンコ機10の設定状態に応じて少なくとも低確率モードにおける大当たり結果の当選確率が変動する。また、管理用IC66において遊技の履歴情報が記憶され、演算タイミングとなることで当該履歴情報を利用して遊技履歴の管理結果が演算される。この管理結果は報知用表示装置69a~69cにて表示されるとともに表示状態は維持される。また、報知用表示装置69a~69cでは設定値の変更が行われる場合にそれに対応する表示が行われ、異常状態の報知が行われる場合にはそれに対応する表示が行われる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
開閉可能に設けられた遊技機前面体と、
所定検知手段と電気的に接続され、遊技に対する遊技価値を付与するための処理を実行する遊技価値付与手段と、
前記遊技価値付与手段と電気的に接続され、所定の処理を実行する処理実行手段と、
を備える遊技機において、
前記遊技価値付与手段は、
前記遊技価値を付与するための処理に用いられる情報であって、前記所定検知手段の検知に対して参照される情報である参照用情報を記憶する第1参照用情報記憶手段と、
本遊技機への電力の所定の供給が開始された後であって遊技を進行させるための所定処理の実行を開始する前に、前記第1参照用情報記憶手段に記憶されている参照用情報に対応した参照用情報信号を前記処理実行手段に対して送信する第1送信手段と、
前記所定検知手段による検知に基づいて取得された情報に基づく所定情報信号を前記処理実行手段に対して送信する第2送信手段と、
前記遊技機前面体が開放されて所定状態が発生した場合に所定状態信号を前記処理実行手段に対して送信する第3送信手段と、
本遊技機への電力の所定の供給が開始された後に、所定期間が経過するまで処理の進行を待機させる手段と、
所定契機が発生していることに基づいて、本遊技機への電力の所定の供給が開始された後であって前記所定処理の実行を開始する前に、所定記憶領域の情報の消去処理を実行する手段と、
本遊技機への電力の所定の供給が開始された後であって前記所定処理の実行を開始する前に、前記所定記憶領域が正常であるか否かを判定するための所定判定処理を実行する手段と、
を備え、
前記所定判定処理にて前記所定記憶領域が正常ではないと判定された場合、それに対応する処理が実行される構成であり、
前記所定判定処理にて前記所定記憶領域が正常であると判定された場合、その後に前記第1送信手段による前記参照用情報信号の送信が実行される構成であり、
前記処理実行手段は、
前記遊技価値付与手段から送信された前記参照用情報信号に対応した参照用情報を記憶する第2参照用情報記憶手段と、
前記第2送信手段から送信された前記所定情報信号、及び前記第2参照用情報記憶手段に記憶された参照用情報に基づいて、前記所定の処理を実行する実行手段と、
前記実行手段による前記所定の処理の処理結果に関する情報である処理結果情報を記憶する処理結果情報記憶手段と、
前記第3送信手段から送信された前記所定状態信号を受信した場合にそれに対応する情報を記憶する手段と、
を備え、
前記遊技価値付与手段は、遊技の進行を制御する主制御手段であり、
前記処理実行手段は、演出の実行を制御する演出制御手段であり、
遊技の進行制御が停止される所定の事象が発生している状況であっても前記遊技価値付与手段からの前記参照用情報信号の送信が行われる構成であり、
前記第1送信手段は、前記所定期間が経過した後であって前記所定契機が発生している場合には前記消去処理が実行された後に、前記参照用情報信号を前記処理実行手段に対して送信する構成であり、
前記所定の処理は、遊技を行うために使用される価値の付与とは異なる処理であることを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示(約 5,500 文字)
【背景技術】
【0002】
遊技機としてパチンコ遊技機やスロットマシンなどが知られている。例えば、パチンコ遊技機は、遊技者に付与された遊技球を貯留する皿貯留部を遊技機前面部に備えており、当該皿貯留部に貯留された遊技球が遊技球発射装置に案内されて、遊技者の発射操作に応じて遊技領域に向けて発射される。そして、例えば遊技領域に設けられた入球部に遊技球が入球した場合に、例えば払出装置から皿貯留部に遊技球が払い出される。また、パチンコ遊技機においては、皿貯留部として上側皿貯留部と下側皿貯留部とを備えた構成も知られており、この場合、上側皿貯留部に貯留された遊技球が遊技球発射装置に案内され、当該上側皿貯留部にて余剰となった遊技球が下側皿貯留部に排出される(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、スロットマシンでは、メダルがベットされている状況でスタートレバーが操作されて新たなゲームが開始される場合に制御手段にて抽選処理が実行される。また、抽選処理が実行された場合には制御手段にて回転開始制御が実行されることによりリールの回転が開始され、当該リールの回転中にストップボタンが操作された場合には制御手段にて回転停止制御が実行されることによりリールの回転が停止される。そして、リールの回転停止後の停止結果が抽選処理の当選役に対応したものである場合には、当該当選役に対応した特典が遊技者に付与される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-261415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記例示等のような遊技機においては遊技が好適に行われる必要があり、この点について未だ改良の余地がある。
【0006】
