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公開番号
2024133700
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-02
出願番号
2024111809,2022076230
出願日
2024-07-11,2019-05-10
発明の名称
映像の符号化及び復号のための映像の分割方法及びその装置
出願人
サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04N
19/119 20140101AFI20240925BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】映像の効率的な分割を介し、映像を低ビットレートで符号化及び復号する方法及び装置を提供する。
【解決手段】映像の復号方法は、第1符号化ブロック、及び第1符号化ブロックに対応する第2符号化ブロックを決定する段階と、第1符号化ブロックの大きさが所定サイズ以下であるならば、ビットストリームから、第1分割形態モード情報及び第2分割形態モード情報を獲得する段階と、第1分割形態モード情報に基づき、第1符号化ブロックの分割モードを決定し、第2分割形態モード情報に基づき、第2符号化ブロックの分割モードを決定する段階と、第1符号化ブロックの分割モードに基づいて決定された第1カラー成分の符号化ブロック、及び第2符号化ブロックの分割モードに基づいて決定された第2カラー成分の符号化ブロックを復号する段階と、を備える。
【選択図】図23
特許請求の範囲
【請求項1】
映像の復号方法において、
第1カラー成分の第1符号化ブロックの大きさが第1所定サイズより大きければ、前記第1符号化ブロックと第2カラー成分の第2符号化ブロックとを同じ分割モードによって分割する段階と、
前記第1符号化ブロックの大きさが前記第1所定サイズ以下であれば、ビットストリームから前記第1符号化ブロックに係わる第1分割形態モード情報及び前記第2符号化ブロックに係わる第2分割形態モード情報を獲得する段階と、
前記第1分割形態モード情報から確認された第1分割モードによって前記第1符号化ブロックを分割する段階と、
前記第2分割形態モード情報から確認された第2分割モードによって前記第2符号化ブロックを分割する段階と、
前記第1符号化ブロックの分割結果として獲得される第3符号化ブロックの分割情報が非分割を示すと、前記ビットストリームから獲得される情報に基づいて前記第3符号化ブロックを復号する段階と、
前記第2符号化ブロックの分割結果として獲得される第4符号化ブロックの分割情報が非分割を示すと、前記ビットストリームから獲得される情報に基づいて前記第4符号化ブロックを復号する段階と、を含むが、
前記第3符号化ブロックの前記分割情報が分割を示すと、前記第3符号化ブロックは、クアッド分割モード、バイナリー分割モード及びターナリー分割モードのうちいずれか1つによって少なくとも1つの下位符号化ブロックに分割され、
前記第3符号化ブロックの大きさが第2所定サイズと同一である場合、前記クアッド分割モード、前記バイナリー分割モード及び前記ターナリー分割モードのうちいずれか1つは、前記第3符号化ブロックに対して許容されず、
前記第1所定サイズは、64である、映像の復号方法。
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【請求項2】
映像の符号化方法において、
第1カラー成分の第1符号化ブロックの大きさが第1所定サイズ以下であれば、前記第1符号化ブロックを第1分割モードによって分割し、第2カラー成分の第2符号化ブロックを第2分割モードによって分割する段階と、
前記第1符号化ブロックの分割結果として獲得される第3符号化ブロックを分割しないと決定した場合、前記第3符号化ブロックを符号化する段階と、
前記第2符号化ブロックの分割結果として獲得される第4符号化ブロックを分割しないと決定した場合、前記第4符号化ブロックを符号化する段階と、
前記第1分割モードを示す第1分割形態モード情報、前記第2分割モードを示す第2分割形態モード情報、前記第3符号化ブロックの符号化結果、及び前記第4符号化ブロックの符号化結果を含むビットストリームを生成する段階と、を含むが、
前記第1符号化ブロックの大きさが前記第1所定サイズより大きければ、前記第1符号化ブロックと前記第2符号化ブロックは同一の分割モードによって分割され、
前記第3符号化ブロックを分割することを決定した場合、前記第3符号化ブロックは、クアッド分割モード、バイナリー分割モード及びターナリー分割モードのうちいずれか1つによって少なくとも1つの下位符号化ブロックに分割され、
前記第3符号化ブロックの大きさが第2所定サイズと同一である場合、前記クアッド分割モード、前記バイナリー分割モード及び前記ターナリー分割モードのうちいずれか1つは、前記第3符号化ブロックに対して許容されず、
前記第1所定サイズは、64である、映像の符号化方法。
【請求項3】
プロセッサによって実行される場合、ビットストリームを生成し、生成されたビットストリームを伝送する動作をプロセッサが実行するようにするプログラムを記録した記録媒体において、前記動作は、
第1カラー成分の第1符号化ブロックの大きさが第1所定サイズ以下であれば、前記第1符号化ブロックを第1分割モードによって分割し、第2カラー成分の第2符号化ブロックを第2分割モードによって分割する段階と、
前記第1符号化ブロックの分割結果として獲得される第3符号化ブロックを分割しないことを決定した場合、前記第3符号化ブロックを符号化する段階と、
前記第2符号化ブロックの分割結果として獲得される第4符号化ブロックを分割しないことを決定した場合、前記第4符号化ブロックを符号化する段階と、
前記第1分割モードを示す第1分割形態モード情報、前記第2分割モードを示す第2分割形態モード情報、前記第3符号化ブロックの符号化結果、及び前記第4符号化ブロックの符号化結果を含む前記ビットストリームを生成する段階と、
前記生成されたビットストリームを伝送する段階と、を含むが、
前記第1符号化ブロックの大きさが前記第1所定サイズより大きければ、前記第1符号化ブロックと前記第2符号化ブロックは同一の分割モードによって分割され、
前記第3符号化ブロックを分割することを決定した場合、前記第3符号化ブロックは、クアッド分割モード、バイナリー分割モード及びターナリー分割モードのうちいずれか1つによって少なくとも1つの下位符号化ブロックに分割され、
前記第3符号化ブロックの大きさが第2所定サイズと同一である場合、前記クアッド分割モード、前記バイナリー分割モード及び前記ターナリー分割モードのうちいずれか1つは、前記第3符号化ブロックに対して許容されず、
前記第1所定サイズは、64である、記録媒体。
【請求項4】
請求項2に記載の映像の符号化方法によって生成されたビットストリームを伝送する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像の符号化分野及び復号分野に係り、さらに具体的には、映像の効率的な符号化及び復号のための映像の分割方法及びその装置に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
高解像度及び高画質の映像を再生、保存することができるハードウェアの開発により、高解像度及び高画質の映像を効果的に符号化及び復号することができるコーデック(codec)の必要性が増大している。
【0003】
最近、そのような高解像度及び高画質の映像を効果的に符号化するための方法が提案されている。例えば、符号化する映像を任意的方法で処理した後、映像を符号化する方法が提案されている。
【0004】
映像を符号化するために、多様なデータ単位が利用され、そのようなデータ単位間に包含関係が存在しうる。映像符号化に利用されるデータ単位の大きさを決定するために、多様な方法により、データ単位が分割され、映像特性によって最適化されたデータ単位が決定された後、映像の符号化及び復号が行われうる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一実施形態よる、映像の分割方法及びその装置は、映像の効率的な分割を介し、映像を低ビットレートで符号化及び復号することを技術的課題にする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態による映像の復号方法は、映像から分割された第1カラー成分の第1符号化ブロック、及び前記第1符号化ブロックに対応する第2カラー成分の第2符号化ブロックを決定する段階と、前記第1符号化ブロックの大きさが所定サイズ以下であるならば、ビットストリームから、前記第1符号化ブロックに係わる第1分割形態モード情報、及び前記第2符号化ブロックに係わる第2分割形態モード情報を獲得する段階と、前記第1分割形態モード情報に基づき、前記第1符号化ブロックの分割モードを決定し、前記第2分割形態モード情報に基づき、前記第2符号化ブロックの分割モードを決定する段階と、前記第1符号化ブロックの分割モードに基づいて決定された第1カラー成分の符号化ブロック、及び前記第2符号化ブロックの分割モードに基づいて決定された第2カラー成分の符号化ブロックを、前記ビットストリームから獲得される情報に基づいて復号する段階と、を含んでもよい。
【発明の効果】
【0007】
一実施形態による映像の分割方法及びその装置は、映像の効率的な分割を介し、映像を低ビットレートで符号化及び復号することができる。
【0008】