本発明は、上記例示した事情等に鑑みてなされたものであり、遊技が好適に行われるようにすることが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべく請求項1記載の発明は、開閉可能に設けられた遊技機前面体と、
所定検知手段と電気的に接続され、遊技に対する遊技価値を付与するための処理を実行する遊技価値付与手段と、
前記遊技価値付与手段と電気的に接続され、所定の処理を実行する処理実行手段と、
を備える遊技機において、
前記遊技価値付与手段は、
前記遊技価値を付与するための処理に用いられる情報であって、前記所定検知手段の検知に対して参照される情報である参照用情報を記憶する第1参照用情報記憶手段と、
本遊技機への電力の所定の供給が開始された後であって遊技を進行させるための所定処理の実行を開始する前に、前記第1参照用情報記憶手段に記憶されている参照用情報に対応した参照用情報信号を前記処理実行手段に対して送信する第1送信手段と、
前記所定検知手段による検知に基づいて取得された情報に基づく所定情報信号を前記処理実行手段に対して送信する第2送信手段と、
前記遊技機前面体が開放されて所定状態が発生した場合に所定状態信号を前記処理実行手段に対して送信する第3送信手段と、
本遊技機への電力の所定の供給が開始された後に、所定期間が経過するまで処理の進行を待機させる手段と、
所定契機が発生していることに基づいて、本遊技機への電力の所定の供給が開始された後であって前記所定処理の実行を開始する前に、所定記憶領域の情報の消去処理を実行する手段と、
本遊技機への電力の所定の供給が開始された後であって前記所定処理の実行を開始する前に、前記所定記憶領域が正常であるか否かを判定するための所定判定処理を実行する手段と、
を備え、
前記所定判定処理にて前記所定記憶領域が正常ではないと判定された場合、それに対応する処理が実行される構成であり、
前記所定判定処理にて前記所定記憶領域が正常であると判定された場合、その後に前記第1送信手段による前記参照用情報信号の送信が実行される構成であり、
前記処理実行手段は、
前記遊技価値付与手段から送信された前記参照用情報信号に対応した参照用情報を記憶する第2参照用情報記憶手段と、
前記第2送信手段から送信された前記所定情報信号、及び前記第2参照用情報記憶手段に記憶された参照用情報に基づいて、前記所定の処理を実行する実行手段と、
前記実行手段による前記所定の処理の処理結果に関する情報である処理結果情報を記憶する処理結果情報記憶手段と、
前記第3送信手段から送信された前記所定状態信号を受信した場合にそれに対応する情報を記憶する手段と、
を備え、
前記遊技価値付与手段は、遊技の進行を制御する主制御手段であり、
前記処理実行手段は、演出の実行を制御する演出制御手段であり、
遊技の進行制御が停止される所定の事象が発生している状況であっても前記遊技価値付与手段からの前記参照用情報信号の送信が行われる構成であり、
前記第1送信手段は、前記所定期間が経過した後であって前記所定契機が発生している場合には前記消去処理が実行された後に、前記参照用情報信号を前記処理実行手段に対して送信する構成であり、
前記所定の処理は、遊技を行うために使用される価値の付与とは異なる処理であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、遊技が好適に行われるようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態におけるパチンコ機を示す斜視図である。
パチンコ機の主要な構成を分解して示す斜視図である。
遊技盤の構成を示す正面図である。
遊技領域を流下した遊技球の排出に関する構成を説明するための説明図である。
主制御装置の正面図である。
パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
当否抽選などに用いられる各種カウンタの内容を説明するための説明図である。
主側ROMに記憶されている各種テーブルを説明するための説明図である。
主側CPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される設定値更新処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行されるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される特図特電制御処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される特図変動開始処理を示すフローチャートである。
主側CPUに入球検知センサの検知結果が入力されるようにする構成を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される入球検知処理を示すフローチャートである。
払出制御装置及び当該払出制御装置との間で通信を行う各種装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。
払出側CPUにて実行されるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
管理用ICの電気的構成を説明するためのブロック図である。
管理側I/Fの入力ポートの構成を説明するための説明図である。
対応関係用メモリの構成を説明するための説明図である。
履歴用メモリの構成を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される管理処理を示すフローチャートである。
(a)~(d)第1~第15バッファと信号の種類との対応関係の情報が対応関係用メモリに格納される様子を示すタイムチャートである。
主側CPUにて実行される管理用出力処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される履歴設定処理を示すフローチャートである。
(a)~(e)履歴用メモリに履歴情報が格納されていく様子を示すタイムチャートである。
主側CPUにて実行される設定値更新信号の出力処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される表示出力処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される表示用処理を示すフローチャートである。
(a)主側CPUにて実行されるデータ出力用処理を示すフローチャートであり、(b)管理側CPUにて実行される外部出力用処理を示すフローチャートである。
第2の実施形態における主側ROMに記憶されている各種テーブルを説明するための説明図である。
第3の実施形態における別保存用メモリの構成を説明するための説明図である。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される繰り返し変更の監視処理を示すフローチャートである。
第4の実施形態における主側CPUにて実行される繰り返し変更の監視処理を示すフローチャートである。
第5の実施形態における管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
第6の実施形態における履歴用メモリの構成を説明するための説明図である。
管理側CPUにて実行される履歴設定処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
第7の実施形態における履歴用メモリの構成を説明するための説明図である。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
第8の実施形態における履歴用メモリの構成を説明するための説明図である。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される履歴設定処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される表示出力処理を示すフローチャートである。
第9の実施形態における管理側I/Fの入力ポートの構成を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される管理処理を示すフローチャートである。
(a)~(h)第1~第12バッファと信号の種類との対応関係の情報が対応関係用メモリに格納される様子を示すタイムチャートである。
第10の実施形態における各入球検知センサの検知結果を主側CPU及び管理用ICに送信する信号経路の構成を説明するためのブロック図である。
第11の実施形態における主制御装置の正面図である。
MPUの制御に基づき第1~第4報知用表示装置において各種表示を行うための電気的な構成を説明するためのブロック図である。
管理側CPUにて実行される表示用処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される設定値更新処理を示すフローチャートである。
(a)遊技履歴の管理結果が表示される場合における第1~第4報知用表示装置の表示態様を説明するための説明図であり、(b)パチンコ機の設定状態が変更される場合における第1~第4報知用表示装置の表示態様を説明するための説明図である。
(a)~(h)第1~第4報知用表示装置が表示状態となる様子を示すタイムチャートである。
(a)第12の実施形態における第1報知用表示装置の構成を説明するための説明図であり、(b)第2報知用表示装置の構成を説明するための説明図である。
第1~第4報知用表示装置にて遊技履歴の管理結果を表示する場合及びパチンコ機の設定状態を変更することが可能な変更可能状態であることを表示する場合における第1報知用表示装置及び第2報知用表示装置の表示内容を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される設定値更新処理を示すフローチャートである。
第13の実施形態における異常表示エリアの構成を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される異常設定処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される異常表示用処理を示すフローチャートである。
第14の実施形態における主側CPUにて実行される管理用出力処理を示すフローチャートである。
別形態における主側CPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
以下、遊技機の一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」という)の第1の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1はパチンコ機10の斜視図、図2はパチンコ機10の主要な構成を分解して示す斜視図である。なお、図2では便宜上パチンコ機10の遊技領域PA内の構成を省略している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
笛玩具
5か月前
個人
運動補助具
3か月前
個人
ブロック玩具
4か月前
個人
テニス練習機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
5か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る