ただし、一実施形態による映像の分割方法及びその装置が達成することができる効果は、以上で言及したところに制限されるものではなく、言及されていない他の効果は、以下の記載から、本開示が属する技術分野で当業者に明確に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本明細書において引用される図面について、さらに十分に理解するために、各図面の簡単な説明が提供される。
一実施形態による映像復号装置のブロック図である。
一実施形態による映像符号化装置のブロック図である。
一実施形態により、映像復号装置が現在符号化単位を分割し、少なくとも1つの符号化単位を決定する過程を図示する図面である。
一実施形態により、映像復号装置が非正方形の形態である符号化単位を分割し、少なくとも1つの符号化単位を決定する過程を図示する図面である。
一実施形態により、映像復号装置がブロック形態情報及び分割形態モード情報のうち少なくとも一つに基づき、符号化単位を分割する過程を図示する図面である。
一実施形態により、映像復号装置が奇数個の符号化単位のうち所定符号化単位を決定するための方法を図示する図面である。
一実施形態により、映像復号装置が現在符号化単位を分割し、複数個の符号化単位を決定する場合、複数個の符号化単位が処理される順序を図示する図面である。
一実施形態により、映像復号装置が、所定順序で符号化単位が処理されえない場合、現在符号化単位が、奇数個の符号化単位に分割されることを決定する過程を図示する図面である。
一実施形態により、映像復号装置が第1符号化単位を分割し、少なくとも1つの符号化単位を決定する過程を図示する図面である。
一実施形態により、映像復号装置が第1符号化単位が分割されて決定された非正方形状の第2符号化単位が所定条件を満足する場合、第2符号化単位が分割されうる形態が制限されることを図示する図面である。
一実施形態により、分割形態モード情報が、4個の正方形状の符号化単位に分割されることを示すことができない場合、映像復号装置が正方形状の符号化単位を分割する過程を図示する図面である。
一実施形態により、複数個の符号化単位間の処理順序が、符号化単位の分割過程によっても異なることを図示した図面である。
一実施形態により、符号化単位が再帰的に分割されて複数個の符号化単位が決定される場合、符号化単位の形態及び大きさが変わることにおり、符号化単位の深度が決定される過程を図示する図面である。
一実施形態により、符号化単位の形態及び大きさによっても決定される深度、及び符号化単位区分のためのインデックス(PID:part index)を図示する図面である。
一実施形態により、映像に含まれる複数個の所定データ単位により、複数個の符号化単位が決定されたところを図示する図面である。
一実施形態により、映像に含まれる基準符号化単位の決定順序を決定する基準になるプロセシングブロックを図示する図面である。
一実施形態により、符号化単位が分割されうる形態の組み合わせが映像ごとに互いに異なる場合、それぞれの映像ごとに決定されうる符号化単位を図示する図面である。
一実施形態により、バイナリー(binary)コードによっても表現される分割形態モード情報に基づき、決定されうる符号化単位の多様な形態を図示する。
一実施形態により、バイナリーコードによっても表現される分割形態モード情報に基づいても決定される符号化単位の他の形態を図示する図面である。
ループフィルタリングを行う映像の符号化システム及び復号システムのブロック図を示した図面である。
一実施形態による符号化単位の分割方法について説明するための図面である。
一実施形態による符号化単位から変換単位を決定する方法について説明するための図面である。
一実施形態による映像復号方法について説明するための順序図である。
一実施形態による映像符号化方法について説明するための順序図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施形態によれば、映像の復号方法において、映像から分割された第1カラー成分の第1符号化ブロック、及び前記第1符号化ブロックに対応する第2カラー成分の第2符号化ブロックを決定する段階と、前記第1符号化ブロックの大きさが所定サイズ以下であるならば、ビットストリームから、前記第1符号化ブロックに係わる第1分割形態モード情報、及び前記第2符号化ブロックに係わる第2分割形態モード情報を獲得する段階と、前記第1分割形態モード情報に基づき、前記第1符号化ブロックの分割モードを決定し、前記第2分割形態モード情報に基づき、前記第2符号化ブロックの分割モードを決定する段階と、前記第1符号化ブロックの分割モードに基づいて決定された第1カラー成分の符号化ブロック、及び前記第2符号化ブロックの分割モードに基づいて決定された第2カラー成分の符号化ブロックを、前記ビットストリームから獲得される情報に基づいて復号する段階と、を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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